雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

晴明神社

2007年08月04日 | 京都散策
安倍晴明
孝元帝の皇子大彦命の御後胤
幼い頃から非常に賢明な人物で多くの道に秀でていたと伝えられている人物

平安時代に天文陰陽博士として活躍した人物です

ちょっと昔は知る人ぞ知る人物でしたが、夢枕漠の小説でブレイク
映画も作られちょっとした時の人になった時期もありました

実在の安倍晴明は映画のような妖術を駆使する人物ではなく、朱雀帝から村上、冷泉、円融、花山、一条、の六代の天皇の側近として仕えた有能な官僚だったそうです

村上帝に仕えていた時に唐へ渡って伯道仙人の神伝を受け、
帰国後、これを元に日本独特の陰陽道を確立したことから映画のような印象を持つ人も多いのかもしれません

    

晴明神社は安倍晴明の屋敷跡に造られた神社
御所の西、堀川通り一条にひっそりとあります
陰陽師ブームで意外と訪れる人が多く、近くには変なグッズショップまであります

ここは桔梗が咲くことでも有名
桔梗を尋ねて参拝しました

    

境内には所々に桔梗が咲いていました

    



日常生活の基準となる年中行事や、暦術、占法は安倍晴明が作り出したもの
五方星が厄除けになるとの言い伝えもこの時作られました

晴明井も五方星で模られています

    

千利休が茶の湯に使ったとの言い伝えもある水が湧き出しています
ちょっと一服して水を頂きました



一服後参拝

    

厄除けと無病息災を祈願して晴明神社を後にしました

        
コメント (2)
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