雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

慈受院

2008年12月08日 | 京都 特別公開
源氏物語「薄雲御所」ゆかりの門跡尼院
慈受院を訪れました

   

創建は1428年
足利義満の本妻であった日野栄子が
足利義満の遺言により
天皇家の菩提を弔うため建立したと云う

   


創建当時は慈受院とは呼ばれず
薄雲御所又は烏丸御所と呼称されていた尼寺
天皇家を弔うことから御所と呼ばれていた

   

上記の他に竹の内御所との呼び名もあった

    

創建当時から宮家との繋がりも厚く
宮家、摂関家から住持し尼門跡となった寺院
格式の高さは格別で伏見宮息女も入寺したと云われている

   

永く非公開を続けてきた寺院
今回特別拝観で訪れる機会があり
訪れた訳です

       

慈受寺は受難を繰り返し
応仁の乱の兵火
宝永の大火
など、数度に渡って焼失
京都市中を点々と移っている

   

現在の地へと移ったのは最近の事
大正8年
総持院を併合して現在の地で再興を果たしている

       

寺宝として源氏物語絵巻が現存している等
見所が多い慈受院

   

特別拝観に感謝しながら参拝しました
コメント (8)
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