かつて
高架下のエルドラドとよばれる一帯があった

南海トラフを震源域とする巨大地震などに備えるため
大阪市が耐震化工事を実施

ナトリウムの外灯が
薄オレンジで彩った一帯は

無機質な
工事中を示す鉄板に囲われ
高架下を歩くことすら出来なくなった

阪急京都線と
阪急神戸線の高架下

遮蔽壁の隙間から覘いたそこは

かつての風景を失い
ただの高架下になってしまっていた

そして
高架下のエルドラドの象徴であった
チャップリンの壁画は
姿を消した


向かいのピエロハーバーの店内だった場所も
柱に僅かに残る色彩が
虚しく残されるのみである

高架下のエルドラドとよばれる一帯があった

南海トラフを震源域とする巨大地震などに備えるため
大阪市が耐震化工事を実施

ナトリウムの外灯が
薄オレンジで彩った一帯は

無機質な
工事中を示す鉄板に囲われ
高架下を歩くことすら出来なくなった

阪急京都線と
阪急神戸線の高架下

遮蔽壁の隙間から覘いたそこは

かつての風景を失い
ただの高架下になってしまっていた

そして
高架下のエルドラドの象徴であった
チャップリンの壁画は
姿を消した


向かいのピエロハーバーの店内だった場所も
柱に僅かに残る色彩が
虚しく残されるのみである

工事は終了でしょうか。
これでは、お店とか無理ですね。
もう高架下の有効利用はされない、
いや、させないのでしょうか。
殺風景なコンクリートのままだったら、誰も中津を訪れなくなるでしょうね。
最近東京でも、高架下を再開発するケースが増えてきましたです
事情は異なるでしょうが、東京の御徒町や中目黒の高架下は再開発され沢山の人が集まる場所に生まれ変わったようです
聞いた事もなかった街ですが
想像すると高架下に、一杯飲み屋とか
定食屋などがあったように思いますが
どうなんでしょう?
きっと大阪天満のようにカオス的だったに
違いありませんね
基本的にはこの界隈の再使用は
しない方針の様だと感じました
元々この界隈の高架下は
通路のような存在で
店舗よりも工場や車庫、事業所の方が多かったのは確かです
そんな感想を持ちました
中津の魅力だったエキゾチックな風景
もう見ることは無いでしょうね
今回紹介した中津ではいささか事情が異なるようです
ちなみにこちら、大阪駅から徒歩でも15分程度の場所ですが
周囲には店舗が少なく、住宅街とオフィス街が周囲にあるだけです
おそらく再開発は無いでしょうね
駅だと一駅とすぐ近くです
大阪駅と淀川に挟まれた一角です
昔からの文化住宅密集地で
飲食店よりもオフィスが多い地域でもあります
点々と飲食店もありますが
まあそんな程度の寂れた町なんです