或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

菊地成孔

2006-11-28 06:42:21 | 200 ジャズ
一昨日の日曜日、前に映画「大停電の夜に」の音楽担当として紹介した、ジャズサックス奏者、菊地成孔(きくち なるよし)のライブに行ってきました。きっかけは東京にいる息子のリコメンド。場所は広島市の繁華街のど真ん中、パルコの10Fにあるクラブクワトロ。ここは2001年にできたらしいけど、来るのは初めて。調べると、渋谷、大阪、名古屋、広島の4ヶ所にあるみたい。

入ってビックリしたのは、なかなか小洒落ていたこと。おそらく他と同じデザインなんでしょうね。広島のローカルテイストじゃないから。何回も来ている娘から、事前に情報を入手。客席の前半分が立席と聞いて恐ろしくなったけどイスが用意されていることを確認し一安心。やはりJ-POPの有名どころじゃないから。結局後方のテーブル付のベストな席を確保。

その時は客はまだまばら。広島で、しかもジャズで集まるのかな?と思いながらカミさんとハイボールを飲みながら待っていると、開演前には満席に。嬉しかったのが客層。若い人だらけ。中にはパラパラ私みたいな中年もいたけど。彼らはなかなか知的でファッショナブル。いいですね。広島にもこういう人達がいたんだ。捨てたもんじゃないなあと、ひとしきり感心しました。

演奏が始まって、菊地のMCで分かったのが、サックス、ピアノ、ベース、ドラムスというオーソドックスなクァルテットに、エコーとかをコントロールするDubと呼ばれる音響屋さんがいたこと。普通はパッシブな存在だけど、彼はアクティブ。役割が演奏を聴くにつれて鮮明に。つまり伝統的なジャズを、音響効果により現代のエンターテインメントに昇華させている。なるほどね。

それと感心したのは、菊地のプロデュース能力。最初からアンコールまで、全て計算づく。曲目も"Over the rainbow"に始まり、"Nefertiti"、"You don't know what love is"と続き、アンコールは、彼のボイス?で、カルロス・ジョビンの"How insensitive"と、なんと松田聖子の"スイートメモリーズ"を。ヴォーカルじゃないですよ、ボイス。シャレが効いていて、まさに芸人でした。

cure jazzcure jazz

The Solo Sessions

2006-11-27 07:00:40 | 200 ジャズ
今日はソロピアノのアルバム紹介。最近ビル・エバンス(Bill Evans)のCDが1000円で期間限定販売されていたので数枚購入。まあ自分が弾くから、どうしても意識しますね。彼のソロ演奏はけっこう多くて、いろんなアルバムに入っている。でも完全なソロのみとなると、多重録音とかそういったテクニックを使ったものを除き、全部で4枚。

①「Easy to love」(1956年~1962年)
②「The solo sessions Vol.1」「The solo sessions Vol.2」(1963年)
③「Alone」(1968年)
④「Alone (again)」(1975年)

一番有名なのは③の「Alone」。これは以前の記事で一度紹介しています。演奏、録音共に秀逸で確かに名盤。完成度は申し分なし。④は、その柳の下のどじょうを狙って製作されたもの?フレーズが実になめらか。緩く耽美的な雰囲気がなくて、一般的な評判がイマイチだけど、演奏そのものの出来はかなりいいので、これはこれで気に入ってます。

「Easy to love」は置いといて、今回のメインは「The solo sessions」(1963年)。盟友のベーシスト、スコット・ラファロが事故死した傷が癒えた頃。実は私的な演奏ということで、ちょっと敬遠していて。聴いてみると確かにいわゆる”お遊び”。音楽の完成度は低い。でもね、そのリラックスした雰囲気が良くて。なんだか昔の懐かしい想い出がよみがえりました。

場所は「ホテルモントレ神戸」。ここは阪急三宮駅から歩いて5分ぐらいで、生田神社のすぐ傍。建物が中世ヨーロッパ調で、隠れ家的な雰囲気が魅力。地下にある薄暗い石畳のホールにグランドピアノが置いてあって。酔った勢いもあってピアノを弾いて。その時の曲が、このアルバムにも入っている"When I fall in love"。あくまでプライベート。二人のためだけの。

いつかまた、こういうシチュエーションにめぐり逢いたいものです。

AloneBill Evans Alone  アローン(アゲイン)+3アローン(アゲイン)+3

The Solo Sessions VOL.1The Solo Sessions VOL.1  The Solo Sessions VOL.2

ROYCE'

2006-11-24 06:26:39 | 600 グルメ
最近食べて再び気に入っているのがロイズ(ROYCE')のチョコレート。買ったのは近くの百貨店で催されていた北海道物産展。実は昨年ネットでここの商品を購入したら、定期的にメルマガが送られてきて。普段は商品案内ばかりだけど、たまたま目に止まったのが物産展の案内。「あれー、今週から広島じゃん」と、ちょっぴりサプライズ。

メルマガってすぐ削除するけど、近場のお店やイベント情報だと何気にチェックしますね。今回の場合、北海道のメーカーが、広島のイベントを案内するというところがミソ。ネットでの注文は個数が少ないと送料が高くつく。それが近所の物産展なら、カミさんについて買い物がてらに気楽に行ける。なんかメルマガも使いようだなと、販売戦略の秘訣を垣間見た気がして。

それで週末に行って、海鮮やケーキ、ワイン等のコーナーを見て回っていたら、ありました、ロイズのコーナーが。どれを買おうかなと、店員のお姉さんに、「ロイズの定番チョコってどれですか?」と聞くと、「定番だと、このオーレになります」とにこやかに答えてくれたので、言われるままに購入。ついでに、さくらんぼのブランデー入りのプチトリフ「キルシュ」まで一緒に。

家に帰って食べると、これが美味しかった。これまでのロイズの中では一番。控えめなミルクの味と甘くない生チョコが舌の上でブレンドされて、とてもなめらか。彦摩呂風に言えば、“チョコレートの十勝牧場やー”って感じかも。プチトリフ「キルシュ」も、ブランデーの風味が濃厚なんだけど、これが大人っぽくて美味しい。これでどちらも5、6百円なので、とてもリーズナブル。

結局食べたのは、ほとんど自分ひとり。ちょっと食べ過ぎかなあと思っていたら、今度は上の写真の、クリスマス限定商品案内のカワイイDMが来ていて。カミさんと娘を説得して、なんとか注文に了解を。なんか普通の家庭と逆かも。今どれを注文するか思案中です。

オーレ   キルシュ

アフィリエイト

2006-11-22 06:38:29 | 900 その他
数日前からブログに広告を掲載しています。最新記事のすぐ下に見えるやつ。gooが新たに始めたクリック課金型広告。管理元であるNTTレゾナントが、ネット広告配信のサイバーエージェントと提携して導入したもの。クリック数に応じて広告掲載料を支払うというシステム。なんてAmazonのアフィリエイトを1年以上やっているから、改めて宣言する話でもないんだけど。

Amazonの方は、好きなCDや本の紹介になくてはならないものだから、小遣い稼ぎというよりブログ充実のため。でもアフィリエイトを利用するために、ブログは無料の“スタンダード”じゃなくて、月額290円かかるアドバンスパッケージを契約。

儲かっているかって?結論から言うと、ようやくトントンといったところ。上の画像が最近の実績。売り上げ品目数によって金額の1~6%の還元なんだけど、ようやく利用料がペイできるように。まあ自分が買ったのもかなり入っているし。アフィリエイトとはどんなシステムなのか体感したいという、将来の起業へ向けた興味があったので、契約自体には満足しています。

今回もそういった興味本位だけど、面白かったのが注意事項。ちょっと引用すると、“広告主様の利益を守る観点からブログ開設者様自身のクリックを禁止します”、だって。何だこりゃ?オーナーは禁止?まあ金を払う側に立てば仕方ないか。悪いことを企む奴がいるからなあ。でもなんか勝手に人の敷地の中でお店をされている感覚で、ちょっといやな気分かも。逆か。

それでどんな状況かって?さすがは私のブログの読者?これまでのクリック数は、なんとゼロ。ちょっと嬉しいような、かなり悲しいような。楽天のアフィリエイトも始めるつもりなので、もし興味があるようだったら、なくてもたまにはクリックして下さいね。

パーク・ライフ

2006-11-20 06:22:53 | 010 書籍
伊坂幸太郎が彼を気に入っている?と紹介されて読んだのが、吉田修一の小説。「パレード」と「パーク・ライフ」。どちらも2002年の作品で、前者が第15回山本周五郎賞、後者が第127回芥川賞の受賞作。すごいですね。盆と正月が一緒。調べると1999年のデビューで、「東京湾景」(2003年)なんていうのも彼の作品。そういえばTVでやっていたような。見なかったけど。

2冊を同時に読んで良かったというのが今の気持ち。前者が下賤なタッチに対し、後者は高貴、というよりも芥川賞狙いのタッチ。共通するのが現代人に宿っている距離感、閉塞感、孤立感。それを前者では過激に、後者では淡々と描いている。しっくりきたのは後者の「パーク・ライフ」。こういう起承転結がゆるーいのが好みかも。まあ舞台も良かったのかなあ。

毎日昼休みを過ごす日比谷公園を中心に、主人公の日常が綴られている。ここには自分もいろいろ思い出が。まずは野外音楽堂。毎年恒例で開催されていたサマー・ジャズフェスティバル。TVで見たカルロス・ジョビンの日本公演。これはいい思い出。それとたまーに仕事で。会社の支店が近くにあって。ここに来る時の用事は、決まって公園の向こう側にある官庁。いやーな思い出ばかり。

面白かったのがスタバの話。自分が知っている内幸町にある大和生命ビル1F店かなと思って読んでいくと、どうも違う。公園の傍にもう1軒あるんですね。小説の舞台は北側の三井ビル1F店。まあどちらにしても、丸の内のお高いOLがたむろってるんだろうなあ。作者曰く、“スタバ女”って感じで。そう言えば、スタバって株主優待のドリンク券をもらって以来行ってないなあ。

ところで、化粧品の営業マンである主人公の回想シーンで出てきたのが、NYのワシントン・スクエア・パーク。ちょうどここに関連した記事をアップしようと思っていたので、これはつながると。でも思うに、公園って身近なようで自分には遠い存在かも。

パレードパレード パーク・ライフパーク・ライフ

メナード美術館

2006-11-17 07:03:42 | 300 絵画
今日は先月の美術館巡り紹介の第3弾。名古屋市の北に位置する愛知県小牧市にあるメナード美術館。お目当ても、芦屋市立美術博物館と同様に、画家の小出楢重の作品。調べていて、けっこう作品を所蔵していることを知ったから。

名鉄小牧駅から徒歩で約10分。何処にでもある田舎都市の街中に紛れるように建っていました。この近くに住んでいるカミさんの妹に事前に聞いたら、「あることはあるけど、小さいよ。行ったことはないけど、そんなに有名じゃないよ。あまり期待しない方がいいんじゃない?」、なんてどうもネガティブなコメントが多かったがうなづける。

ところが建物に近づいてビックリ、館内に入ってまたビックリ。御影石の外壁と、大理石のフロアがなんともゴージャズ。展示作品も、海外ではゴッホ、モネ、マネ、ピカソ、国内では藤島武二、岸田劉生、梅原龍三郎、等々の有名作家が目白押し。洋画だけでなく日本画も充実している。これは想像を超えていました。入場料も大人700円と安いし、穴場ですね、ここは。残念だったのは、お目当ての小出の作品が展示されていなかったこと。ちょっとがっくり。まあまた次の機会に期待。

この美術館は、メナード化粧品の創業者で、ご当地出身の野々川大介夫妻が収集したコレクション約1300点を所蔵品として1987年にオープン。女性の美に携わるうち、精神に真の豊かさをもたらす美術品へ興味が湧き、収集を始めた。そして美に触れる歓びを多くの人に感じて欲しいと思ったとか。うーん、“美”つながりですか。なるほどね。まあポーラとかも凄かったし。

上の写真は、展示作品のジョルジュ・ルオーの「女曲馬師」(1927年)。オルセー美術館展の記事で紹介したモローの弟子。つながってます。彼の作品は、けっこういろんな美術館にあって、漫画チックともいえる大胆なデフォルメと鮮やかな赤が特徴。でもこの作品では、それらがやや抑えられ、女性の憂いのある表情とあいまって、いつになく自然でいい感じでした。


のだめカンタービレ

2006-11-15 06:30:01 | 370 テレビ
とうとう話題のTVドラマ「のだめカンタービレ」を観てしまいました。カミさんと娘は初回からちゃんと。実はチラ見をしたことがあったけど、主演の上野樹里のしゃべり方を聞いて、どん引き。それからは全く興味の外へ。

それが一昨日は、流れてくる音楽に魅かれてTVの前へ。ブラームスの交響曲第3番第3楽章。彼の交響曲の中でも、愁いを含んだその美しいメロディーが有名。京都嵐山の紅葉が脳裏をかすめ、まさに深まりゆく秋を奏でるって感じ。

フランソワ・サガンの小説「ブラームスはお好き」が「さようならをもう一度」(1961年)というタイトルで映画化されていて、その中で使われているらしいのがこの楽章。なにせ主人公のポーラ役がイングリット・バーグマン、そしてモロ悪オヤジのロジェ役がイブ・モンタン。バーグマンはちょっと若すぎるだろうけど、モンタンはハマリ役だろうなあ。是非一度観てみたいものです。

それでブラームスを楽しんでいると、次に流れてきたのが、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番第1楽章。この曲は有名ですね。ピアコンの人気トップ5には入るだろうから。「逢びき」(1945年)とか「旅愁」(1950年)といった昔の映画にも使われていたらしい。

TVでは玉木宏がピアニスト役でフルオケをバックに弾いていました。彼って似合うなあ、この役。ファッションも白と黒を基調として渋いし。こんなピアニストが本当にいたら、若いギャルからおばさんまで、大量の追っかけが発生すること間違いなし。

ということでこの曲のCDですが、ロシアの女性ピアニスト、ジルベルシュテインを紹介しておきます。どうして定番のツィマーマン+小澤じゃないのかって?ピアコンは女性って決めているから。ただそれだけ。ピアノがオケに対してやや控えめで、まさにコンサートホールのバランス。録音も良くてピアノの音色がキレイ。地味だけど、変な飾りがなくオススメです。

ブラームス:交響曲第2&3番ブラームス:交響曲第2&3番

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番・第3番ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番・第3番

黒鯛

2006-11-13 06:31:42 | 400 釣り
昨日、広島県大竹市にある阿多田島へ釣りに行ってきました。上の写真がその釣果で、30cm~42cmの黒鯛が5枚。自分にしては上出来。というのも黒鯛狙いで今年は数回釣行したけど、ろくなサイズを釣ってなかったから。あまり魚種にはこだわらないタイプだけど、やはり黒鯛は別格。まあ海釣りの世界じゃ、王様と呼ばれている?くらい人気がありますから。

それで久しぶりの良い釣果でかなり嬉しいので、大サービス?で黒鯛講座をやらせてもらいます。どうして王様なのか?どこが王様なのか?ですが、黒鯛釣りをナンパと考えると分かり易い。つまりそのプロセスにおいて高度の駆け引きを必要とするということ。

まずは“餌”、詳しくは撒き餌と刺し餌。ナンパで言えば、女性の趣味に合いそうなレストランに誘って、そこで好みの料理を注文してあげること。季節によって、その日の気分によって魚の好みが変わるので、状況に応じて選定する必要あり。例えば昨日だと、撒き餌には新製品の集魚材を使い、ミックという名前の練り餌を使いました。これ以外だとまるでダメ。

次に“アタリ”のとり方。彼女がどのくらい気分が盛り上がっているかを確かめること。そのためには、言葉や表情等、相手の反応を的確にチェックする必要あり。最後に“合わせ”。彼女がその気になった、まさにその瞬間を逃さず勝負する必要あり。昨日だと、もう晩秋で黒鯛の食い気がイマイチなので、いつも以上に時間をかけてじっくり待ちました。焦るとヒットせず。

長々と説明しましたが、要は黒鯛釣りはナンパと同様に難しくて奥が深い、だから他の魚より面白いということなんです。話は変わるけど、昔イケメンの米人に、ナンパって英語でどう言うの?と聞いたら、彼の答えは” トローリング(trolling)“。”やはり外国でも、つながっているみたい。ということで黒鯛釣りについて少し理解を深めていただけたかと思います。はい。

寿がきや

2006-11-10 06:44:36 | 600 グルメ
DVDレコーダーって便利だけど、知らない間にメモリの空きがなくなるから、ちょくちょく整理が必要。早送りでチェックしながら、見たいところだけ素早くみて、とにかく消してハードディスクに十分な空きを確保する。そういう作業。これをやると、だいたい録画時間の5分の1ぐらいで見終わる。正確には見飛ばすかな。やや虚しいけど、時間の余裕がないからやむなしってところ。

最近気づいたのは、10月からの新番組を全く観ていないこと。なんか「結婚しない男」みたいにピンとくるのがなくて。チェックした中で面白かったのがバラエティの「ぴったんこカン・カン」。ゲストは女優の竹下景子。生粋の名古屋人。でも街のど真ん中にあるテレビ塔の近くで生まれたとは知らなかったなあ。品があって美人だけど、さすがに年は隠せない。まあ仕方ないか。

彼女が紹介した名古屋名物のお店は、有名な“ひつまぶし”や八丁味噌を使った定番料理屋等等。その中でビックリしたし嬉しかったのが、“寿がきや”のラーメン。これはおそらく名古屋で実際に生活していないと食べない代物。何故なら、名物として紹介するには、あまりに庶民的でインパクトにも乏しいから。でもそれを大女優が紹介したというところがミソ。なんでも学生の頃によく食べていたとか。なるほどね。だから懐かしいんだ。

実はこの間名古屋に行った時、自分からリクエストして、スーパーの食事コーナーで食べました。ホント久しぶり。竹下景子じゃないけど、味が変わってなかったなあ。博多とは全く違う、薄くさっぱりした豚骨味。でも食べると、これこれ、この味だとはっきり思い出す。さすがですね。和風とんこつっていう名古屋に馴染みのない味を広めた功績も大きいと思います。

それで名古屋駅でお土産として、上の写真の乾麺パックを買って帰り、つい先日食べ終わったばかり。DVDレコーダーをチェックしたのがそのすぐ後だったので、えらく受けてしまいました。

診断士登録完了

2006-11-07 06:50:08 | 100 中小企業診断士
この休みに、ついに写真の中小企業診断士の登録証が届きました。9月の実務補修終了後に申し込んだもの。登録の日付は10月2日。なんか発行までえらく時間がかかった気がするけど、まあもらってしまえばこっちのもの。いやあ感無量。このブログを始めたのも、元はと言えば、2年前に受験失敗のショックから立ち直りたいと思ったのがきっかけだったから。

当面は“企業内診断士”だけど、将来の起業に向けて資格取得とは別に準備を進めていくつもり。というか実は密かにもういろいろやっています。やっぱりサラリーマンからのソフトランディングが今後の一番の課題だから。まあ焦らずじっくりと。

来年には社労士のリベンジがあるから、気持ちはすっきり晴々なんて感じは全然ないけど、とりあえずは一つの区切り。実は首を長くして待ってました。どうしてかって?新しい名刺を作れるから。というのも普段使っている会社のは、どうもプライベートじゃ使いにくくって。なんか、私は悪いことはいたしません、なんて誓約書を相手に渡しているような気がして。

その点診断士はあくまで個人用。デザインも自分の好きなようにできるのが強み。フォントや色使いにも凝って、オトナのオジサマフェロモンがほのかに匂うような、そんな名刺を作りたいと思っています。それで何処かに注文しようと思うとカミさんに言ったら、全てお見通し。どうせお遊びなんだから、無駄遣いせずにPC使って自分で作ったら、と冷たくあしらわれました。

ということで現在版作りに没頭中。ここ数日案を練っているんだけど、図柄とか文字の配置とか、いろんなバリエーションがありますね、ビックリ。とりあえず作ってみたのが下の2枚。小出楢重を意識してみたけど。うーんイマイチ。ちょっと遊びすぎかも。(笑)