或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

ナビィの恋

2007-09-28 06:16:29 | 350 映画
いつからかはよく憶えていないけど、なんとなく気になっている女優が西田尚美。数年前に結婚したらしく最近オメデタのニュースが目に止まって。1972年生まれというから今年35歳。まあ外見からして相応かなあ。よくあるフツーの顔立ちだし、取り立てて個性的とは思わないけど、見るたびに雰囲気が違うところが面白い。具体的には髪型とかメイクとか。それとしゃべり方。

久しぶりに彼女の姿を見たのが、TVの人気番組で「帰ってきた時効警察」。旅館の女将役でゲスト出演していて。和服姿は初めて見たけど、なかなか似合っていた。それで彼女の代表作とか見たことあるのかと言えば、これがぜんぜん。ファンを自称するならそれくらいはと調べて見つけたのが前からいつかと思っていた「ナビィの恋」(1999年)。でも彼女が出ていたとはね。

早速DVDをレンタル。内容は沖縄を舞台にした、切なくかつほのぼのとした家族ドラマ。主役が誰かというのは微妙で、ナビィ役の”おばあ”や、その亭主役の”おじい”かもしれない。その孫娘役の彼女はショートヘアが似合って可愛かったなあ。若い頃はこんな感じだったのかとちょっと感激。特に印象的だったのが赤いワンピース。庭に咲くブーゲンビリアに負けず劣らず鮮やかだった。

映画そのもので言えば、”おじい”がとてもカッコ良かった。自分が愛する妻が、彼女が本当に愛する男と一緒に島を出て行くのだけど、それを暖かく優しくさりげなく送り出す。そして常に明るく振舞う。同じ男として素晴らしいなと。じーんときたなあ。

それで本編を見終わってメイキングをみていたらサプライズが。主要登場人物のプロフィールがあって。なんと広島出身で、しかも誕生日が自分と同じ。これにはねえ、さすがに赤い糸?を感じたかも。オダギリジョーと同じというのは前に記事にしたけど、彼女とも同じとはねえ。こりゃ益々ファンになりそう。他にも主演作品が数本あるみたいなのでいろいろ観てみるつもり。

ナビィの恋ナビィの恋

社労士試験結果

2007-09-26 06:25:28 | 150 社会保険労務士
先月末に受験した社労士試験の自己採点をしてみました。結果はバツ。マークシートだから採点に間違いはない。うーん、残念。選択式33点、択一式39点。各学校が予想している合格基準は、平均すると選択式29点、択一式44点。つまり選択式は合格だったけど、択一式が5点不足で不合格。

冴えない話だけど、つい最近まで選択式と択一式の合計に対して基準が設定されていると思っていた、足きりは別として。独立した基準があることを知ったのは試験の後。これじゃ合格は無理だ。

落ち込んでいても仕方がないので、早速解答の分析を。まずは上の画像の昨年との比較。合格基準が違うから一概には言えないけど着実に進歩はしている。それじゃ惜しかったのかどうかと言えば、5点不足はその範疇には入らないでしょうね。まだまだ実力不足。この1点、1点にかなりの数の受験生がいるはずだから。ただ正直言ってちょっとホッとしたというのも事実。

というのも本番前に受けた模擬試験の結果がずっと悪かったから。全てCかD判定。だいぶ焦ったなあ。あまりのギャップに試験の1ヵ月前にはだいぶ自信を喪失していた。それが最後の追い込みでまずまずのレベルに到達できたから、それがせめてもの救い。ようやく地力がついてきたかなと。その意味では、来年はサプライズを期待せず実力で勝負できる気がする。

それと別の意味で良かったのは今の時点で不合格が確定していること。択一式がもう3、4点高かったら、もしかしてと11月9日の合格発表まで気になってしようがないから。その点スッキリはしている。今回は、前回の試験終了後に全く勉強をせず年明けからスタートしたけど、次回は今年11月ぐらいからは勉強を再開するつもり。モチベーションがより高まっているから。

ということで合格できなかったのは残念だけど、しっかり休養してまた頑張りますよ。

花火大会

2007-09-24 08:36:50 | 890 広島
昨晩近所で花火大会があったので行ってきました。今年は初めて。広島近郊では毎年定番の大きな大会が3つ、4つあるけど、いろんな都合で結局行けずじまい。ちょっと後悔していた矢先にローカル新聞で案内が。嬉しかったなあ。普通7、8月なのに何故か9月の終わり。今年は暑さがずっと残っているので、夏の気分のまま行くことができたし、タイミングが良かった。

花火の数が7千発というので、そんなに期待していなかったけど、陣取った場所が良かったのか、けっこう楽しめた。唯一冴えなかったのが前半に雨が降ったこと。ここ数日不安定な天気が続いていて。おそらく本格的な秋がくる前兆なんだろうけど。この夜も、それまで全く降っていなかったのに、開始30分ぐらい前からポツポツ降り始めて。まさか中止?と不安になったくらい。

面白かったのがカミさんのコメント。「ちょっとスッキリした」、だって。というのも一昨日はミスチルの野外コンサート。場所は郊外にある広島ビックアーチ。サッカーのサンフレッチェ広島の本拠地。「アンラッキーと思っていたけど、雨が昨日だけじゃなくて今日もだから」、というのがその理由。物は考えよう。どちらが雨女なのか、娘と二人がなすりあい状態だったから。

実は当日車で会場まで送っていったのだけど、家を出るまでは一日中ずっとカンカン照り。それが出た後で空に暗雲が。会場に着いた頃にはポツポツ降ってきて。夜遅く帰宅したカミさんと娘はかなり濡れた様子。会場が山間部にあることもあって断続的に降ったとか。野外コンサートというのは傘をさしちゃいけないらしい。まあ持たずに出かけたから関係なかったけど。

それにしてもJ-POPはスゴイですね、客席は満員だったらしい。つまり5万人規模。確かに岡山、山口、島根等からの大型バスが多かった。このあいだのユーミンといい、自分にとっては想像を絶する集客力。大ホールでの演奏会にはほとんど行かず、もっぱら数十人規模のジャズクラブでしか音楽を聴いていないから。まさにメジャーとマイナーの違いなんでしょうね。

Anjo de Mim

2007-09-21 06:43:04 | 220 POPS
だいぶ間が空きましたがイヴァン・リンスのカバー紹介の第3弾。紹介する曲は”Anjo de Mim"。"I'm not alone"という英語ヴァージョンとの2本立て。オリジナルは曲のタイトルがそのまんまの「Anjo de Mim」(1994年)。この時期になるとネイティブらしさは薄れてきているけど、ストリングスをうまく効かせたアレンジが聴き易い。それとなんといっても詩が素晴らしい。

”When I'm alone ,I'm not alone. You're here with me."・・・"I see your star, I dream your dream"、”私は1人じゃない、あなたが一緒だから・・・”・・・”あなたと同じ星をみて、あなたの夢を私もみる”、なんて感じ。とてもロマンティック。ささやきかけるような切ない曲調という意味では、"Come ca de Novo"に通じるものがあるなあ。彼女をくどく時の勝負用としてもバッチリかも。

カバーではナット・キング・コールの弟フレディ・コールの渋いダミ声による、有名なイヴァントリビュートのオムニパス「Love affair」(2000年)や自身のアルバム「In the name of love」(2003年)、その年でまだジャケに顔写真を載せるのか?とツッコミを入れたくなる米白人女性シンガー、ブロッサム・ディアリーの「Blossom's Planet」(2000年)など多彩だけど、一番のお気に入りはブラジル出身の美人女性シンガー、アナ・カラン(Ana Caram)の「Blue Bossa」(2001年)。

言わば往年のアストラット・ジルベルトとスタン・ゲッツによるコラボの現代版。リー・コニッツを思わせる乾いたアルトサックスとギター、ベース、ドラムというシンプルな構成によるバックが、彼女のポルトガル語によるやるせない歌声としっくり馴染んでいてクールジャズ系ボサノバとして完成度が高い。他に"Desafinado"や”Corcovado"等の有名曲が入っているのも嬉しいし。

なんとなく海を連想させるこのアルバムを聴きながら、まさにこの時期の夕暮れに浜辺でたたずめば、過ぎ行く夏がしみじみ感じられるはず。ということで、2年前の記事で紹介した山陰の夕日を撮った写真の別バージョンをアップしておきますね。

Anjo de MimAnjo de Mim I'm Not AloneI'm Not Alone

In the Name of LoveIn the Name of Love Blossom's PlanetBlossom's Planet

Blue BossaBlue Bossa

縁切り神社

2007-09-19 06:03:44 | 010 書籍
ようやく読書をする時間が出きたけど、まだまだ長編を読もうなんて気が起こらないのが今日この頃。それで図書館に行った時にふと見つけたのが、田口ランディの「縁切り神社」(2001年)。この作家は「被爆のマリア」が強烈に印象に残っていた。なんかね、タイプじゃないけど、どうも気になる感じ。本人じゃないですよ、あくまで小説のこと。

何処が気になるかというと、女性の動物的本能が露骨に感じられるところ。それも美しい部分じゃなくて、ある意味で醜い部分。ひとことで言えば女はコワイよなあっていう部分。それが文章の端々からこれでもかというぐらいに出てくるからスゴイ。

中身は全12編の文庫オリジナルの短編集。特に気に入ったのが「エイプリルフールの女」。妻子あるサラリーマンと不倫をしている女の話。ある日相手から妻が死んだとの連絡が。それが事実と信じられなくて、彼女は男の実家で行われている葬儀に出向く。フツー行かないと思うけど、でも行っちゃう。その過程における自己中心の極みとも言える心理描写が際立っている。

「円満すぎて家庭ではセックスをしないんだ」、「昼休みに男の会社に電話してみた」、「男の家は世田谷区の私鉄沿線の閑静な住宅街のあった」、「男の奥さんは、年よりも若く見える愛らしい人だった」、「(奥さん)あなたは死んだけど、私はまだ生きている」、「私は一生呪われるかもしれない」、「今度、男に会ったら、私は一晩でも二晩でも背中をさすってあげようと思う」

もうなんというか、たまりません。自分もこの手にはいろいろ痛い目にあったからなあ。この小説はそんな部分がリアリティを伴いひしひしと伝わってくる。話は変わるけど、「縁切り神社」というのは京都の祇園にある安井金比羅宮のことらしい。実際に一番多いのは自分の好きな男と相手の別の女の縁を切ってくれという願いとか。願うのは勝手だけど、わざわざ神社まで行って絵馬まで書いて・・・。写真の神戸の生田神社は「縁結びの神社」で有名だけど、同じ神社でもいろいろあるんだなあ。

縁切り神社縁切り神社

ホームページ製作完了

2007-09-17 06:51:13 | 000 起業
社労士の受験が終了したら中小企業診断士の活動を始めると決意表明したけど、今日はその第1弾。活動する上で実際に必要となる3種の神器は?と考えて頭に浮かんだのが、ホームページ(メールアドレス含む)、電話、そして名刺。個人事業の届出は実際に収入、厳密には所得が出始めてからでOKという話なので後回し。

まずはホームページ(HP)を作ろうということで、この2週間頑張ってようやく完成。そのトップページが上の画像。モザイクだらけで申し訳ないけど。デザインに自分の趣味がかなり入っている。なんかブログと雰囲気が似ているでしょ?黒好きだから。とにかくクールなイメージを出したかった。最初にしてはまずまずの出来じゃないかと。トップページを含めて全部で9ページ。

使用したのがHP製作の定番であるホームページビルダー。元ネタにしたのがFree Templates Online。このサイトってけっこうオシャレなデザインが多いし、そのままでも加工しても無料というのが嬉しい。HPの最後にリンクを1行入れるだけで済むし。さすがに経験が浅く、けっこう手こずった、特にスタイルシートが。でもブログの経験が役立ったなあ。

次がアップロードだけど、レンタルサーバー会社のロリポップと契約。理由は利用料金が月額263円と格安だから。これでサブドメインとメルアドをもらえる。さっそくこの休みにHPを立ち上げて。電話はドコモの携帯マルチナンバーを契約。月額500円。名刺は昨年作ったけど、会社のロゴ、HP、メルアド、電話と全て新設したので、これもやり直して。

ということで一応の準備は完了。後はその手の公共機関に勤めている知人に挨拶がてら相談に行くのと、営業用の無料セミナーのためにチラシのたたき台を作ったので置いてもらえるよう宣伝を。いよいよという感じで期待と不安が交錯しています。

VERSACE

2007-09-14 06:16:34 | 500 ファッション
最近オーデコロンを替えました。使っていたのがなくなって、何か新しいのにしたいと思っていた矢先、ブランドショップから店舗改装セールの案内が来て。カミさんと娘がペンダントを物色している間に自分は香水売場へ。暇だったからサンプルでさんざん香りをチェックして、結局買ったのが写真の「ヴェルサーチ マン オーフレッシュ」(VERSACE MAN EAU FRAICHE)。

香りは意外に地味。甘くもなく、華やかでもなく、いろんな香りがブレンドされた渋めの複雑系。いわゆるオトナの雰囲気。ただし一つだけ不満が。それはケースとボトルのデザイン。ライトブルーの色はいいとして、形や模様がいやらしい。どうみても成金のジジイみたい。でもまあ香りとは関係ないと割り切って買いました。ヴェルサーチのコロンは初めてだったから。

ヴェルサーチと言えば、つい最近読んだ小説「蛇にピアス」(2004年)とつながりが。芥川賞を受賞したこの作品の中で出てくる暴力団の男が着ていたのがヴェルサーチのスーツ。深夜の繁華街で主人公の女性ルイに絡んだところを、一緒にいた彼氏にボコボコに殴られて殺される役回り。なんかイメージ悪いなあ。でも逆にコロンのデザインの雰囲気とは合っているか。

正直なところ、ヴェルサーチとかアルマーニとか高級イタリアブランドというのは、これとかネクタイといった小物しか高価で手が出ない。スーツなんかを着ているのは余程のお金持ちかその筋の方々ぐらいなのかも。ある意味でベンツと似ている。

ベンツで思い出したのがジャズサックス奏者の坂田明の話。友人にベンツを借りてピアニストの山下洋輔と一緒に東名高速を走ったら、周囲の車がどんどん道をあけてくれるしサービスエリアでも周囲に誰も駐車しないし、摩訶不思議だったと。だって坊主頭の二人がベンツだもの。そりゃ仕方ない。自分だって間違いなくそうしているから。君子危うきに近寄らずってね。

蛇にピアス蛇にピアス

チヌ

2007-09-12 06:17:52 | 400 釣り
先週の土曜日は独りでチヌ(黒鯛)釣りへ。独りはめったにない。大自然の中で癒されながらポツンとしたい時なのかも。それと今年はまだチヌ釣りを一度もしてなかったし。5、6年前まではほぼ毎月のようにしていたのが嘘のよう。近年はどうも食べることに狙いがシフトしていて、四季折々の旬の食材狙いがほとんど。チヌは味にややクセがあるから敬遠されている。

場所はかつてのホームグラウンドである広島県大竹市にある阿多田島。実は今回の釣行のきっかけは、いきつけの釣具店でそこで知り合った大学教授にばったり出会ったこと。彼は今もせっせと通っていて、聞くと今年もまずまず釣れているとか。

どうしても行きたくなって渡船を予約。久しぶりのチヌ釣りに懐かしさと期待が入り混じって。当日の釣果が下の写真。多くもなく少なくもなくまずまずといったところ。嬉しかったのが外道の40cmの真鯛。ほぼ同じ体型だけど家族の受けがまるで違う。捨てるところがないというぐらい何処を食べても美味しい。まさに魚の王様。その日も刺身とカブト煮にして食べたけど絶品だった。

釣りをしながら気づいたのが秋の気配。さすがに午後からは暑かったけど、午前中は程よく気持ちが良かった。早朝はひんやりするぐらい。もう真夏とはハッキリ違う。加えて釣りをしている間にふと気づいたのが空の雲。ふだんあまり気にすることはないのだけど、この日は空一杯に様々な雲が広がっていて。澄んだ空のすがすがしさと共に季節を肌で感じたなあ。

家に帰って調べると、秋には高い所に雲が出てくるのが特徴なんだとか。当日撮影した下の写真を見て納得。島のすぐ上に見えるのが2000m以下に多い積雲や積層雲。夏に多いらしい。そしてその上方に見えるのが2000m~7000mにある中層雲、そしてさらに上方の5000m~13000m高層雲。なるほどね。だから空が広く感じられたんだ。ちょっぴりプチ雲フェチしたかも。


Whitehouse Cox

2007-09-10 06:02:34 | 500 ファッション
先週末に台風9号が日本を縦断しましたね。これだけ本土の中心をまっすぐ北上したのは珍しい。被害に合われた方々はお気の毒でした。気の毒と言えば自分の息子も。というのも広島から東京への帰路の途中に足止めを食らったから。ゼミの合宿が金曜日の午後から始まるので木曜日に広島を発つというのを聞いていやな予感はしていたけど、それが的中した感じ。

一応台風情報を聞いて早めに出発したらしいけど、予想より早く静岡で新幹線が運行停止に。結局息子は名古屋に着いたところでゲームオーバー。でも名古屋で良かった。カミさんが連絡して妹の家で一泊。昨年から会っていなかった従兄弟にも会えて。なんというかケガの巧妙とも言うべきか。翌朝なんとか東京にたどり着けたみたい。まあ記憶には残るでしょうね。

前置きが長かったけど、その息子が帰る前の日曜日、一緒で最後の休日だったので家族で繁華街へ。広島に戻ったら是非行きたいと言っていた焼鳥屋へ。繁華街に出た時の駐車場はいつもパルコ。買い物をしたら料金の割り引きがあるから。いつもはタワレコに行くのだけど、この日はTシャツが欲しいということで地下にある「ユナイテッド アローズ(United Arrows)」へ。

この店は以前から知ってはいたけど、取り扱いブランドが多すぎて方向性が良く分からないといった印象。暇だったのでいろいろ眺めていると、なんとクロームハーツも取り扱っていて。ますます分からなくなった。そんな時にふと棚で見つけたのがWhitehouse Coxのメッシュベルト。だいたい気に入る時はちら見でピーンと来る。今回もまさにそれ。家に帰ってじっくりみると”Made in England”の刻印が。調べると1989年創業で小物系ではそこそこ有名なブランドみたい。

メッシュベルトを見るのは初めてだったので、「これって、どこに差し込み穴があるの?」と店員に質問。「いや、編み込みのクロス部分の何処でもOKですよ」と親切に応対してくれて。娘に聞いたら女性用ではけっこう一般的とか。勉強不足ですね。ネットで調べると他にもいい感じのベルトがいろいろあって。ひょんなことから好みのブランドを見つけることができて嬉しかったなあ。

Cool Japan

2007-09-07 06:26:43 | 900 その他
ネットの英語辞書として利用しているSPACE ALC。ここが配信しているメルマガに”外国人315人に聞く私たちの国ニッポン”という特集が載っていて。まずは来日する前のイメージ。やはり平和、安全、キレイというのが上位。英国人女性の殺害とか危ない事件はたまにあるけど全体としてみれば少ないし。さすがにヤクザ、侍、着物のイメージも強い。

なるほどと思わせたのがゲームとアニメ。認識以上に海外ではポピュラーらしい。これらから日本産の"Cool"(格好良さ)への賛辞が生まれているとか。NHK-BSで「coo japan ~発掘かっこいいニッポン」という番組も放映されていて、ちょっとしたブームになっているのかな。一種の国際競争力だし、自動車や電気製品と違いエコノミーアニマルのイメージ払拭にはいいかも。

この言葉を聞いて自分の頭に浮かぶのは江戸時代の浮世絵。モネやゴッホに影響を与えた日本の伝統的文化。写真はアムステルダムのゴッホ美術館にあるゴッホが模写した浮世絵「The Courtesan」(1887年)。西洋的概念を覆す異質な遠近法が新鮮だったらしい。彼自身の作品の中にも浮世絵が描かれているのがけっこうあるから、その影響の大きさが計り知れます。

話は変わって面白いなと思ったのが顔弁当の話。幼稚園に通う外国人の娘が泣きながら家に帰ってきて、理由を聞くと自分だけ顔弁当じゃなかったって。あれって日本独自の文化らしい。その母親に言わせると、子に対する愛情があふれているからCoolなんだとか。まあそう言われるとね。すぐにエスカレートして親同士の張り合いに発展するんじゃないかとは思うけど。

自分の場合オフクロからもカミさんからも顔弁当を作ってもらった覚えはないなあ。高校の頃にランチジャーが出始めて、その温かいご飯が記憶にある程度。社会人になってからは、昔は社員食堂今は配達弁当。出入りする業者が自由化され競争が激化しているせいか味は向上し値段は下落。栄養を考えてあって家で食べないものが多いから健康面で気に入っています。