雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

諏訪大社下社秋宮

2007年08月18日 | 長野散策
諏訪市
旧中仙道と甲州街道の分岐点に諏訪大社下社秋宮はあります

    

諏訪大社は諏訪湖の南北に二社ずつ、四ケ所に鎮座する変わった形の神社
上社として、本宮と前宮
下社として、春宮と秋宮

建御名方神は大国主神と高志河比売神の御子神
八坂刀売神は妃神

下社には御二柱に併せて御兄神八重事代主神を祀っています
一般には上社に男神、下社に女神



訪れたのは早朝
霧が峰のニッコウキスゲを撮りに行ったのですが、ビーナスラインへと向う途中にあるのと小雨が降っていたのでやり過ごす為もあって立ち寄りました

        

鳥居から先、境内に入ると正面の大きな杉がまず目に留まります
ネイリの杉と呼ばれるこの杉は、樹令700年
天にむかってそびえています

その奥、神楽殿では早朝の大祓いが行われていました

    

    

神楽殿は三方切妻造り

    

神楽殿をぐるりと回りながら撮影

    



神楽殿の後ろに幣拝殿

    

工匠は諏訪出身の初代立川和四郎富棟

軒やその周辺には見事な彫刻が彫られていました
これは、当時の流行だったそうです

        

彫刻はとても優しい感じがする造り

特に見事だったのは、拝殿内部の彫刻
竹と鶴が一木彫されていて見事でしたよ

    



帰りに駐車場に向う途中でびっくりする事がありました
神社によくある参拝前に手を洗う所
普通は石の水受に柄杓が置いてあって...
そこまでは一緒なのですが...
ここの水はなんと温泉
御神湯と名付けられていて、湯気が立っていました
湯はかなり熱く、手を洗うのが大変な温度
手洗いの水が温泉なんて初めてでした

        
コメント
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