或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

SEIKO

2005-02-03 22:43:56 | 520 アンティーク
今日はちょっと嬉しい話です。実は高校生の息子に写真の時計をプレゼントしました。

これは私が高校生の時に親に初めて買ってもらったものですから、1970年代製ということになりますね。親に買ってもらったものを息子に引き継ぐことになろうとは夢にも思いませんでした。

息子には中学生の頃にナイキのスポーツウォッチを買ってやったのを憶えています。そういえば全くつけなくなったなあと思ってたら、服と同じで時計の趣味も変ってきてるんですね。

最初は私のお古をプレゼントするつもりは全くなく、今回も「デジタルじゃなくて針のある時計が欲しい。」と言うので、一緒に時計屋に行って新品を選ぼうとしました。ところが息子が今風のデザインの時計には興味を示さず、なかなか気に入ったものが見つかりません。仕方なく家に帰って参考までにと私の時計を見せると、その中の一つを見て、「ベルトを替えてくれたらこれでいいよ。」ということになり、黒色の皮から銀色の金属ブレスに交換したのが写真のセイコーです。

女性用を若干サイズアップした形の、秒針もないシンプルな初期クォーツですが、いざベルト交換してみると、今の若者の古着感覚にマッチした雰囲気が出てきて、息子も気に入ったみたいです。

私自身この時計を最近したことがなかったので、こんな形で現役復帰するなんて、なんかとても幸せな気分です。(笑)