雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

くろ谷さん2

2008年12月26日 | 京都散策
くろ谷
金戒光明寺を訪れた人は皆
ひとつ不思議に思うことがある

    

それが城郭構造
このお寺
どう見ても寺院の造りではない

       

山門に至る道はさながら古城
その石堤に驚かされる

      

まるで城塞
身の丈を越える
巨石の石塁

   




       

それには訳がある
ここは徳川家康が造営した京都守護職が居た地でもあった

   

  

豊臣政権が終わり徳川政権へと移行して間もない京都の地
治安と公家の動向を探る為
歴代の京都守護職が訪れている

    

幕末にはこの金戒光明寺が駐屯地となったことでも有名

  

会津藩主松平容保公
幕末の文久2年
京都守護職に就任したことで
ここ、金戒光明寺は
京都守護職会津藩の本陣となる

  

幕末の京都で一番名を馳せたのが新撰組

    

隊長の近藤勇もこの寺院で松平公に拝謁している

   

幕末の歴史の一ページとしての顔も持つ金戒光明寺
お帰りにはカエルが見送りしてくれます

    
コメント (8)
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