外村宇兵衛邸
外村与左衛門との共同事業で商売のノウハウを学び
独立して商いを始めたのが商家としての最初
呉服類の販売を中心に商圏を広げました
近江を代表する豪商
こちらでも雛人形が展示してあります
さて
前々回に記した雛人形の並べ方ですが
(男雛と女雛の並び方です)
元々、日本では古来「左」が上の位
だから伝統的な並べ方は男雛が左
京都などでは今でも左に男雛を並べます
明治時代に入り
西洋式が取り入れられるようになると
様相が変わり
大正天皇は即位式で右に立っています
その後昭和天皇も公式行事などで皇后と並ぶ時
右側に立つようになり
そこから、雛人形の内裏の男雛も右に置くようになったという事
作庭当時、神崎郡内一番の庭と評された庭園が
ガラス戸越しに見え
すぐにでも覗いてみたくなります
雛人形の中には壇飾りになっていないものも
増改築が繰り返された邸宅
2階にも上がれます
庭園には台所から外へ
庭園は松を配し
池泉回遊式庭園
苔に覆われた庭園
差し込む日差しが紋様を作り出し
庭園の素晴らしさを引き立てていました
今度は緑の季節に訪れてみたいと思います
なんとも壮観なひな壇に
圧倒されます。
近江は水路もあり
一度ゆっくり訪れたいところです。
お庭にも広さ、余裕がありますね。
二枚目の写真の水場、
なんかいい感じですね。
一体、何人いるの
桜や橘もあって丁寧なつくり…
こんな豪華なのは、なかなかお目にかかれませんね。
立派ですね~。
でも、段飾りになっていない雛壇が、今回一番の驚き(笑)
でもって、これが一番好き(笑)
物語の一頁のようで、妄想が・・・・・もとい、想像が膨らみます(笑)
平安貴族の宴を思わせる様相に、もしかしたら、昔はこれが普通だったのかも・・・・・と少しだけ思いましたよ。
ここ五個荘に訪れています
近年ただ大きいひな壇が各地で公開されていますが
このひな壇、昔からの伝統的なひな壇だそうで
最初からこの大きさで作られたもの
寄せ集めでは出せない魅力がありました
五個荘も近江も
琵琶湖東岸は用水が多い地域です
一度如何ですか?
庭園も歩く事が出来るのでお勧め
作庭は近代的ですが
見る角度によってはドキッとする構図もありますよ
用水が張り巡らされた地域ですから
この辺りの旧家には家内に用水を引き込み
水洗い場として利用していたようで
懐かしい昔の暮らしが想像できそうでした
元々この大きさで設計されたひな壇で
寄せ集めでないので、圧倒される美しさがありましたよ
これだけ大きいのはなかなか見ることが出来ないので
とっても得した気分になれました
まあ一般家庭では飾る場所が...
こういうのは眺めるのが一番ですね
創作雛です
物語の絵巻を模しているようで
見慣れた壇飾りと違って
おおって感じですね