雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

相楽園

2012年05月20日 | 兵庫散策
元三田藩士
小寺泰次郎



幕末の混乱期に実業家として活躍した人物



実業家として財を成し
明治時代末期に落成した
広大な土地を所有する邸宅である



元々は「蘇鉄園」と称し
敷地の一角には蘇鉄の園もある



総面積は19,566㎡
池泉回遊式の日本庭園が見事である



1941年
神戸市に寄贈された折
園の名を
中国易経の一節
「和悦相楽」からとり
相楽園と名を変えている



創建当時の屋敷は
神戸大空襲で大半が焼失し
西洋風の旧小寺家厩舎を残すのみであり



現在庭園内に見る
旧ハッサム住宅は北野町から
船屋形が垂水区から
それぞれ移築され



相楽園会館と
茶室「浣心亭」は
迎賓施設として新たに建築され
今日見る姿になっている



早春の頃
この庭園を歩いてみた
コメント (16)
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