或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

叙々苑

2012-08-25 07:04:21 | 600 グルメ
先週の日曜日に家族で広島市街へ。たまたま自分にも何件か用事があり、そのついで。娘の彼氏も一緒だったので、それじゃあちょっと高級な店でランチでもしようかということに。すぐに頭に浮かんだのが有名な焼肉の叙々苑。ここの支店が広島にオープンしたのを知ってはいたけど、このところほとんど市街へ出なくなっているので、店に入る機会がなかった。

調べるとオープンが2008年10月。おいおい、つい1、2年前と思っていたら、もう4年も経とうとしているのかよと。夏の真っ盛りで暑いので、Tシャツにショートパンツというラフな服装でいいかと思ったものの、出かける前にひょっとして店でクレームをつけられたらどうしようと心配にはなった。だけど暑さには勝てず結局ラフな服装のままで家を出て。結果オーライだったけど。

午後2時過ぎというのに、ビルの3Fにある入り口の前には数組の客が待っていて。10分ぐらい待って案内されたのがセパレーションがしっかり効いた4人掛けのテーブル。注文は1800円の焼肉ランチと決めていたものの、1品ぐらいは贅沢をと”2600円の壺漬けカルビ焼きを追加で注文。待っている間に周囲を見廻したけど、敷地が狭いせいか超高級店って感じでもなかった。

それで肝心のランチだけど、スープ、サラダ、キムチ、ナムル等、どれをとっても、甘めの品の良いお味。特にサラダはシンプルだけど造りが凝っていて、これだけとっても食べる価値があったかな。メインのカルビは、さすがに超薄だったけど、年寄りの自分にはちょうど良いボリューム。味的にも量的にも、体育会系の若者には物足りないだろうけど。

最後にデザートとドリンクまでついていたので、そのコストパフォーマンスに皆が大満足。この店を選んだ自分の鼻も高かった。だけど自腹だと、せいぜいランチ止まりだろうなあ。少々お高いから。肉一皿が2000円以上で、ビールも中瓶で800円と、全てのメニューがフツーの店のだいたい1.5倍程度。その意味では、接待とかで使うにはピッタリかもしれない。


剣先イカ

2012-08-19 07:24:40 | 400 釣り
夏期連休のイベントとして最も楽しみにしていたのが山陰での釣り。友人の知り合いから遊魚船をチャーターするから来ないかと誘われて。狙いは剣先イカ。場所によってはヤリイカとかマルイカとも呼ばれていて、例えば”いか本陣”とかの日本料理屋で刺身を注文すると出てくる透明なやつと言えば分かり易い。ピクピク動いている活き造りの定番のひとつ。

午後2時前に友人をピックアップして山陽自動車道、浜田自動車道と高速を乗り継いで島根県浜田市へ。入り組んだ狭い海岸線をしばらく進むと目的地である漁港へ到着。午後4時に出船したけど、初めての山陰での釣りということもあって、なんかワクワクしたような。心配していたのが波。山陰はたいてい波が高いのだけど、この日はたまたま50cm程度の凪状態。

サプライズは海の色。山陰の海というのは瀬戸内海と違って、海の色がコバルトブルーではなくマリンブルー。なんか外洋の雰囲気としてピッタリだなと。それで日没までは五目釣りをしようということで釣りを開始。まあとりたてて期待もしていなかったけど、もう少し魚影が濃いのかなと想定していただけに、少々気落ちした。自分は小ぶりのチダイが2枚でまずまず。

日没前の夕方6時頃から本命のイカ釣りを開始。前もって購入しておいたスッテ5本の胴付き仕掛けに80号の錘をぶらさげて。開始後20分ぐらいだったかな、隣人と自分にアタリが来て。あがってきたのは胴長20cmぐらいの中型の剣先イカ。とりあえず本命ゲットで気分は盛り上がったけど、その後がいけません。結局夜中の12時までで、たったの7ハイだった。

友人達も似たり寄ったりの釣果で、期待が大きかっただけにダメージが大きくて。帰路の途中にサービスエリアで「わざわざ山陰まで来て、これじゃガックリだよな」と泣き言を言い合いながら皆でうどんをすすり合う姿が哀しかった。それで翌日刺身にして食べたのだけど、味としてはアオリイカとコウイカの間って感じだったかな。もちろん活き造りには遠く及ばなかったけど。


親睦ゴルフ

2012-08-17 06:15:10 | 450 スポーツ
このお盆に親戚が集まって恒例の親睦ゴルフを。昨年は旅行のために参加しなかったけど、後で連絡がなかったとダメ出しをされた時には申し訳ないことをしたなと反省することしきり。今年は少し前に、こちらからよろしくと電話でお願いしておいたけど。だけど13日から15日というのが天気予報ではあいにくの雨で、15日に予約したと聞いていたから数日前から心配だった。

それで当日の朝、前日までの雨がようやく止んではいたものの雲は厚く、いつ降り始めてもおかしくない空模様。ただし、真夏の炎天下のゴルフの厳しさを知っているだけに、少々の雨ならウェルカムかもとイージーに考えていたりもして。それで
スタートの9時過ぎには、弱い雨が降ったり止んだりという中途半端な状況だったけど、結局プレー中はなんとかもったかな。

意外だったのが気温。コースは避暑地として有名な高原にあるのだけど、雨のせいかさらに気温が下がっていて。この日のためにと暑さ対策のためにバーゲンでショートパンツを購入しておいたのだけど、涼しいというより寒いと思える程だった。夏に寒いなんて、こりゃ贅沢だと思わなきゃと言い聞かせながらラウンドしたけど、途中からはちょうど過ごしやすくなって。

風呂に入ってゆっくりした後にお墓参りを済ませ、親戚の別宅で、これも恒例のバーベキューパーティーを。今年はピザを焼くためのレンガ造りの石釜ができていて。「まだまだ試運転中で、温度と時間の加減が難しい」との従姉妹の言葉に期待はしていなかったのだけど、出来上がりは上々。畑で獲れたナスやカボチャも一緒に焼いたのだけど、これも柔らかくて絶品だった。

ノンアルコールビールで我慢しただけに、ほろ酔いではなかったものの、とても幸せな気分で帰路についたけど、とにかく高原の風が心地よくて。山間のドライブで久しぶりにクルマのドライビングも楽しめたし。だけどそれも最初の30分ぐらいだったかなあ、平地に降りるに従って気温が上がるのがよく分かって。自宅に着いた頃には夢心地からだいぶ醒めたような気がした。

イサキ

2012-08-15 05:54:28 | 400 釣り
この日曜日は友人達と船釣りへ。ゴルフも夏は暑くてたまらないけど、釣りもそれに劣らずけっこうきつい。法事が終了した安堵感から少々飲みすぎて、朝3時半に起きた時にはやや二日酔いぎみだった。だけど珍しく前日に準備を全て完了していたので、なんとか定刻の5時前には港へ着けて。だけど遊魚船はもう接岸していて、乗り込んだのは自分が最後。

当日の狙いはイサキ。例年なら7月から釣れ始めるのだけど、今年は遅れている。船長の話だと8月からは調子が上向いているとのこと。イサキと言えば、昨年のいつ頃だったかな、脂が乗った刺身の味が忘れられなくて。絶品以外の何ものでもないぐらい美味だった。端的に言えば、真鯛の上品さとアジの濃厚さの両方を兼ね備えた味って感じかな。とにかく感動ものだった。

魚場に到着して、いざ仕掛けを投入。イサキ釣りで大事なのはシャクリ、そしてその後の俊敏な棚取り。この辺りは年季が入っているので手慣れたもの。するとガツガツと竿先が震えるアタリが来て。向こう合わせで一呼吸ついて巻き上げると35cmのまずまずサイズだった。こりゃ幸先いいなと顔がほころんで。その後もアタリは続いて、2時間で4匹をゲット。

今日は2桁は軽いなと喜んだまでは良かったけど、それからアタリがぱったり止まって。釣れるのは中型アジばかり。最初は曇り空だったのに、そのうち真夏の日差しが照りつけ始めて。こうなると仕掛けの上げ下げとシャクリが汗をかくための作業化してしまって。ヘトヘトになった頃に友人が持参したソーメンを振舞ってくれた。氷のぶっかけが実に美味しかったなあ。

その後も調子は上向かず、釣果は40cm弱が4匹と35cm弱が4匹のトータル8匹。それでも当日の釣頭だった。帰宅してイサキは写真のような刺身に、アジはタタキに。期待したイサキの味だけど、残念ながら脂の乗りがイマイチ。もう少しかかるのかなあ、今年は。まあ9月も狙いはおそらくイサキなので、その時まで楽しみは取っておくことにしたけど。

宮島水中花火大会

2012-08-14 06:30:30 | 890 広島
先週の土曜日の夜は、有名な宮島水中花火大会へ。毎年恒例で例年は14日開催だったのだけど、今年から11日に変更になったらしい。情けない話だけど、これだけ長く宮島のご近所に住んでいて、本土側からは何度かは経験があるのだけど、未だ島に渡ってこの花火大会を観たことがなかった。今年はカミさんが帰省していないので一緒に行ってみようということに。

娘の経験談からは、花火大会が終了後にフェリーが大混雑するらしくて、それは絶対に避けたいなと。19時50分の花火スタートに向けて、とりあえず夕方6時前に自宅から出発。電車は既に混んでいたけど、フェリーの桟橋付近は想像した程でもなかった。まだ時間が早いからかなと思っていたら、なんのなんの。宮島に着いたら、もう辺りは全て完全にごった返し状態だった。

当初は清盛神社辺りの海辺でなんて甘く考えていたけど、これだけ大勢の観光客を目の当たりにすると、フェリー乗場から遠くなる程、帰りが面倒になると直感して。カミさんと相談して、駅前広場からすぐの山道の途中に場所取りをすることに。ビールや鳥のから揚げ、フライドポテト、焼きそば等を買い込んで、ようやく見つけたスペースに陣取りを。だけどなんか嫌な予感が。

そうこうするうちに日がすっかり暮れ、いよいよ花火大会がスタート。夜の宮島もなかなか風情があって素晴らしかった。なんて感じていたのもつかの間、かなりの人数が山道のフェンスの傍に立ち並び始めて。これじゃ座っていると花火が全く見えない。そのうちに「おい、座れ」とか怒号が飛び始めて。よくあるパターンにハマっちゃたなと。下山したのは言うまでもないけど。

だけどヤバイことは重なるもの。カミさんの姿が見えなくなって。しばらく探したけど、結局見つからずフェリーで帰路へ。そこでようやくつかの間の水中花火を楽しむことができた。それが上の写真。フェリーを降りたら後ろから肩を叩かれて。なんとカミさんが待っていてくれた。この時ばかりは安堵したなあ。最初だから仕方なかったけど、次回には対策を講じないとね。

納骨

2012-08-13 06:45:24 | 900 その他
先週の土曜日から夏期連休に入ったのだけど、その初日に亡き母の納骨を。振り返ると慌しかったなあ。5月下旬に市営墓地の申し込みをして以来、毎週何かしらそのための準備をしてきた気がする。特に6月中旬に抽選で区画が決まってからは、今度は石材店と墓石の仕様の打ち合わせが続いて。延べにすると10回以上はやったかな、あーでもない、こーでもないと。

まずは和式にするか洋式にするか。最近では洋式が増えているということで、実際に墓地に行っていろいろな墓石をチェック。確かに洋式の場合は、何かしらこだわりが感じられるものが多かった。その中に自分のフィーリングにピッタリだったものがひとつ。後で調べるとオルガンタイプと呼ばれる形状であることが判って。”音楽つながり”ということもあってこれに決定。

驚いたことに、自分が選んだ地元の石材店がその墓石の設計と施工を担当していた。だからその図面をベースに仕様を詰めることができて。花立て、香炉の位置や形状、石の面取り等等、とにかく仕様の全てについて細かく調整したかな。改めて自分のこだわりの凄さに呆れ果てたけど。最終的には、そのこだわりが、逆にとてもシンプルなデザインに。

次は石の種類。大島石と呼ばれる愛媛県今治市にある島から採掘される御影石が人気ブランドなんだとか。確かに墓地にはこれが多かった気がした。だけど見積もりを取ると100万円を軽く超えていて。おいおい、そりゃ無理だよと探して決めたのがインド産のアーバングレー。色味が緑っぽいのが特徴。実物の見栄えが想像以上だったので大満足。

それで前置きが長くなったけど、午後2時から寺の住職と石材店の社長に来てもらって建碑式兼納骨式を。わずか20分程度の簡単なものだったけど、母の骨壷を墓石の下に丁寧に置くと、初盆の前に納骨できたという、何かしら安堵感のようなものに包まれて。日差しが強い真夏の昼過ぎで、気が遠くなるような暑さだったけど、それすらも快感だったような気がする。

堂林翔太

2012-08-06 05:38:49 | 450 スポーツ
いやあ、毎日暑いですね。これはもう、ただただじっと夏が終わるのを待つしかないのだけど、最近では夏が本当に終わったと感じるのは10月に入ってから。ということは、あと2ヶ月もあるということ。軽く気合を入れなおさねば。そんな中、自分の中で気持ちのよりどころになっているのが広島カープの快進撃。なんとオールスター明けのこの時期に3位でAクラス。

地元TVのニュースで十数年ぶりとか放送していた気がする。そういえば最近はカープの順位には全く期待していないシーズンが続いているなと。かつてのリーグ優勝や日本シリーズの優勝なんて、はるか記憶の彼方。まあ今年もどうなるかは終わってみないと分からないし、たとえ定位置のBクラスであっても、とりたててテンションが下がるワケでもないのだけど。

とは言いつつも、今年はいつもと違う自分がいる。それが堂林翔太。もちろん2009年のドラフト2位で、投手の今村と甲子園の優勝投手コンビで入団してきたのはよく憶えている。それ以降今村は2年目から試合に出ていたのだけど、堂林はずっと2軍暮らし。それが今年は大ブレークして、現時点で広島のホームラン王。彼を初めてTVで見たのはいつだったかなあ。

「かわいいなあ」と思った瞬間から年甲斐もなくモードが変わり始めて。7月20日の”すぽると”に生出演した時の動画も保存したし。こりゃ女性ファンが騒ぐはずだと。とりたてて美男子というほどでもないのだけど、とにかくかわいい。それと打撃フォームがキレイ。なんて興味が盛り上がってきた頃に、娘から「堂林はマツダスタジアムの近くに住んでるよ」との情報をゲット。

なんでも友達が近くのマンションに住んでいるのだとか。詳しい場所を聞きだすと、なんと自分が日頃客先へ移動している道路沿い。それが上の画像の大洲寮で、最近発売されたDVDにも写っているらしい。カープと言えば三篠寮と大野寮しか知らなかったけど、1軍選手用に最近建てたとのこと。もちろん早速仕事の合間に建物をチェック。なんか完全な”追っかけ”状態に。