仕事用にプロジェクターとスクリーンを購入したのは正解だったけど、DVD観賞用としても大活躍していて、こちらは大正解。暇があればTSUTAYAでDVDを借りてきては楽しんでいる。だけどさすがに音楽DVDの数は少なく、自分好みのジャズやMPBとなるとほとんど置いていない。だから仕方なくアマゾンやヤフオクでちょくちょくだけど買い始めている今日この頃。
つい最近落札したのがセルジオ・メンデスの海賊版。2006年のスペインでのライブ。何処かのTV局が撮影したものらしい。再生を始めて真っ先に感じたのが、「セルメンも歳を取ったよなあ」ってこと。頭はハゲるし腹は出るしで、センスが悪くサイズもあっていないシャツとのコンビネーションもあってルックスは最悪。調べると彼は1941年生まれだから今年でなんと68歳。おいおい、もうそんな年かよ。それじゃ仕方がない。昔の記事で載せた1970年の大阪万博における来日時の写真が懐かしい。
なんかね、キーボードを弾く手にも老いが感じられ、ミスタッチはあるわフレーズは流れるわで往年の切れ味は望むべくもなかった。それでも彼の身体に埋め込まれている素晴らしい感性がどの曲でも伝わってきて、聴いていて嬉しくなってしまって。十二分に堪能した後のラストチューンが”Voce abusou”(邦題は”おもちゃにしないで”)。久しぶりにストライクゾーンの真ん中。
サンバによくある曲調なのだけど、マイナーに転調するサビのメロディーが切ない。どうして今まで知らなかったのか、ディスコグラフィーをチェックするとありました、「Vintage '74」(1974年)というアルバムが。もしかしてとCDラックを捜すと持っていた。まさに灯台元暮らし。レンタルで借りてコピーしたままで聴かずじまい。こんな素敵な曲を知らなかったなんて。YouTubeには”Elisete Live at Givatayim theater”なんて、なかなか渋いのもあったりして。他にもたくさんカヴァーがあったのでビックリした。
話をセルメンに戻すと、しみじみ思ったのが彼って幸せだなってこと。だって好きな音楽をいまだに第1線でやっている。音楽家冥利につきるよなと。しかも常に前向きで音楽に古さを感じさせないところが凄い。死ぬまで現役って感じ。尊敬しちゃいます。
Vintage ’74
つい最近落札したのがセルジオ・メンデスの海賊版。2006年のスペインでのライブ。何処かのTV局が撮影したものらしい。再生を始めて真っ先に感じたのが、「セルメンも歳を取ったよなあ」ってこと。頭はハゲるし腹は出るしで、センスが悪くサイズもあっていないシャツとのコンビネーションもあってルックスは最悪。調べると彼は1941年生まれだから今年でなんと68歳。おいおい、もうそんな年かよ。それじゃ仕方がない。昔の記事で載せた1970年の大阪万博における来日時の写真が懐かしい。
なんかね、キーボードを弾く手にも老いが感じられ、ミスタッチはあるわフレーズは流れるわで往年の切れ味は望むべくもなかった。それでも彼の身体に埋め込まれている素晴らしい感性がどの曲でも伝わってきて、聴いていて嬉しくなってしまって。十二分に堪能した後のラストチューンが”Voce abusou”(邦題は”おもちゃにしないで”)。久しぶりにストライクゾーンの真ん中。
サンバによくある曲調なのだけど、マイナーに転調するサビのメロディーが切ない。どうして今まで知らなかったのか、ディスコグラフィーをチェックするとありました、「Vintage '74」(1974年)というアルバムが。もしかしてとCDラックを捜すと持っていた。まさに灯台元暮らし。レンタルで借りてコピーしたままで聴かずじまい。こんな素敵な曲を知らなかったなんて。YouTubeには”Elisete Live at Givatayim theater”なんて、なかなか渋いのもあったりして。他にもたくさんカヴァーがあったのでビックリした。
話をセルメンに戻すと、しみじみ思ったのが彼って幸せだなってこと。だって好きな音楽をいまだに第1線でやっている。音楽家冥利につきるよなと。しかも常に前向きで音楽に古さを感じさせないところが凄い。死ぬまで現役って感じ。尊敬しちゃいます。
Vintage ’74