わざわざ英字にしたのは、これが洋画のタイトルだから。最近ヤフオクで落札したビデオなのだけど、かなり因縁じみている。故シドニー・ポラックが監督で、岸恵子が出演していて、なんとデイブ・グルーシンが音楽を担当。つまり最近記事にした3人が競演している唯一の映画がコレ。自分にとってはチョー豪華な組み合わせによる「ザ・ヤクザ」(1974年)。
どうして今まで観ていなかったのか?それは簡単で、ヤクザ映画だから。だめなんですよ、この系統。なにせ小学校の理科の解剖の時間でカエルにメスを入れられなかったクチだから。隣りの女の子なんかいとも簡単にやってのけたので、いろんな意味でショックを受けたのをよく憶えている。最近じゃ何ともないけど、釣りを始めた頃に魚をナイフで絞めるのがコワかった。
その話はどうでもいいけど、案の定というか予想通りの内容だった。日本的義理人情がテーマで、シーンは修羅場の連続。主演のロバート・ミッチャムと助演の高倉健が人を殺しまくる。おまけに小指を詰めまくる。もう二度と見ないでしょうね、その意味で永久保存版。でも若き日の健さんはカッコ良かった気がする。外国人からみても、たぶんそう思えるだろうなあ。
岸恵子はロバート・ミッチャムの元恋人でスナックのママ役。この映画の当時は40歳になったばかりなのだけど、髪型のせいか、やや老けてみえた。期待していただけに少々ガックリ。まだ見ていないけどショーケンと共演した「約束」(1972年)や「雨のアムステルダム」(1975年)も用心した方がいいか。ヤフオクでけっこう高価で取り引きされていて、いつかはと思っているけど。
最後にグルーシンの音楽だけど、これはねえ、彼らしさがほとんど感じられない。おそらく内容が内容だけに、ヘンに日本を意識したのがまずかったような。フジヤマ、ゲイシャといったゲテモノの域を抜け出ていない。映画の雰囲気を壊さない程度に無難にまとめようとする意図がミエミエ。ということで、好みの人間が集まればいいというもんじゃないなという良い事例だった。
どうして今まで観ていなかったのか?それは簡単で、ヤクザ映画だから。だめなんですよ、この系統。なにせ小学校の理科の解剖の時間でカエルにメスを入れられなかったクチだから。隣りの女の子なんかいとも簡単にやってのけたので、いろんな意味でショックを受けたのをよく憶えている。最近じゃ何ともないけど、釣りを始めた頃に魚をナイフで絞めるのがコワかった。
その話はどうでもいいけど、案の定というか予想通りの内容だった。日本的義理人情がテーマで、シーンは修羅場の連続。主演のロバート・ミッチャムと助演の高倉健が人を殺しまくる。おまけに小指を詰めまくる。もう二度と見ないでしょうね、その意味で永久保存版。でも若き日の健さんはカッコ良かった気がする。外国人からみても、たぶんそう思えるだろうなあ。
岸恵子はロバート・ミッチャムの元恋人でスナックのママ役。この映画の当時は40歳になったばかりなのだけど、髪型のせいか、やや老けてみえた。期待していただけに少々ガックリ。まだ見ていないけどショーケンと共演した「約束」(1972年)や「雨のアムステルダム」(1975年)も用心した方がいいか。ヤフオクでけっこう高価で取り引きされていて、いつかはと思っているけど。
最後にグルーシンの音楽だけど、これはねえ、彼らしさがほとんど感じられない。おそらく内容が内容だけに、ヘンに日本を意識したのがまずかったような。フジヤマ、ゲイシャといったゲテモノの域を抜け出ていない。映画の雰囲気を壊さない程度に無難にまとめようとする意図がミエミエ。ということで、好みの人間が集まればいいというもんじゃないなという良い事例だった。