或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

祝J1優勝

2012-11-27 05:45:55 | 450 スポーツ
やりましたねえ、サンフレッチェ広島が最終戦を待たずにJ1のリーグ優勝を決めてくれて。うーん、とても信じられないって感じ。といっても古葉監督率いる広島カープが雌伏26年の末にセリーグ優勝した時に比べればインパクトは少なくて、その分喜びもじわじわって感じだけど。というか自分がジジイになって感受性が薄れていることの方のが大きいか。

24日の対セレッソ大阪戦がホームでのラストゲーム。10日ぐらい前だったかな、娘からリクエストが。「お父さん、土曜日のサンフレの試合のチケットなんとかならない?」と。「そんなもの、いくらでも手に入るんじゃないの?」と言い返したら、「それがねえ、今回だけはチケットが完売なんだよね」と悲しそうな顔をしたものだから、いつもと違うシチュエーションに気づいて。

「サンフレのHPをチェックしていたら、お父さんの親戚の会社の広告が載ってたんだよね」と、やけに身近な話まで持ち込んできて。仕方なく従姉妹のケータイへ電話したら、「ぜんぜんないから探してみるけど、期待しないでね」との返事。それからしばらくして、試合の数日前だったかな、「2枚だけ、なんとか確保したから」と留守電にメッセージが残っていたのは。

調べると、確かに1位の広島が勝って2位の仙台が負ければ優勝が決まるけど、そんなにうまいこといく訳ないじゃんと、ポジティブな娘に呆れ果てていたのは事実。当日は、自分とカミさんは紅葉狩りで安芸の宮島へ。さすがに気になってハーフタイム終了ぐらいにヤフーでスコアをチェックしたら、なんと広島が3-0で勝っていて、逆に仙台は0-1で負けていた。

なんか嬉しくなってきて、数時間後にゲーム結果を確認すると広島の優勝が決まっていた。娘の予感も捨てたもんじゃないなと。あの辺鄙なビッグアーチに3万を越すサポーターが集まったと知ってさらにビックリ。娘が仲間達とドンちゃん騒ぎをしている間に、自分は帰宅してニュースや特番の録画に大忙し。Jリーグが発足した翌年に前期優勝したのが懐かしく想い出されて。あれから18年、当時のレギュラーだった森保が監督就任1年目で優勝したというのも、何か因縁めいたものを感じたかな。

BCP

2012-11-23 21:31:40 | 100 中小企業診断士
先週の土曜日は、毎年恒例で年2回開催される中小企業診断士の理論政策更新研修。なんて今年の7月の記事からコピペしているけど。診断士には資格更新のための要件があって、その中のひとつがこの座学。年2回開催され、5年間で5回以上受講しておかないとアウト。13時から開始された研修に欠席者がいなかったのは、さすがに皆の思いは同じということ。

最初の挨拶で、診断士制度の見直しが検討されているという話があった。もう少し専門性を持たせるとか、そんな内容。かつて工業と商業で分かれていた時代があったらしいけど、再びそういうすみ分けに戻るのかもしれない。確かに今の制度だと、浅く広くオールラウンドに知識を身につけるやり方なので、コンサルで即戦力として飯を食うには難しいだろうなとは思う。

自分にあてはめてみても、クライアントが製造業なら営業だろうが、開発だろうが、どんな業務領域でもどんと来いって感じだけど、小売店とかになると実務経験がないだけに、一般論ならアドバイスできるけど、専門的な話になると自信は持てないというのが正直なところ。だけど、どんな人でも最初からコンサルを職業としている訳ではないので、培った自己の専門性に診断士としてのオールラウンドな経営センスがプラスされれば、それはそれで良いのではという気がする。

この日の講演テーマはBCP(Business Continuity Plan)。ベタに訳せば“事業継続計画”。中小企業の話という意味では、少し無理があったかな。自分的には近年の災害で大きく振り回された経験を持つだけにリアリティがあり面白かった。例を挙げれば昨年の東日本大震災とタイの大洪水。サプライチェーンの破壊が身近でこんなに影響するとは。

その意味では、久しぶりに興味が湧くテーマだったので時間が経つのも速かった。だけどテーマがそれひとつというのは、いくらなんでも間延びしすぎ。皆退屈そうだったから。最低2テーマぐらいは準備して欲しい。とにかく会場に活気が感じられないから。これじゃモチベーションも下がるよなと。でもまあ残り3回受ければ終わりとクールに考えた方がいいのかも。

アオリイカ

2012-11-19 05:45:55 | 400 釣り
昨日はひとりで釣りへ。いつもは友人達と毎月1回、年間予約している遊魚船で土曜日に釣行しているので、日曜日というのはほとんど記憶にない。というのも、さすがに釣りもスポーツなので、ゴルフと同様に翌日けっこう体の節々が筋肉痛で痛かったりする。ゆっくり体を休めるという意味でも翌日に日曜日を控えた土曜日の方がスポーツをするには気分が楽だから。

それで何故日曜日だったかというと、たまたまアオリイカ狙いの遊魚船の乗り合いがこの日だったから。近所の港は広島でも遊魚船のメッカで10隻ぐらいは営業している。この時期の対象魚としては、ハマチ、鯛、ウマヅラハゲが多く、そんな中で珍しくアオリイカ狙いだったので、すかさず予約。以前に利用したことがあって、船も新しく清潔でキレイという印象があった。

アオリイカにこだわる理由は、昨シーズンにいつもの遊魚船で1度だけ狙いの日があったのだけど、たまたま出張で自分だけ参加できなかったから。家族にもウケがいいし、他の魚以上に思い入れがあるだけに残念だった。それで先月、今年1度っきりのアオリイカ狙いの日があり、意欲満々で望んだのだけど、結果はなんとボウズ。これにはガッカリだったなあ。

それからというもの、もうリベンジしたくてしようがなくて。それで当日の朝、船に乗り込むと客は10名でほぼ満席だった。アオリイカというのは擬似餌で誘うエギングと呼ばれる釣り方で、若者にも人気の釣り。客も半分はファッショナブルなヤングが多かったかな。しばらく走ると最初の魚場である大黒神島周辺へ。周りに船も多くて、期待十分で釣りを開始。ところがなんだな。

とにかくアタリが少ない。それでも船全体でなんとか3~4ハイぐらいは上がったかな。釣れていない自分は焦りが出てきたけど、喰いが悪いので魚場を山口県津和地島周辺へ移動。だけどここも同じ。こりゃだめかなと諦めかけた頃に、ようやく自分にアタリが。鈍くて最初は分からなかった。ゲットしたのが写真の胴長20cmの中型。なんかホッとしたなあ。結局この日は自分が釣り上げたのが最後。とにかく釣れて良かった。昨晩刺身にして食べたけど、身に厚みがあって美味しかったなあ。

イ・ボミ

2012-11-14 05:52:27 | 450 スポーツ
森田理香子に続いて、ゴルフのとてつもなくオジさんっぽい話の第2弾。先週の伊藤園レディスゴルフトーナメントで韓国の若手プレーヤーとしてすっかり有名になっているイ・ボミが、有村とのプレーオフを制して優勝した。今期2勝目で、賞金ランキングも4位に浮上。最近では日本人がなかなか勝てないせいなのか、外国人が優勝してもネットやTVとか新聞で取り上げられることがすっかりなくなっていて、今朝もスマホでヤフーとかひと通りチェックしたのだけど、彼女の優勝は分からなかった。

彼女は、スイングは男性っぽい正統派なのだけど、動きが滑らかなので印象としてはやさしい雰囲気。加えて美人だし、ラウンドの合間に垣間見せる表情もチャーミングで親しみが湧いてくる。だから男性ファンが多いのもうなづける。ラウンド中に「ボミちゃん、がんばって」なんて声援があると、ニコっと笑って答えてくれるらしい。いつか自分もチャンスがあればと思うけど。

今回の優勝なのだけど、紺と赤のアーガイルのセーターがとてもよく似合っている。面白いのは彼女のサンバイザー。“正官庄”というロゴが、これまた妙にフィットしていて。以前から気になっていたので調べたけど、“正官庄”というのは、韓国で最もメジャーな高麗人参のメーカーである韓国人参公社の名前。ここがスポンサーということは、韓国でも有名なのだろうなと。

彼女は2010年の韓国女子プロの賞金女王で、その笑顔のあいくるしさから“スマイルキャンディ”というニックネームまでついて、一躍メジャーになったらしい。翌年の2011年には、韓国と日本の両方大会に参戦という2足のわらじを履いたのだけど、スケジュールがハードなため優勝できず、今年はその反省を踏まえて日本に専念したことで成績がアップしたのだとか。

個人的に好みなのが、肥満の一歩手前ぐらいの彼女の体型。肩、太もも、ふくらはぎにしっかり筋肉がついているせいか、太っているというよりガッチリしてマッチョな感じなのだけど、そのムチムチ加減がたまらない。本人も太っていることを少し気にしているようだけど、プロゴルファーなんだし、気にすることはない。是非来年も日本に軸足を置いて戦ってほしいなあ。

帝釈峡

2012-11-11 07:24:27 | 890 広島
昨日はゴルフコンペで広島県三次市にある富士三次カントリークラブへ。早朝に自宅から愛車ロードスターで中国自動車道を北上。徐々に周囲の風景の中に黄色や赤色の木々が多くなっていくのが分かる。そういえば我が家のメインツリーであるハナミズキの赤い葉も、かなり散ってしまっている。最近幾度となく掃除がタイヘンとカミさんが愚痴をこぼしていたなと。

およそ1時間半でゴルフ場に到着。ゴルフのスコアは可もなし不可もなしってところでどうでもよいのだけど、。ラウンド中に話題となったのが紅葉の話。例年瀬戸内南部だと紅葉は11月下旬が見ごろなのだけど、北部のこの辺りになると今がちょうど良いらしい。近くの名所と言えば帝釈峡が有名。このあたりから、何かしら紅葉狩りをしたい気持ちがムズムズし始めて。

その日はスタートが8時と早かったこともあり、ラウンド後のパーティーが終了したのが午後3時半。これは十分に行けるなと。スマホのナビで目的地をセットして、三次ICから広島方面ではなく岡山方面へ入り約1時間。神竜湖の手前のパーキングエリアにさしかかると、いきなり大勢の観光客の姿が視界に入ってきて。つられるように駐車し、車から降りてひとしきり撮影を。

なるほどね、これは美しいなと。遊歩道の左右にもみじやかえでが咲き乱れている。最近の自分の好みは、赤一色ではなくて、赤、黄、緑が入り混じった色のコンビネーション。赤や黄によって緑の美しさが、緑や黄によって赤の美しさが引き出されてくる。この辺りは谷間のため日差しにムラがあるからだろうな。それにしても一足早くこの時期に楽しめたのが嬉しかった。

しばし堪能した後に帝釈峡で観光名所として最も有名な神竜湖へ。ところがここの紅葉はもう終わっていた。まあ写真もたくさん撮れたし、遅くなってもいけないと帰路を急いだけど。たまたま高速に乗る前に道の駅を見つけて、刺身用こんにゃくとわさびの葉漬けなんていう、渋い食材も買ったりして、ついでのプチ紅葉狩りとしては満足できたかな。


M:I Ghost Protocol

2012-11-05 05:44:33 | 350 映画
この間の海外出張時に、帰りのフライトで観た映画が「Mission Impossible ghost protocol」(2011年)。デルタ航空はこの数年でサービス設備を全面的に更新したみたいで、エコノミー席であってもディスプレイが個人用に設置されているし、加えて放映される映画の種類も実に多彩で、日本、米国、欧州、韓国、中国各々の国でのヒット作を、およそ100本程度揃えていた。

暇に任せて何本も鑑賞したのだけど、最初がこれ。若い人は知らないだろうなあ、元祖の「スパイ大作戦」を。調べると、1960年代後半から1970年代前半までフジテレビ系列で放映されていた。マッチに火がつくところから始まるテーマ映像と音楽がとても印象的だった。しかし、マッチって最近見ない。墓参りでロウソクに火をつける時も100円ライターしか使わないし。

実は今回は4作目にあたるのだけど、1作目はTUTAYAでレンタルして見た記憶がある。1996年の作品だから、もう16年も前かあ。2作目と3作目も観たいなと思いながらできずじまい。その意味では4作目にたまたま出会えてラッキーだった。シリーズにまた興味が湧いてきたから。内容的には昔の「スパイ大作戦」と比べると、圧倒的にアクションシーンが多いのが特徴。

今回も、ロシア、ドバイ、ムンバイと、イーサン・ハントとそのチームが世界狭しと活動するという定番のストーリー。自分的にはアクションはどうでもよくて、最先端技術を駆使して不可能な場所へ果敢に侵入していく、その緻密なトリックが面白くて。だけど、これだけスマホ等のエレクトロニクス技術が発達した現代になると、昔のような”あっと驚く”ことがなくなったかなあと。

それでぐっときたのがチームメイトでヒロインのジェーン・カーターを演じていたポーラ・パットン。ムンバイの御殿で開かれたパーティーへ乗り込んだ時のエメラルドグリーンのドレスが何とも言えずセクシーで。官能をそそるようなインド音楽が妙にシーンを盛り上げていたりして。頑強でもあり妖艶でもあるという、役どころの要素を兼ね備えていて素晴らしかった。

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