雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

宝塔寺

2008年04月04日 | 京都散策
藤原基経が創建したと伝えられる寺院
創建は平安時代

源氏物語にも登場する寺院です

藤原基経が創建した当時は真言宗極楽寺と称していた

    

日蓮宗妙顕寺派
深草山宝塔寺

創建当時の
極楽寺であったころは大伽藍を連ねる寺院であった
南は瑞光寺辺りまで
北側は稲荷山南嶺の丘陵地一帯までは寺領であったとか

        

しかし
鎌倉時代になると衰退している
寺名が宝塔寺と改められたのはこの頃
当時の住職であった良桂が日蓮宗日像上人と出会い
法論の末、宗派を日蓮宗に改めたといいます

   

創建当時の建物は応仁の乱で焼失し
再興は天正18年

        

観光客が訪れる事は滅多にない寺院
この日も雪だるまの他は誰もいませんでした

    

京都市内最古といわれる多宝塔があることで有名

      

多宝塔を眺め
振り返ると
青空の向う、雪雲がまた近づいてきています

   

    

宝塔寺
伏見稲荷から徒歩15分程度
近くに行かれた方
ついでに訪れてみるのも良いかも?

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4 コメント

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Unknown (RKROOM)
2008-04-04 23:33:27
 神成立派な寺社とお見受けします。
 でも、人少ないんですね。

 ひっそりとしたその場所に朱に輝く立派な山門(山門・・・・・でいいのかな?)
 見に行かないなんて、もったいないですね。
返信する
大雲寺 (deco)
2008-04-05 00:42:20
ここ、総門をくぐってすぐ左手にある大雲寺さんという
塔頭寺院がありますが、何かご存知ですか?

以前に訪れた時に、すっごく気になったのですが
拝観可能なのか、不可なのかが全然判断できなかったのです。
門前においてあったパンフレットだけ戴いてきたのですが、
とてもよさげなお庭がありそうでした。
返信する
RKROOMさんおはようございます (雪だるま)
2008-04-05 06:39:43
ここ
観光寺院ではありません
どちらかというと
町の中、どこにでもある寺院という感じです
京都ですので
そこはそれ立派なのですが
近所の方しか訪れないような寺院でした
返信する
decoさんへ (雪だるま)
2008-04-05 06:42:27
大雲寺ですか
参道の左手にありますね
雪だるまが訪れた時には住職の方が庭にいらして
拝観謝絶というわけではないようですが
庭園拝観のような事はしていない雰囲気でした
あえて拝観希望をしませんでしたが
もしかしたら見せてくれるかもしれませんよ
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