いつも利用している図書館は役所の建物の1Fにあるのだけど、そこの2Fはギャラリーになっていて、いつも何かしら展示が行われている。たまに有名作家のキチンとした企画展が有料で開催されるけど、たいがいは地元の同好会や学校の発表会で無料。場所的に図書館からすぐということもあって、最近では気軽に入場してはさらっと見て帰るのが習慣になっている。
この間も借りていた本の返却のついでに立ち寄ると、70歳前後の男女数人が受付で楽しそうに会話をしていて。同好会でのよくある光景。正直あまり期待せずに入ってみると、やはりシロウトっぽい筆致の絵がほとんど。ところがその中の数点の静物画に目が止まって。よく見ると全部が同じ作者。「一枚欲しいな」と思いながら出ようとすると受付から楽しそうな話声が。
何故かテンションが高くなり、引き返して思わず重鎮らしい男性に声をかけてしまった。「すいません、絵とか売ってもらえるのでしょうか?」。唐突な申し出に少し戸惑いながらも、「おそらく大丈夫と思うけど、どの絵?」と聞かれて作者の名前を告げると、「ああ、××ちゃんね、今度話をしておこうか?」と嬉しい返事。結局名刺を渡して連絡を待つことに。
数日後携帯へ電話があり作品を見せてもらう約束を。住所を聞くとなんと車で5分ぐらいのご近所。指定された日時に行くと、そこには小奇麗なアトリエが。「こんな市街地にアトリエだなんて贅沢だなあと」と思いながらチャイムを押すと中からラフな格好をした30過ぎぐらいの学校の先生っぽい女性が。話を聞くと、ちゃんと美大を卒業していて、学校の先生だったこともあるとか。
それから油彩画を何枚か見せてもらい、譲ってもらったのがF8号のこれも静物画。これといって特徴はなく、絵画教室なんかでお手本として出てきそうな画風だけど、アクセントとしての白の使い方と発色が気に入っている。その柔らかさにどことなく南薫造に似た雰囲気を感じたかなあ。額なしだったので自分の好みでオークの木目調を新調したけど。
これをきっかけに地元の画家から直接購入するパターンが増えそう。
この間も借りていた本の返却のついでに立ち寄ると、70歳前後の男女数人が受付で楽しそうに会話をしていて。同好会でのよくある光景。正直あまり期待せずに入ってみると、やはりシロウトっぽい筆致の絵がほとんど。ところがその中の数点の静物画に目が止まって。よく見ると全部が同じ作者。「一枚欲しいな」と思いながら出ようとすると受付から楽しそうな話声が。
何故かテンションが高くなり、引き返して思わず重鎮らしい男性に声をかけてしまった。「すいません、絵とか売ってもらえるのでしょうか?」。唐突な申し出に少し戸惑いながらも、「おそらく大丈夫と思うけど、どの絵?」と聞かれて作者の名前を告げると、「ああ、××ちゃんね、今度話をしておこうか?」と嬉しい返事。結局名刺を渡して連絡を待つことに。
数日後携帯へ電話があり作品を見せてもらう約束を。住所を聞くとなんと車で5分ぐらいのご近所。指定された日時に行くと、そこには小奇麗なアトリエが。「こんな市街地にアトリエだなんて贅沢だなあと」と思いながらチャイムを押すと中からラフな格好をした30過ぎぐらいの学校の先生っぽい女性が。話を聞くと、ちゃんと美大を卒業していて、学校の先生だったこともあるとか。
それから油彩画を何枚か見せてもらい、譲ってもらったのがF8号のこれも静物画。これといって特徴はなく、絵画教室なんかでお手本として出てきそうな画風だけど、アクセントとしての白の使い方と発色が気に入っている。その柔らかさにどことなく南薫造に似た雰囲気を感じたかなあ。額なしだったので自分の好みでオークの木目調を新調したけど。
これをきっかけに地元の画家から直接購入するパターンが増えそう。