或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

2次試験攻略法<案>(1)

2005-02-08 22:11:27 | 110 診断士2次試験攻略法
今日からこの”攻略法”シリーズを始めます。といっても合格してない人間の思いつきの案なんで、そこは軽く流してくださいね。それといつまで続くかもわかりませんし。(笑)

今日のテーマは、設問の制限文字数についてです。

いつかMECEの重要性を再認識したと書いたことがありますが、それじゃ設問に対応する与件の文章や語句をうまく拾えたとして、制限された文字数の中で、それを全部書くのか重要な項目に絞り込むのか悩むことがありますよね。

そこでH16年の設問の制限文字数と、各学校の模範解答における独立した因果数との関係をチェックしてみました。

写真の図がそのまとめですが、一つの因果当たりの平均が約36文字になりました。ちなみに”因果”とは、”~だから、~である”、”~とすべき、理由は~である”といった論拠のひとくくりと定義しています。また”独立した”とは、互いに関連がないことを示しています。

これをベースにすると、制限文字数が80字なら因果数は2~3、100字なら3、120字なら3~4必要ということになります。見方を変えれば、各設問に対する抽出すべき与件の必要関連因果数の目安が制限文字数から設定できる訳で、これがあるとアウトプットイメージを持ちながら与件を読めるのではないかと考えています。

今後模擬試験等でこの攻略法の妥当性を確かめていくつもりです。