一昨日の日曜日、前に映画「大停電の夜に」の音楽担当として紹介した、ジャズサックス奏者、菊地成孔(きくち なるよし)のライブに行ってきました。きっかけは東京にいる息子のリコメンド。場所は広島市の繁華街のど真ん中、パルコの10Fにあるクラブクワトロ。ここは2001年にできたらしいけど、来るのは初めて。調べると、渋谷、大阪、名古屋、広島の4ヶ所にあるみたい。
入ってビックリしたのは、なかなか小洒落ていたこと。おそらく他と同じデザインなんでしょうね。広島のローカルテイストじゃないから。何回も来ている娘から、事前に情報を入手。客席の前半分が立席と聞いて恐ろしくなったけどイスが用意されていることを確認し一安心。やはりJ-POPの有名どころじゃないから。結局後方のテーブル付のベストな席を確保。
その時は客はまだまばら。広島で、しかもジャズで集まるのかな?と思いながらカミさんとハイボールを飲みながら待っていると、開演前には満席に。嬉しかったのが客層。若い人だらけ。中にはパラパラ私みたいな中年もいたけど。彼らはなかなか知的でファッショナブル。いいですね。広島にもこういう人達がいたんだ。捨てたもんじゃないなあと、ひとしきり感心しました。
演奏が始まって、菊地のMCで分かったのが、サックス、ピアノ、ベース、ドラムスというオーソドックスなクァルテットに、エコーとかをコントロールするDubと呼ばれる音響屋さんがいたこと。普通はパッシブな存在だけど、彼はアクティブ。役割が演奏を聴くにつれて鮮明に。つまり伝統的なジャズを、音響効果により現代のエンターテインメントに昇華させている。なるほどね。
それと感心したのは、菊地のプロデュース能力。最初からアンコールまで、全て計算づく。曲目も"Over the rainbow"に始まり、"Nefertiti"、"You don't know what love is"と続き、アンコールは、彼のボイス?で、カルロス・ジョビンの"How insensitive"と、なんと松田聖子の"スイートメモリーズ"を。ヴォーカルじゃないですよ、ボイス。シャレが効いていて、まさに芸人でした。
cure jazz![cure jazz](http://ec2.images-amazon.com/images/P/B000FVQNAU.01._SCMZZZZZZZ_V66946710_.jpg)
入ってビックリしたのは、なかなか小洒落ていたこと。おそらく他と同じデザインなんでしょうね。広島のローカルテイストじゃないから。何回も来ている娘から、事前に情報を入手。客席の前半分が立席と聞いて恐ろしくなったけどイスが用意されていることを確認し一安心。やはりJ-POPの有名どころじゃないから。結局後方のテーブル付のベストな席を確保。
その時は客はまだまばら。広島で、しかもジャズで集まるのかな?と思いながらカミさんとハイボールを飲みながら待っていると、開演前には満席に。嬉しかったのが客層。若い人だらけ。中にはパラパラ私みたいな中年もいたけど。彼らはなかなか知的でファッショナブル。いいですね。広島にもこういう人達がいたんだ。捨てたもんじゃないなあと、ひとしきり感心しました。
演奏が始まって、菊地のMCで分かったのが、サックス、ピアノ、ベース、ドラムスというオーソドックスなクァルテットに、エコーとかをコントロールするDubと呼ばれる音響屋さんがいたこと。普通はパッシブな存在だけど、彼はアクティブ。役割が演奏を聴くにつれて鮮明に。つまり伝統的なジャズを、音響効果により現代のエンターテインメントに昇華させている。なるほどね。
それと感心したのは、菊地のプロデュース能力。最初からアンコールまで、全て計算づく。曲目も"Over the rainbow"に始まり、"Nefertiti"、"You don't know what love is"と続き、アンコールは、彼のボイス?で、カルロス・ジョビンの"How insensitive"と、なんと松田聖子の"スイートメモリーズ"を。ヴォーカルじゃないですよ、ボイス。シャレが効いていて、まさに芸人でした。
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