雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

風見鶏の館

2012年05月09日 | 兵庫散策
神戸の異人館街における
シンボル的な建物といえば
こちらの風見鶏の館だろう



建築設計は
ドイツ人建築家
ゲオルグ・デ・ラランデ



元はドイツ人の貿易商
ゴッドフリート・トーマス氏の自宅であった





異人館街に数多く現存する建物は
異国情緒を漂わせているものの
資材は日本で調達しているため
木造建築物が多いが



こちらは煉瓦の外壁
石積玄関等々
唯一の外観を持つ建物である



館内も
広い室内と高い天井
これまで紹介したどの建物よりも
雄大な造りである



館の名前の由来ともなっている風見鶏は
北野町の象徴であり
異人館の代名詞ともなっている



館内はドイツ伝統様式であるのだが



どこか違う雰囲気も混じっていて
文化の交流が本格的に始まった時代に
この建物が建築されたことを
強く印象付けてくれる

コメント (12)
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