雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

河童橋に向かって

2007年08月11日 | 長野散策
田代湿原と穂高連峰の撮影をようやく切り上げて田代池へと向かいます
田代池の周辺でもレンゲツツジが咲いていました
田代池の水は湧き水なので濁っていなかった

いい写真が撮れそうな予感

       


        

上高地に入るのがいつもは早朝
大正池から入って撮影しながら歩くと、この田代池に至るのが大抵は午前7時過ぎ
その時間だと逆光
田代池の良いショットはそういえばなかった
今回は、朝突然思い立っての上高地
田代池に着いたのは午前10時過ぎ
逆光にならず、背後の山もちゃんと撮影出来ました
やっぱり撮影には時間帯を考えるのがいいらしい
当たり前のことを再認識しました

    

川面に映るレンゲツツジを撮影

        





再び探索道に戻って上流を目指します

        

今回も川沿いの道を選択
途中でみえる焼岳を再び撮影
いや~今回はよく焼岳を撮りました

        


       

昔の護岸杭がいいアクセントになりました


田代橋までたどり着き、一休み
ここからの穂高連峰も定例の撮影ポイント

    

六百岳も逆光にならずいい感じで撮影できました

    

道沿いにレンゲツツジが咲いていました
思わず近寄って接写

    
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田代池に向かって

2007年08月10日 | 長野散策
大正池を越えそのまま道なりに先へ進むと田代池に至ります
白砂の先は再び林間道

林間道の入り口に観光客の方々が作ったケルンの様なものが
山行の無事を祈って石を積み上げる風習
雪だるまも一つ石を積みました

    

先月訪れた時はまだまだ新芽だったシダも順調に成長していました

    

木漏れ日の日差しも強く、緑豊かな上高地の自然を照らしています

        

大正池から歩くこと5分程度で再び穂高連峰を眺めることができる場所に到着

       

前日まで雨だったので、道は所々水路になっていて足場を探しながら歩く人の列が続いています

ふと左右を見ると赤い花が咲いていました
レンゲツツジです

平地よりも一月ほど遅れで、上高地も初夏を迎えてたようです

田代湿原に到着
レンゲツツジと穂高連峰のコラボとなっていました

    


        

レンゲツツジの美しさに感謝
思わず夢中で撮影

    


    


    


        

30枚も撮影してしまいました

    
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大正池を巡る

2007年08月09日 | 長野散策
        

池に立つ枯木
これも天然記念物
普段は逆さ映りして美しいのですが、本日は流れが速く逆さ映りしません

大正池の撮影ポイントとして多くのカメラマンが選ぶ場所は大正池ホテルから降りた白砂
早朝には三脚の列ができます

    

左を見ると焼岳

    







    

右を見ると岳沢

    

なるほどの場所です


この白砂から先へは林間道
木々の間を流れる支流を楽しみながら進めます

    

道も木の橋
ロケーションは最高ですよ

    

所々に撮影ポイントもあります
ここは有名なスポット

    



この先に再び白砂があります
こちらは倍以上の大きさの白砂
雨の降る時には一面を水が流れ通行止めとなる場所です

ここからの景色も良いです
観光シーズンともなると、ここでお弁当を広げるツアー客の姿も

    

この角度から見ると焼岳が噴火した時に溶岩流が流れ出た爪痕がはっきりと見えます

        


    
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晴天の大正池

2007年08月08日 | 長野散策
特に予定のなかった休日
早朝に目を覚ますと晴天
何気にインターネットで天気予報を検索すると晴れ
これは何処かに出掛けなければ!

さっそく何処に行こうか思案
中々思い浮かばず悩んでいると...
ふっと「そういえば今年は晴天の上高地を撮っていない」
そう思い立って、一路上高地へ向かうことにしました

    

平湯温泉まで約3時間
アカンダナ駐車場に到着です
向かっている時には暑い雲に被われていたので心配したのですが、駐車場に到着したら雲もどこかにいってしまい、希望通りの晴天

    

早朝までは雨だったのかアスファルトは濡れていて朝日で湯気が立っています

バスを20分ほど待って乗り、いよいよ上高地へ出発

    

大正池には9時過ぎに到着
早朝の霧も撮りたかった!
というのは贅沢すぎます
年に一度会えるかどうかの晴天です
贅沢言うものじゃありません

湖畔に降り立つと眼前に焼岳
前日までの雨で森の緑も鮮やか

    

増水していて、湖面は濁っていたのが残念

        

何故か大正池と繋がれたボートとのショットがお気に入り
この写真以外にも何枚も撮影しています

    

レンズを広角ズームから標準ズームに切り替えて撮影を続行

撮影を終えて後で確認したら、今回は焼岳を沢山撮っていました

    

大抵は岳沢側の方が撮影枚数は多いのですが
青空の美しさと焼岳の荒々しさが作り出す風景がとっても気に入ってしまったらしいです

    


    
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大日山日龍峰寺2

2007年08月07日 | 岐阜散策
日龍峰寺の規模は京都の清水寺の1/5程度
規模が小さいので階段も角度がきつい
リードをはずしたワンコがヘコヘコと上がっていきます

        

犬にとってこの階段は岩登りみたいなものでしょう
上まで登ってからもう一度舞台を撮ろうと思い直し、ワンコをリードで縛って階段を下りると...
「連れてってよ」
と眼で訴えられました

        

それではと、ワンコを連れて「みたらしの霊水」へと向います
本殿の裏にある「みたらしの霊水」

        

まずはワンコに水をあげます
美味そうに飲んで足元に纏わりつきます

今回はペットボトルを用意していたのでそれにみたらしの霊水を入れました
入れ物がない方は前回も紹介した入れ物が100円で売っています

    

みたらしの霊水は岩の洞戸
広角で見上げて撮ってみました
少しは分かるかな?

        


        

ここは何か霊的なものでもあるのでしょうか?
雪だるまは全く霊感がありませんのでさっぱり分かりませんでしたが、ワンコは野生の本能で感じるのか尻尾が垂れていて、目を離すとここから逃げようとします

    



舞台の方に戻ってきました
登ってきた階段から千枚桧を見下ろします
案外この角度が一番いいかも

        


    

いろんな角度から千枚桧を撮って楽しみました

        

短い時間でしたが、撮影を楽しみ日龍峰寺本堂を後にすることにしました

階段を降りて舞台を見上げます

        


素朴な風景
案外お気に入りかも

    


さあ帰りましょ

        
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大日山日龍峰寺

2007年08月06日 | 岐阜散策
大日山日龍峰寺に再び訪れました
ボディが替わり、レンズも今回は広角を使用
前回と少し変わった写真が撮れればと思っての再訪

        

この鐘楼も前回は50mm単焦点だったので撮影に苦労した思い出があります

        

楼に上がり鐘を突くと、周囲の山に木霊
赤とんぼでも飛んでいればそれなりのシチュエーションになったかも?

鐘楼から薬師堂・多宝塔方面を撮影

    

他に観光客もおらず静寂に包まれています

薬師堂も前回と同じ位置で撮影
でも広角の為ちょっと印象が変わった写真になったと思います

    


        

北条政子が寄進した多宝塔
時の流れをものともしない木造建築の粋

        

柵に囲まれていて近づくことは出来ませんが、その重厚さはヒシヒシと感じることが出来ます

多宝塔から坂を下ると、本堂
千本桧と大日山日龍峰寺が木々の隙間から見えてきます

    

前回訪れたのは2月の末頃
あの頃より緑が増し、山を背景に舞台が映えていました

千本桧もちょっとだけ様変わり

        

写真では解かりづらいですが、垂れ下がった枝が払われ全体的にすっきりした印象になりました

前回は出来なかった全景撮影
広角の楽しさを味わいます

    


    

訪れたのは午後2時ごろ

お昼を食べていなかったのでお腹が鳴っています
足元のワンコも食べ物クレクレ
バックの中にあった飴をあげると、一瞬で飲み込んでしまいました
それは舐めるものだよ!

    

今回は建物を大量に撮影

    

ただ単に広角なので撮影しやすかっただけ
でも、ご満悦

前回よりも水量が多いのか、水車のスピードが速い

    

逆光だったので、モノクロ撮影で効果を狙ってみました

    

さあて、そろそろ本堂に上がってみますか

    
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平安神宮

2007年08月05日 | 京都散策
スイレンの花が撮りたいな
せっかく京都にきているのだから何処にしようか
悩んだあげく真っ先に思いついた平安神宮に行くことにしました

    

訪れた時に降っていた雨も止み、青空ものぞく様になってきました

蒼龍楼のアップ

    

この角度からのアップは撮ったことがなかったのですが、なかなかいい感じに撮れました

何枚か楼の写真を楽しみ、白虎楼から庭園に入りました

        

南神苑と西神苑と見学して、今回の目的であるスイレンの咲いている中神苑に向いました

    

湖面に所々スイレンが咲いていました

    

スイレンの北斗七星?

無機質な感がある湖面にスイレンがいいアクセントになっています
スイレンを撮るなら望遠
水の中に入っていくのも何ですから、岸辺から望遠で狙うのが一番

レンズを交換する前に臥龍橋を撮影
春の桜の時期は通ることが出来なかったので橋を渡るのを楽しみにしていたのです

        

橋の上からスイレンを撮って楽しみました

        

スイレンはドアップよりも葉を入れたほうが美しいんじゃないかと雪だるまは考えています

        


    


        

たっぷりと撮ってから東神苑へと至りました

泰平閣は当然撮影

    

泰平閣で暫し水面を流れる風を楽しみ平安神宮を後にすることにしました

    



表まで出てみると、人力車が並んでいました
雪だるまは一度も乗ったことがないのですが、一度くらいは体験してみたいなと思います

並んでいる人力車をパチリ

        
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晴明神社

2007年08月04日 | 京都散策
安倍晴明
孝元帝の皇子大彦命の御後胤
幼い頃から非常に賢明な人物で多くの道に秀でていたと伝えられている人物

平安時代に天文陰陽博士として活躍した人物です

ちょっと昔は知る人ぞ知る人物でしたが、夢枕漠の小説でブレイク
映画も作られちょっとした時の人になった時期もありました

実在の安倍晴明は映画のような妖術を駆使する人物ではなく、朱雀帝から村上、冷泉、円融、花山、一条、の六代の天皇の側近として仕えた有能な官僚だったそうです

村上帝に仕えていた時に唐へ渡って伯道仙人の神伝を受け、
帰国後、これを元に日本独特の陰陽道を確立したことから映画のような印象を持つ人も多いのかもしれません

    

晴明神社は安倍晴明の屋敷跡に造られた神社
御所の西、堀川通り一条にひっそりとあります
陰陽師ブームで意外と訪れる人が多く、近くには変なグッズショップまであります

ここは桔梗が咲くことでも有名
桔梗を尋ねて参拝しました

    

境内には所々に桔梗が咲いていました

    



日常生活の基準となる年中行事や、暦術、占法は安倍晴明が作り出したもの
五方星が厄除けになるとの言い伝えもこの時作られました

晴明井も五方星で模られています

    

千利休が茶の湯に使ったとの言い伝えもある水が湧き出しています
ちょっと一服して水を頂きました



一服後参拝

    

厄除けと無病息災を祈願して晴明神社を後にしました

        
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伏見稲荷

2007年08月03日 | 京都散策
稲荷神を祀る全国約4万社の稲荷神社の総本宮
京都は伏見区に伏見稲荷はあります

この稲荷神社
車での参拝は慣れていないと難しい
東福寺から南へおよそ1キロ
地図で見るとそんなに難しくは思えないのですが...

伏見稲荷前の道は北への一方通行
車で行くなら龍谷大学の通りまで下ってから琵琶湖疏水を渡り北上するしかありません


    

伏見稲荷の歴史は711年までさかのぼります
その年の2月壬午の日に、伊侶具秦公が勅命を受けて伊奈利山三ヶ峯(今の稲荷山)に三柱の神を祀ったのが始まりだそうです

全国の稲荷の総本山だけあって楼門は立派
朱塗りの門が晴れ始めた空に映えました

        

でも何故かモノクロ撮影


本殿脇を通過し先へと進みます

    

1300年以上の歴史をもつ伏見稲荷
歩けば撮影スポットに出会えますよ

朱塗が美しい建物があちらこちらに
その辺りを撮影するのも面白いのですが
本日の目的は千本鳥居
もっとも伏見稲荷らしい場所へと向います

    

斎場から右へ折れるとうっそうとした木々の間に鳥居が見えてきました
全長4キロにもおよぶ鳥居の道のスタート地点

        

元宮祭の準備中でした

この先が千本鳥居
密集した鳥居が美しい場所です
ただし、とにかく暗い
晴天ならともかく普通は薄暗くちゃんと撮りたければ三脚が必須です

    

訪れる方も多く、シャッターチャンスが難しかった
F11・25秒

チャンスというよりも偶然に賭けての撮影

    

時々観光客が現れてお化け撮影になってしまいました

    

朱色が目に眩しすぎると思ってモノクロ撮影

        

でもやっぱりカラーの方がよかったかな

鳥居は、神社などにおいて神域と人間が住む俗界を区画するもの
つまり、結界
神域への入口を示してもいます
鳥居の起源については諸説がありますが、よく判っていないのが実態

鳥居の形には明神鳥居と神明鳥居とがあります
伏見稲荷の鳥居は明神鳥居

    

笠木があって(上の屋根の様な横木)額束(中央の額)があるのが明神鳥居
横木のみで額束がないのが神明鳥居


千本鳥居から先は立派な鳥居の参道が続きます

        

鳥居の奥、熊鷹社が見えてきました

        

本日の目的はここまで
稲荷山を巡る参道がありますが、一周するのに2時間以上必要
時間が無かったのと、蒸し暑かったのとでここまでとしました

新池を眺めて伏見稲荷紀行は終わりとします

    


    

お参りして伏見稲荷を後にしました

        
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金剛輪寺、三重塔他

2007年08月02日 | 滋賀散策
休憩していた場所から三重塔の姿を僅かに確認できます

        

三重塔は本堂大悲閣より以前の建立

        

長い間放置され荒廃していたものを昭和49年に復元

        

風格と佇まいは創建当時そのままの様な感じだろうと思ってしまいました

        



三重塔、五重塔
とにかく撮影が苦手
どう撮ったらいいアングルになるのか?
ちっとも分かりません
今回の撮影も四苦八苦
非常に悩みますね
結論が出ないままとりあえず広角でアオッてみました

        



帰路につく前に本堂裏を一周
本堂裏の石垣にサツキが未だ咲いていました
微笑ましいその姿に思わずパシャ

    



帰路は再び地蔵様達がお見送りしてくれました

    


        
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金剛輪寺、本堂大悲閣

2007年08月01日 | 滋賀散策
        

ようやく本堂に到着
石段の最上部、二天門が見えてきました

一歩一歩石段を登ります
アジサイが二天門に彩りを添えていました

    

二天門は室町時代の建立
創建当時は二階建てだったそうで、八脚門と呼ばれる楼門でした
江戸時代に二階部分を取り壊して現在の姿になったそうです

門には巨大な草鞋が掛けてありました

    


二天門をくぐるとようやく本堂がお目見えしました

    

本堂大悲閣は鎌倉時代の建立
鎌倉時代の代表的な建築様式で建てられています

貴族社会から武家社会へと歴史の主役が交代し、雅から実直へと世代交代した気風が生んだのでしょう

    

質実剛健という言葉が似合う本堂でした

    

本堂の周囲は楓で覆われています
きっと紅葉の時期は素晴らしい景色をみせてくれるでしょう

    


    


ぐるっと本堂を見学して二天門脇の休憩所で一休み
見渡すと木々の間でアジサイが咲き誇っていました

        

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