或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

釣り納め

2015-12-31 10:09:48 | 400 釣り
一昨日は、いつもの友人達と、いつもの遊魚船で船釣りへ。今年最後の釣行なので、最後は大物にチャレンジしようと幹事が船長と相談してハマチに狙いを絞っていたまでは良かったけど、前々日、前日と連続2日間ハマチ狙いでボウズだったという情報を船長から入手したので、急拠狙いを変更することに。皆の投票の結果、タチウオとメバルに決定したのが前日の夜。

このところ瀬戸内海沿岸は穏やかな天気が続いていて、この日も風もなく絶好の釣り日和。まずはこの時期のタチウオのメッカである倉橋島沖へ。朝6時に港を出発して、広島湾を西から東へ縦断すること約1時間。ポイントに到着すると、既に10隻ぐらい船が集まっていた。早速テンヤ仕掛けに冷凍サンマを括りつけて釣りを開始。するといきなり自分の周りで連続ヒット。

「おいおい、また今日もこのパターンかよ」と、このところスタートでつまずくことが多く焦ったかな。皆と同じようにやってるつもりが自分だけアタリなし。周囲の3人が既に1、2本上げているのに自分はボウズ。船長から暖かいアドバイスをもらいながら、ようやく1本目をゲット。たまたま竿を動かした時でラッキーそのもの。指4本ぐらいの中型サイズ。これでだいぶ楽になった。

これではマズいと、隣の友人の釣り方を細かくチェックすると、電動リールをゆっくり等速で巻き上げながら、途中でタタキと呼ばれる誘いを入れていて、この後に食ってくる様子。早速自分も試してみると、いきなりヒット。アタリの出方と合わせ方をようやく掴んだって感じ。その直後だった、ヒットの後で合わせた時に、これまでにない重さが手に伝わってきて。

一気に抜き上げると、指6本サイズの大型が海面から現れて。いわゆる”ドラゴン”。これまでの中で最大。釣り上げて興奮していると、船長が出てきて写真を撮ってくれた。これが翌日のHPの表紙を飾ることに。次の日に炙りとバター焼きにして食べたけど、身の厚みがハンパなくて、味も最高。釣り納めでこんなサプライズがあるとは、良い締めくくりになったなあ。


タチウオ

2015-10-27 05:20:08 | 400 釣り
いよいよタチウオのシーズンがやってきていて、先月、今月と、いつもの遊魚船で今シーズンは2回の釣行を。このところ、やけに良い天気が続いていて、いずれも快晴で波の少ない絶好の日に出航できた。釣果については7~8本とまずまずなのだけど、最近どうも自分の釣りに対する探究心の低下を痛感させられていて。今日は、もう少し具体的にその辺りの話を。

まずは先月の話。いざ釣り始めて、喰いが渋いなかでも同乗した友人達はポツリ、ポツリと上げ始めたのに対し、自分はアタリすらない状態が続いて。「おかしいな、これでけっこう釣ってきたのに」と、過去の成功体験に固執していると、しばらくして船長から、「そんな誘い方じゃダメですよ、テンヤを一定のスピードで巻きながらアクションを入れないと」、とダメ出しを食らって。

周囲を見回すと、確かに友人達は、そういう誘いをしていたので、自分もそれに合わせるとアタリが来始めて、そのうち最初の1本をゲット。コツを得たのか、それからはコンスタントに釣れて、終わってみれば友人達に数で追いついて納竿。でも自分が浦島太郎だったことが恥ずかしくて。”海釣り”ではなく、”陸釣り”にうつつを抜かしているからこうなるのかと、しばし反省。

それで今月の話。今回はバッチリと意気込んではみたものの、前回同様に喰いが渋いなかで、数人はポツリポツリを上げ始めたのに、残り多数にはアタリがこない。数時間経って魚場の移動中に釣れていてる友人に聞いてみると、誘い方は同じだったけど、テンヤが違っていた。軸にケイムラのチューブを巻いていたりとか、細かい工夫が凝らされていて。これまた反省。

ということで反省だらけなのだけど、嬉しかったのは2回の釣行共に、1本だけは指5本ぐらいの準ドラゴン級が釣れたこと。お楽しみは料理。得意の炙りにして食べたけど、甘味があって絶品だった。特に今月は、釣ったその日の夜に友人を自宅に招待して食べてもらったけど、想定通り大感激してくれた。これでなんとか反省だらけのモヤモヤが吹っ飛んだような。


初釣り

2015-01-25 18:53:18 | 400 釣り
この土曜日は、いつもの友人達と、これまたいつもの遊魚船で初釣りへ。まだ夜が明けていない朝5時半過ぎに港の桟橋へ到着すると、皆が続々と集まり始めて。その中の一人が「明けましておめでとうございます」と挨拶してきた。なんでだろうとよく考えてみると今年初めてだし、自分にとっても今年最初の釣り、つまり初釣りだった。もう1月も終わろうとしているのに。

この日の狙いはメバル。昨年はタチウオが好調で、いつも二桁は釣っていたので、今でも冷蔵庫に切り身の在庫がたくさん残っている。だけど今年に入ってすっかり釣れなくなったとの船長談。ということでメバル1本に絞ることになったのだけど、ここ数年、瀬戸内海のメバルの喰いはイマイチで、数釣れても15cm前後の小型が多く、どうも十分な満足感が得られていなかった。

まずは柱島周辺から。喰いはまずまずなのだけど、やはり小型が多かった。1時間ぐらいして、船長から「大きく移動します」とのかけ声が。それからおよそ1時間して到着したのが水無瀬。ここはハマチやハゲのポイントで、メバルをやった記憶がない。おいおい、大丈夫かよと内心不安がよぎりながらも水深30~40mの棚へサビキ仕掛けを下ろすと、隣の友人に大物がヒット。

水面に見えてきたのは、この日最大の31.5cmの大型メバル。ちょうど産卵期でお腹がパンパン。これを見て船内のテンションが急に上がってきたところで自分にも大きなアタリが。釣り上げたのが上の写真でちょうど30cm。ホント久しぶり、30cmオーバーは。それから時合いが来て、中型以上のダブルやトリプルが続き、終わってみれば20cmオーバーの良形が20匹以上。

皆もけっこう釣っていて、メバルでは久しぶりの大漁だった。帰宅して近所に配った後で調理を開始。メバルの活きが良すぎて身に弾力があり過ぎ包丁がうまく入らない。その日はメバルとアジの刺身、メバルの煮付け、アジの塩焼きと、魚三昧。冷酒と一緒にいただくと、この上なく美味しくて。こりゃ幸せだなあと。独りっきりというのがちょっぴり寂しかったけど。

大アジ

2014-05-07 05:40:40 | 400 釣り
10連休だった今年のGWも一昨日で終了。あっという間だったなあ。初日と最終日にいつもの友人達と、いつもの遊魚船で釣行したのだけど、この時期の狙いは大アジ。45cmがレギュラーサイズで、50cm以上の大物が時折混じる。魚場としては山口県と大分県、愛媛県の県境辺りの海域で、有名な関アジが獲れる佐賀関沖に近い。つまり”準関アジ”ってところ。

初日はいわゆる流し釣り。遊魚船の中でも出船が早い船長から、いつもより30分早い朝4時30分に出航するとの指示があったので、これに合わせて3時に起床。前日からそのまま起きていても良いぐらいだけど、自分の場合はいつものように夜10時には寝て睡眠時間を稼ぐって感じ。なんて話より、後でこの船長の判断が的確だったことが分かって感心したけど。

魚場である山口県平郡沖に到着したのが6時過ぎ。土曜日なのに、幸い周囲には他の船影は見えず自分達だけ。カゴにオキアミを詰めて仕掛けと共に海へ投入すると、いきなりアジ独特のツンツンしたアタリが。これは幸先が良いと引き上げてみると、45cmの良形アジが上がってきて。それからおよそ2時間、ほぼ入れ食いの状態で、ほぼ同じサイズがトータル12匹だった。

その後他の船が集まり始めた頃からアタリがぐっと減ってきたのでメバル釣りへシフト。メバルもそこそこ釣れたので、久しぶりの大漁に皆笑顔だったなあ。それから10日後の一昨日、同じアジ狙いで出航。だけど行き先が違った。船長に聞くと前回の場所は数日で喰いが落ちて、今はもう全く釣れなくなったとのこと。別の場所で今度は船をアンカーで止める”かかり釣り”を。その日の釣果はアジが4匹だけ。まあ近年アジもなかなか釣れなくなっていて、これでも十分に満足したけど。

初日のは数匹を近所へ配り、残ったのをその日のうちに全てさばいたのだけど、さすがに数が多くて疲れた。だけど刺身、塩焼き、カルパッチョと、久しぶりに堪能したかな。最終日のは、1匹を自分用に残し、後は友人へお裾分け。自宅に家族や友人達が集まったらしく、普段見られない大きさのアジが大好評だったと後で聞いて、自分のこと以上に嬉しかったなあ。

メバル

2014-02-03 05:34:56 | 400 釣り
先々週の日曜日は、いつもの友人達と遊魚船でメバル釣りへ。瀬戸内海では秋から年末にかけてのタチウオシーズンが終わると、いよいよ冬の本命であるメバル釣りが本格化するのが例年のパターン。この時期の悩みは天候。なにせ陸上でも寒いのに、海上ともなると寒さが倍増するから。さらに海がシケて風が強かったりするとレジャーではなく、寒中訓練化してしまう。

当日は想定していたより暖かく、この時期の釣りとしてはかなり良いコンディションだった。事前に友人が船長から入手していた情報では、良型を狙うならモエビを使った餌釣りが分があるとのことで、いつもの自分なら迷わずそれに従うのだけど、独り暮らしをし始めてからは、沢山数を釣っても後でさばくのが手間だけなので、ダメ元でいろいろと冒険してみようかと。

魚場は周防大島周辺で、水深が20m~60mぐらいを船で流してポイントを探っていく。仲間が皆モエビを使った餌釣りをする中で、自分だけは小型のワームをトライ。色はグリーン、レッド、アイボリーの3色で5本針。釣り始めてすぐにアタリがあり、引き上げると15cm前後の小型メバルばかり。船長から今年は小型が多いと聞いたので、少しいやーな予感はしていたのだけど。

上の写真は全部の針にメバルが掛かった時のもの。嬉しかったけど、サイズが15cm前後ばかりなので素直に喜べなくて。だからこのサイズの小型は隣に座った友人に全てプレゼントすることに。おそらく20匹ぐらいはそうなったと思う。数は釣れるのだけどサイズがねえ。そんな中でやっと25cm前後が1匹釣れて。これは嬉しかった。結局良型はこれだけだった。

普段はいつも土曜日、しかし今回は日曜日の釣行だったので、帰宅してからが忙しくて。手早くさばいて大物1匹はお造りに、中型3匹は煮付けにして、残りは冷凍に。小型だから3枚におろすのが一苦労。ちょっと情けない感じになってしまったのが下の写真。逆に煮付けにはちょうど良いサイズだった。もしも今年はこんな小型ばかりだとすると、少々気が乗らないかも。


初釣り

2014-01-05 07:34:29 | 400 釣り
正月3日は会社の同僚と2人で初釣りへ。久しぶりのマイボートでの釣行だった。昨年10月から始めた婚活が忙しくなり、年間予約している遊魚船に毎月1回乗るのが土日のスケジュール的に精一杯になっていたから。そのためマイボートでのアオリイカやカレイの最盛期を逃してしまっていて、なんだか同じ釣りでも海じゃなくて陸にシフトしているってところ。

およそ3ヶ月振りの出航ということで、心配だったのは船の調子。電子制御燃料噴射だし、ダブルバッテリーにしているせいか1発でエンジンがかかり、とりあえずホッとしたのもつかの間、徐行中に何度もエンストを繰り返した時には不安になったなあ。それでも騙し騙しなんとか港から出て、全開運転をしてからは徐々に調子を取り戻してきたのでようやく一安心。

その日の狙いはタチウオ。期待して近場の大黒神島まで行ってみたものの船がいない。その時にちょうど大島方面へ走っていく船を見つけ、その後をついていくことに。実はここから先へは行ったことがなくて、いわば初めての遠征。30分ぐらい走り、この時期の魚場として有名な中島に到着したけど船影が見えない。ということで最後の目的地として選んだのが倉橋島。

およそ30分ぐらいで鹿島を過ぎると、亀ヶ首沖の海面に何やら白い模様がうっすら見えてきて。はっきりと船団だと分かった時に、ここで勝負だなと胸がワクワクしてきた。船の数はおよそ200隻。知っている遊魚船の8割ぐらいをみかけたので、どれだけ集結していたかが分かる。いざテンヤ釣りを開始すると、すぐに自分にヒット。指4本のまずまずサイズだった。

だけどこの日は喰いが悪く、どの船もあまり釣れている気配がなかった。午後3時まで粘ってみたものの、結局トータル4本で、内1本は指5本の良形。イマイチの釣果だったけど、遠征して航路や魚場を憶えた満足感に浸ることができた。ガソリンは60Lぐらい消費したかな。帰宅して得意の炙りにして食べたけど、身が厚く脂の乗りも最高で美味しかった。


カミナリイカ

2013-11-27 05:27:35 | 400 釣り
先週の土曜日にいつもの遊魚船で、これまたいつもの友人達と釣りへ。天気は最高で、海もとても穏やか。この2、3ヶ月は、出航する度に台風や雨の影響が心配されて、いつも不安な思いをしてきたのだけど、ようやく釣り日和と呼べる日が来て。いや久しぶり。船底がいつもの自分の居場所なのだけど、いつになく振動が少なくて、海が穏やかなことがよく分かった。

それで当日の狙いはアオリイカとウマヅラハゲ。魚場である水無瀬に着いて、まずはアオリイカの仕掛けを投入。数分経って自分にアタリが。独特の引きを楽しみながら上げると、胴長25cmの良型が水面に。これは今日は期待できるかなと興奮してきたものの、その後は冴えなくて。船中でもポツリポツリといったレベル。そのまま2時間ぐらいが経過。皆が暗かったなあ。

そのうち隣にいた友人の竿先が大きく曲がったので、かなりの大物の予感が。上がったその大きさにビックリ。船長から「カミナリだよ、カミナリ」との声が。噂には聞いていたけど、これがカミナリイカ(モンゴウイカ)かと。横幅と厚みがスゴイ。胴のキスマークのような模様が特徴。横目で羨ましがりながら、底スレスレに棚を変えると自分にも強いアタリが。これがやけに重くて。

上がってきたのが友人と同じぐらいのサイズのカミナリイカ。こんなのいるんだと興奮しながら、なんか嬉しいというよりも笑えてきて。だけどサプライズはその後。今日はもうこれだけでいいやと満足した後、しばらくして再び同じようなアタリが。さっきよりも重かったので、これはまたかと期待したら、さらにサイズアップ。それが写真で、胴長がなんと30cmもあった。

その日の夜に自宅で調理したのだけど、体格的に釣ったアオリの4倍ぐらいの感触で、さばくというより格闘したって感じかなあ。墨の量もハンパなくて、台所の辺り一面が真っ黒に染まって。取り出した身の大きいこと。厚さが1cm以上あって。とりあえず一部を刺身にして食べたけど、やはりアオリより大味なのは否めない。お次はステーキにでもしてみようかな。

タチウオ

2013-10-27 06:52:04 | 400 釣り
昨日はいつもの友人たちと、これまたいつもの遊魚船で、今シーズン初めてのタチウオ釣りへ。台風26号と27号の影響で、過ぎたとはいえ波風が強いので無理かもしれないと心配していたが、なんとか出航。ただしいつもの山口県大島沖とかへの遠征は無理だったようで、広島県南部の近場をお茶濁し的にうろうろと。まあ出航できただけありがたいと思わなくちゃ。

まずはアオリイカ狙いで倉橋沖の保高島、手島周辺へ。行く途中に船長にいろいろと話を聞くと、もうアオリイカは深場へ移動しつつあるとのこと。9月から10月にかけて、岸に寄っている頃にマイボートで大奈佐美周辺を何度かトライしたけど、芳しい釣果もないまま後半戦に突入した感があった。結局この場所ではコウイカが1杯のみ。他もそんなレベルで冴えなかった。

だけど嬉しかったのは、近場なだけにマイボートで行けるポイントが分かったこと。最近つくづく感じているのは、やはりポイントを知らないと魚が全く釣れないこと。船長と話をしていても、釣れたらGPSに必ずマークをしておく癖をつけないとだめだよとアドバイスされて。この調子だと春夏秋冬の各季節で自分なりのポイントを持てるようになるには、4、5年かかりそう。

その後ポイントを幾つか移動してみたものの、アオリイカは釣れず本命の太刀魚狙いで黒島周辺へ移動。サンマの切り身をつけたテンヤで底近くを探ると、すぐに自分にアタリが。なかなかの引きを楽しんた後に釣り上げたのが写真の指5本サイズ。まずまずで幸先が良いと期待したものの、その後はバラしも多かったけど、なかなか爆釣モードには入らず結局3本のみ。

まあ台風の後だったし仕方ないかと、すっかり晴れてきた空を見上げながら帰港。2本を近所に配ってコウイカとタチウオを料理。最近では魚をさばくのも手馴れたもので、手際よく処理して夕食の準備へ。食卓に並べたのは、コウイカの刺身、そしてタチウオの炙りとバター焼き。いつも感じることだけど、この炙りが美味しくてたまらない。十二分に秋の魚を堪能したかな。


ケンサキイカ

2013-09-20 05:22:44 | 400 釣り
先週の土曜日に山陰の浜田まで遠征して船釣りを。狙いはケンサキイカ。いつもの友人が遊魚船をチャーターしてくれたもの。実は8月31日に釣行する予定だったけど、直前に船が故障したので出船は無理との情報が船長から入り、あえなくキャンセルしていた。楽しみにしていただけに皆がガックリ。だけど台風15号が襲ってきたので、どの道無理だったのだけど。

その意味では仕切り直しというか、もっと言えば昨年のリベンジでもあった。昨年のお盆休みに初めて同じ船でケンサキイカ釣りに行ったのだけど、絶好の釣り日和にもかかわらず、半夜釣りで釣果は7ハイ。雑誌やネットの情報では、一人で50パイとか100パイ釣っている写真が多数載っていたので、そのギャップにかなり落ち込んだのは確かで、来年こそはと燃えていた。

前回との違いは、80号の胴付き仕掛けで確実にしゃくるために竿を変えたこと。前回は真鯛用の柔らかめのものを使ったけど、今回はこの日のためにとわざわざ旧型を探し出して購入した、ダイワの極鋭ギアFスペック240を使用。実際に使ってみて確実にしゃくれたので狙い通りだった。さらには最近流行のイカメタルによるジギングもトライしようと専用ジグも用意して。

日没と同時に釣りを開始すると、30分ぐらいして前方でヒット。それからポツポツと釣れ始めて。ただし爆釣とか、そんな時合いはほとんどなかった。ついでに言えば、良型が掛かって巻き上げていると、鋭いアタリがあり、上げてみると胴が魚に食べられていたことが10回近くあって。結局終わってみればトータル22杯。ほとんどが胴長20cm前後で、25cm前後の大物は2、3杯。

まあ昨年と比べれば格段に進化しているのだけど、それにしてもねえ。そうそう、今回新たに挑戦したのが”沖漬け”。釣ってすぐに甘辛醤油の中に生きたイカを入れて、内臓から醤油漬けにしてしまう料理。帰宅して調べると、この”沖漬け”は、本来生で内臓と一緒に食べるのだとか。おいおい、それは気持ちが悪いだろうと。結局刺身と沖漬けを焼いて食べたけど。


ハマチ

2013-09-08 07:50:02 | 400 釣り
昨日はいつもの友人達と船釣りへ。マイボートも良いけど、釣りに徹するのであれば、やはり遊魚船。チャーターで貸し切れば、一人7千円でお得だし、皆が知り合いなので和気あいあいでやれるというのも大きい。狙いは今期初めてのハマチ。瀬戸内海では様々な魚種が楽しめるのだけど、大物と言えば何といってもハマチとブリ。掛けた時の引き味が他とは全然違うから。

釣法も、これまたいつもの”泳がせ釣り”。とりあえず生き餌となるアジを調達する魚場へ到着。サビキ仕掛けで15~20cmの小型を釣るのだけど、スズメダイや小イワシばかりで苦戦。たまにあることだけど、この日は場所を変えてもだめだった。ということで、餌の絶対数が不足のままハマチの魚場である山口県情島へ。周囲に船がほとんどおらず、逆に不安になったけど。

釣りを開始してすぐに隣に座っていた友人にアタリが。竿がグーンとしなった時に絶妙のタイミングで合わせたのだけど、何故かヒットせず。その後に別の友人にもアタリがあったのだけど、針ハズレでこれまたヒットせず。そのうち前方で次々にヒットし始めて。この時点で自分には全くアタリなし。そして30分ぐらい経ってから、隣の友人のヒットに合わせて自分にもアタリが。

友人と糸絡みをしないよう船の上を移動してゲットしたのが下の写真の62cmのハマチ。皆にもヒットが続き、2時間ぐらいで8名全員がほぼ同じサイズをゲット。自分はその後1本追加してトータル2本だった。その後餌切れのため、ハマチを早々と終了して魚場を移動。お次の狙いであるウマヅラハゲが入れ食い状態で、30cm以下の小型ばかりだったけど18枚釣って納竿。

サプライズはその後。なんと自分の1本目が僅差で大物賞に輝いた。金額はたいしたことはないのだけど、のし付きの封筒が渋くて、これは永久保存版だなと。ハマチは半身を近所に配り、残った最後の半身を自分で調理。昨晩は刺身を食べたけど、これが絶品だった。そして更なるサプライズが翌朝に。遊魚船のHPをチェックすると、なんと自分の写真が表紙にアップされているではないか。まさにヒーロー状態。1年前に大アジで同様にアップしてもらったけど、今回の方が断然嬉しかったかな。