或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

年の瀬

2008-12-31 16:12:19 | 900 その他
今年も一人で過ごす大晦日。用事とか片付け等でこの時期は毎年ドタバタするけど、それが終わるとすっと落ち着く。それにしても今年は寒くはなるけど雪が降らない。降ったとしても、なかなか積もらない。大晦日の今日も朝方に山が薄っすら化粧をした程度。どうも年々回数が減ってきているような気がする。なんかね、やはり冬だからたまには白銀の世界を見たいなと。

この1年は長かったなあ。振り返ると、頭の中はリベンジとしての社労士受験一色。なにせ模擬試験を短期間に6回も受けたから。逃げようとする自分を縛ってくれたから、ある意味で読み通りだったけど、想像以上に精神的な疲労が大きかった。しかしそれも合格したことで救われたけど。ホントに良かったなあと、今になってしみじみ感じる、自分にはまだツキがあったのかと。

つらい受験勉強中の気分転換になってくれたのが釣り。頭じゃなくて体が疲れるところがいい。実は一昨日久しぶりに友人達と釣りへ。狙いはタチウオとウマヅラハゲ。タチウオは数こそ3本と少なかったものの指5本クラス。ハゲも4枚だけど35cmオーバーで良型揃い。夕食は自分で料理したタチウオの塩焼き、そしてハゲのお造りと水炊き。日本酒を傍らに採れたての味を堪能していると必ず思い出すのが、昨年のTVドラマ「結婚しない男」の最終回。主人公一人の楽しそうな食事のシーンと重なる。

かなりのナルシスト、二人共。ドラマとは言え、自分と同じような人間がいたことが嬉しかった。ジャック・ラカン的に言えば、象徴界じゃなくて想像界好きってところか。そうそう、今年になって何故か”哲学”に興味を持ち始めて。書物もかなりの量を読んだ。自分を見つめ直してみたらということかな。記事にしていないのは、まだまだ未熟で頭の中の整理がついていないから。

昨晩から聴いているのがビル・エヴァンスのピアノ。今年はなにかといえば彼のピアノ。聴いては自分で弾いてみる、それからまた聴く、その繰り返し。年の瀬ということもあるけど、中でも「I will say goodbye」(1977年)[試聴]。ミシェル・ルグランのタイトルチューンとジョニー・マンデルの"Seascape"がそこはかとなく切ない。「今年にさようなら」と言うにはピッタリかも。

ブログもこの12月で満4年。来て頂いた皆さんありがとうございました。よいお年を。

I Will Say GoodbyeI Will Say Goodbye

男の隠れ家

2008-12-29 05:04:23 | 010 書籍
今日はなんとも寂しい話。日経ネットに出版社「あいであ・らいふ」の自己破産の記事が掲載されていて。帝国データバンクによると、関連会社と併せて負債総額は約25億円。景気が急速に悪化する中で、ネットに押されて斜陽産業となっている出版業界はよけに厳しいのだろう。自分の眼に止まったのは、この会社がお気に入りの月刊誌「男の隠れ家」を発行していたから。

そういえば最近とんと本屋に入らない、新聞も以前ほどは読まないし。会社だけでなくプライベートでもペーパーレスが浸透している。この間久しぶりに本屋に入ったら新鮮だった。雑誌の表紙の見出しを読むだけでも刺激になる。本屋と言えば立ち読みをする時に必ず手に取っていたのが「男の隠れ家」。まさにチョイ悪な中年オヤジ向け。最初からピーンときたから。

この雑誌の主なテーマは趣味と旅行。ジャズもそのひとつ。増刊号を含め数回取り上げていて、少し抜粋すると、★ジャズを巡る旅★港町ジャズ紀行★ジャズコラム「70年代の香り漂う、ジャズ喫茶マッチコレクション」★音の書斎 ~くつろぎの音楽空間~隠れ家が選ぶオーディオの名品★旬を旅する、石川紀行 【第一回】魯山人の愛した加賀路をゆく....といった具合。

こんな記事を並べられると、頭の中に自然に妄想が浮かんでくるのが楽しくて。出張と偽って若い女の子と2泊3日ぐらいで旅行に出る。もちろん雰囲気を感じさせる街へ。夜は郷土料理を食べて地酒を飲む。その後ほろ酔い気分で地元のジャズクラブへ。宿に帰れば満天の夜空を見上げながら貸切露天風呂で疲れを癒す。なんて感じでね。まさに隠れ家的匂いがぷんぷん。

定期購読率が低下して売り上げが減少していたらしいけど、そんなことなら毎月買ってあげておけば良かったかなあ。思うに、やはりこういうアブナイ世界は”隠れ家的”であるべきで、雑誌にしてオープンにすべきじゃない類のものなのかも。

小山実稚恵

2008-12-26 06:17:40 | 210 クラシック
先週の日曜日にカミさんと地元で開催されたコンサートへ。日本を代表するピアニスト、小山実稚恵のピアノリサイタル。公演を知ったのは地元のローカル紙。会場が300人程度の小ホールだったので、逃すまいとすぐに事務局へチケットを買いに。でも残念ながら時すでに遅く後ろから4、5列目ぐらいの席しか残っていなかった。

ウン十年前ぐらいかなあ、TVで彼女が確かN響をバックにショパンのピアノ協奏曲第1番を弾いているのを見たことがあって。その音楽に没頭しきったような表情が妙になまめかしくて、それ以来”女”としてのイメージが脳裏にしっかり焼きついていた。

そして当日濃いエメラルドグリーンのドレスに身を包み登場した彼女は、イメージそのまま。演奏が始まって感じたのが、プロに対して失礼な言い方だけど、ピアノが上手いということ。肘から手首にかけてのポジションと動きが完璧。繰り出されるスタインウェイD-274の音色が素晴らしい。自分の好きなバラード第1番を含めて、ショパンを中心としたプログラムも良かった。

演奏を通して聴いて感じたのは、彼女の音楽って意外にサバサバしているということ。しとやかで女っぽい外見から、もっとテンポや強弱、ペダリングに凝って感情を入れ込む”濃い”タイプかと思っていたけど。後でネットを調べると、スポーツ観戦好きの天然系の性格らしくて、なるほどねと。とにかくピアノを気持ちよく鳴らして弾くのが幸せってタイプのような気がした。

演奏終了後にサイン会があったので、もちろん参加。よくあるCD購入とパックだったけど、この日のためにターゲットとして選んでおいたのがラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。順番が来てジャケを出したら隣にいた女性が、「3番は今日初めてですね」と彼女に話しかけると、「一番好きな曲なんです」と彼女は自分に微笑みかけてくれて。ちょっとしたサプライズ。いやあ、嬉しかった。この曲にして良かったと。ついでに握手してもらったりして、なんかとても幸せな気分で帰路についたけど。

帰宅して、その余韻に浸るようにCDを聴いたら、これが想像以上の出来だった。心配だった日本ソニーの録音も、オンマイクでピアノの音がこのうえなくクリアで鮮烈なのにバックのオケと馴染んでいる。愛聴しているジルベルシュテイン盤とは演奏も録音も対極的だけど、これはこれで宣伝したいなと、特にオーディオマニアには。こっちはかなりのサプライズだったかも。

ショパン:バラードショパン:バラード(全曲)  ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番

クリスマスツリー

2008-12-24 06:21:51 | 540 モノ
今年は自分の部屋にクリスマスツリーが。なんて書くと、この中年オヤジは何を色気づいてと思われるけど、あるものはしようがない。でも買ったわけじゃなくてもらいもの。2週間ぐらい前に小包が届いて、開けると中に高さ30cmぐらいの可愛いツリーが入っていた。PCのUSB端子に接続すると、赤、青、緑の光ファイバーが交互に輝くようになっている。

きっかけはMSIのネットブックを買った時のこと。5千円のキャッシュバックに応募したついでに、このキャンペーンもあることを知って景品を確かめないまま応募したけど。HPを確認すると、12月1日以降の購入者が対象で先着500名にプレゼントと書いてある。この案内の情報がアップされたのが12月5日だから、6日に買って7日に応募した自分は間に合ったという訳。

正直なところPCの前に座るのが楽しくって。子供の頃に戻った気分。100Vの家庭用電源じゃなくてUSB接続というところがミソ。PCの電源を入れると点灯するしくみ。それにしてもクリスマスツリーなんて久しぶり。いつ頃から飾らないようになったかな。おそらく息子が小学生の頃が最後だから10年以上前か。子供が大きくなるにつれ、知らず知らずにこの手の習慣から遠ざかっている。

カミさんと娘からは、どうして居間にあるVAIOに接続しないのか文句を言われたけど、自分の方がPCを使う時間が圧倒的に長いから。1日に1回使うかどうか分からないんじゃもったいない。予感としては、来年も引っ張り出して使いそう。

それにしても、たかがネットブック、されどネットブック。サブPCができたことで、PCを2台同時に使える贅沢を味わえるし、屋外への持ち出しもラクラクだし、おまけにキャッシュバック、さらには今回のクリスマスプレゼントと良いことづくめ。景気悪化で楽しい話が少ない今年の年末だけど、たった一つの商品の購入で、こんなに楽しませてくれたMSIに感謝しなきゃね。

介護保険制度

2008-12-22 06:09:40 | 000 起業
先週の金曜日の夜、地元の商工会議所のメンバーを相手に1時間ほどの教育セミナーをやらせてもらった。打診があった時に話の中で社労士試験に合格したことを伝えると、それなら医療か介護をテーマにできないかと。それで自分の提案でテーマに介護保険制度を選定。なんか嬉しかったなあ、勉強したことが早速役に立つなんて。

中小企業の事業主にとって、将来事業をいつまで続けるのか、誰かに継承するのか、それとも自分の代でやめるのか、それはいつなのか、それが心配の種としていつもつきまとっているはず。作成したパワーポイントのスライドは全部で約60枚。いつも1枚1分として枚数を調節している。今回も我ながらうまくまとまった。特に留意したのが介護保険の認定率と利用率。実際に何歳ぐらいで認定を受けて、特に老人ホーム等の施設をいつ頃からどのくらいの割合で利用しているのか、そしてその費用がいくらぐらいかかるのかに参加者が興味を持つんじゃないかと思って。

案の定、皆の目つきが違った。自分自身がいつか必ず直面する問題だから。やはり経営戦略等の診断士関連ネタより、医療や年金といった社労士関連ネタの方がとっつきやすいのかもしれない。その意味で社労士の試験に受かって良かったなと。2年間の苦労が少し報われた気がした。

ドキっとしたのが、会場に入って式次第をもらった時。なんと自分の紹介欄に、経営××× ×××代表 中小企業診断士 社会保険労務士と書いてあった。おいおい、まだ試験に受かっただけなのにと。まあ否定するのもどうかなと思って何も言わなかったけど。まあ診断士のテリトリーは広いから、当面は社労士ネタでも、診断士ネタのひとつとして扱う形で進めるつもり。

そうそう、プレゼ用に購入したばかりのMSIのネットブックを外部映像出力のテストがてらに持っていったけど使い心地は抜群だった。いつも通勤で使っているカバンにすっぽり入ってラクラクだったし。

認定率施設サービス利用率

ワイヤレスマウス

2008-12-19 06:32:36 | 540 モノ
少し前にMSIのネットブック購入を記事にしたけど、いろいろ右往左往してようやく快適に使えるようになった。いや時間がかかったなあ。一番の理由はDVD/CDドライブを内蔵していないこと。外付けのドライブを持っていれば何のことはないけど、ないとアプリケーションソフトのインストールに時間がかかる。毎回CDからUSBメモリにコピーして移すという作業がいるから。

それといつも出くわすのがセットアップ時のトラブル。特に無線LAN。理解しているつもりだけど、なかなかうまくいかなくて。今回も接続できない原因として結局何が悪かったのか、どうして解決したのかよく分からない。おそらく電源リセットとか設定データの読み込みとか、そんな手順の問題じゃないかと。まあそのお陰で無線LANのしくみをさらに深く理解はできたけど。

つくづく感じたのが、外国製ネットブックは1台目ではなく2台目以降として買うべきだということ。マニュアルはないし、あってもいたってシンプルだし。PC初心者だとトラブルが発生した時に対応が難しい。かといってメーカーのサポートセンターに電話しても、混んでいてつながりにくいだろうし。その意味では10万を切るぐらいでドライブ内臓の国産ノートぐらいが取っつき易い。

そうそう、PCと一緒に買ったのがマイクロスソフト製のBluetooth接続のレーザー式ワイヤレスマウス「Notebook Presenter Mouse 8000」。ネットブックは持ち歩くので欲しかった。いろいろ探して見つけたのがこれ。ウリはパワーポイントのプレゼ用にも使えること。なんと裏面に操作ボタンがあって、トレース用のレーザーがポインターとして使えるようになっている。

でもこのマウス、一番のお気に入りはデザインとカラーリング。モバイルに程よい大きさだし、黒と2段階のグレーの表面の仕上げに高級感が漂っている。さらに言うとPCに附属していたキャリングバッグとの色合いがバッチリ。これってかなり嬉しい。こうなると早く外に持って出たいところだけど、実は今晩その機会が巡ってきていて、それはまた記事にするつもり。

Microsoft Notebook Presenter Mouse 8000

ノーベル賞

2008-12-17 06:38:39 | 900 その他
先日ノーベル賞の授与式がストックホルムで開催されていたのをTVニュースで見た。物理学賞の小林誠、益川敏英と化学賞の下村脩の3氏。タキシードを着てスウェーデンの国王からメダルを授与されていて。ノーベル賞なんて、とんと意識の外だったけど、賞金が1件1億円と聞いて不謹慎にもその額の大きさからリアリティを感じた。

荘厳で華麗な式典を眺めながら思い出したのが、大学時代に同じアパートに住んでいた先輩の話。彼は博学で、夜毎に宴会を開いてはいろんなことを教えてくれて。記憶に残っていたのが素粒子物理学の故坂田昌一の話。ハッキリ憶えてはいるわけではないけど、先輩の湯川秀樹や朝永振一郎に勝るとも劣らない業績があったとか、ノーベル賞をもらって当然だったとか。

新聞の記事等を読んで気づいたのが、彼が小林氏と益川氏の恩師だったということ。二人とも彼にあこがれて素粒子物理学を目指し、その指導を受けたとか。なるほどね、59歳で死去した先生はもらえなかったけど弟子がもらったということか。ノーベル賞というのは業績の評価に長い期間が必要みたいだし、生きていないともらう権利がないので長生きすることが必須条件。

それで坂田についての記事を探して読んでいて面白かったのが、彼が少し前に放映され最近映画化された人気TVドラマ「ガリレオ」で福山雅治が演じた湯川准教授のイメージに近いのではという意見。なんとなく言いたいことが分かるような。外見はややキザっぽくてスマート、しかしいきなり数式を書き始めオタク化する、そういう一風変わった天才科学者の雰囲気かな。

脳裏に浮かぶのが、のどかな大学のキャンパス。最近は様変わりしているけど、自分が学んだ頃と彼らが研究していた頃は同じ景色だったはず。建屋もすぐ隣りだし。田舎のだだっ広い敷地に無愛想なビルがポツポツ建っているだけ。そんな中でのびのびと研究にいそしんだのだろうなと。同じのびのびでも、学外でバンド活動に明け暮れていた自分とはえらい違いだけど。

つけてみそ かけてみそ

2008-12-15 06:44:38 | 600 グルメ
少し前にカミさんは1人で名古屋へ里帰り。OL時代の仲間との同窓会へ参加するためで、のんびり羽根を伸ばしたはず。帰ってきていつもの如くお土産を披露してくれたけど、その中で初めて見たのが”つけてみそ かけてみそ”。これって名古屋名物である八丁味噌のソースをマヨネーズの容器に入れたもの。名古屋の家庭では常備品だとか。

でもマヨネーズの容器に入れたローカルソースなら、広島風お好み焼き専用の”おたふくソース”とか”カープソース”の方が古い。おそらく20年以上前からあったから、なんて自慢してもしょうがないけど。八丁味噌のソースの強みはどんなものにも使えてオールマイティなこと。名古屋人ではない自分でも、とんかつ、モツ煮込、おでんとスラスラとメニューが出てくるから。

早速お弁当に入れた冷凍カツで試してみた。うーん美味い。この一般常識を超越した甘さ、懐かしいなあ。名古屋に住んでいない人間にとっては魔法のソースだなあと改めて感心。昔初めて食べた時は、お店の人がソースを間違えたと思ったのに。それから1年ぐらいでようやく慣れて。今では大好物で、名古屋に行く度に帰りに駅で味噌カツ弁当を買うようになっている。

そうそう、カミさんがこれを買うきっかになったのがTVらしい。話によると名古屋出身の女優、香里奈が三姉妹で明石屋さんまの番組にゲスト出演[動画]した時に持ってきていたとか。彼女はこれを愛用していて、さんまにどうしても食べさせたかったらしい。結果は甘すぎるとのコメント。そりゃそうだ、いくらなんでも初めてならまず無理。文化の溝はすぐには埋まらないから。

話は変わるけど、この三姉妹って皆美人だよなあ。レベルがこれだけ揃っているというのは珍しい。こんな家に招待されて一緒に食事をしたり酒を飲んだりしたら、そりゃもうお手軽ハーレム状態。相当な高級食材でも手土産で持っていく気になりそう。

名古屋みやげ4点セット

The One for men

2008-12-12 05:58:43 | 500 ファッション
今年も残すところ後わずかなのだけど、なんかようやく気持ちに余裕が出てきたような気がする。そうなると自然に色気づくのがいつもの自分のパターン。久しぶりにディスカウントショップに行って買ったのが新しいオーデコロン。ドルチェ&ガッバーナの2008年の新作「The One for men」[動画CM]。危ない雰囲気を醸し出せそうなセクシーな匂いが気に入って。

ドルガバって、略して言うとドルをガバっと持っている成金オヤジを連想させるのが嫌なのか、それとも高級すぎて手が出せないのか、これまでほとんど縁がなかった。1982年に設立されたイタリア発のブランド。当初のコンセプトは”官能的な女性”でアパレル中心。それがバッグや財布、アクセサリー等に商品を拡げていって、最近ではメンズも人気となっているとか。

このオーデコロン、最近はフレグランスと言うらしいけど、コピーは”現代のセレブのためのフレグランス”。トップノートが、グレープフルーツ、コリアンダー、バジル。ミドルノートがカルダモンシード、ジンジャー、オレンジブロッサム。ラストノートがシダー、アンバー、タバコ。複雑すぎてなんだかよく分からないけど、なんとなく若者向けじゃなさそうな気は勝手にする。

それで使い始めて感じたのが、コストパフォーマンスが良いこと。これまではスプレーを2、3回はしていたけど、これは1回で十分。首筋から胸とか腕に拡げてちょうど良いぐらい。満員電車に乗っていても、若い女の子がとりたてて嫌な目つきをしないから、そんなに匂っていないと思う。さすがにアラミスに始まってウン十年、いろいろ使っているとその辺りは慣れてきたかも。

つけ過ぎは周りに迷惑をかけるからなあ。年に数回は遭遇する、強烈な匂いに息苦しくなる。男だと整髪料で女だと香水。若い人は少なくて、たいていが中年。あれって家族とか注意してあげればと思うけど、言っても聞かないのだろうか、どうなんだろう。まあ、そんな冴えない話はさておいて、クリスマスにかけてこのフレグランスで勝負するような場面が欲しいですね。

The One for men

ネットブック

2008-12-10 06:25:13 | 540 モノ
ついに流行のネットブックを買ってしまった。いつ頃からだろうブームになったのは。出張や旅行等に行った時のデジカメの画像編集とかブログの更新のために、かつてVAIOのモバイルノートを検討したことがあったけど、値段と使う頻度を考えてあきらめていた。それが最近ミニノートとかネットブックと呼ばれる格安の小型PCが出回るようになって再び興味が涌いてきて。

機種はMSI製のWind Netbook U100 Vogue。娘に聞かれた時に知らなくて恥ずかしかったけど、MSIというのはMicro-Star Internationalという台湾のメーカー。PCの中に入っているマザーボード等で有名らしい。スペックは10インチのノングレア液晶、インテルAtomプロセッサ、160GBのハードディスク、そしてWindows XPという、最近のネットブックではよくある一般的なもの。

この程度のスペックを持った機種は他にもあるけど、決め手がいくつかある。4時間以上もつ6セルのリチウムイオンバッテリー、ブラインドタッチが可能なキーピッチ17.5mmのキーボード、ワイヤレスマウスが使えるBluetooth搭載等。それではやる気持ちを押えて待っていたのはレノボ(旧IBM)。かつてThinkPadを使っていた自分としては、そのセンスをかなり期待していて。

日本に先行して米国や中国等で発売されたけど、写真でみるその角ばったシンプルなデザインは自分のイメージにぴったり。国内モデルの発表を待ちわびたから。ところが蓋を開けてびっくり。なんとカラバリに好きな黒がない。白、青、赤の3色でしかも最初は白のみ。他の国では設定があるのになんで?黒の設定は当分おあずけみたい。これで一気に興ざめした次第。

実際に使ってみてMSIで良かったという気はしている。理由は、これもいくつか。日本で7月から発売されていて市場実績があること。サポートが期待できないマイナーメーカー製で困るのはトラブルが発生した時。その点ネット上に2chを始めとして様々な情報源があるので助かる。それと周辺商品が充実していること。例えば6セルバッテリー単体のサードパーティーによる販売とか。

嬉しかったのは12月から始まった5千円のキャッシュバックキャンペーン。販売店とは別でメーカー独自。購入した後にMSIのHPを見て知ったけど、なんか超ラッキー。おそらく競合製品が続々と出てきたからだろうけど。5万円ちょっとの製品でこれはサプライズだったなあ。

MSI Wind Netbook U100 Vogue-BK