今日はいよいよ”パリ紀行”シリーズの最終回。いやあ長かった。何がって?最初の記事を書き始めてからが。旅行に行ったのが昨年の4月下旬から5月の始め。つまり書き終わるまで丸1年近くかかったということ。この記事で投稿もなんと57回目。我ながらスゴイなと。よくもここまでネタを見つけたと自分でも感心するけど。まあそれだけ密度が濃かったということなんだろうな。
あせり始めたのは今年に入ってから。このままのペースだと1年かかっても終わらない可能性があると。今年も4月下旬から旅行を予定しているので、それまでに終わらないとさすがに記憶も薄れてしまう。ということでこのところ音楽や釣りの記事を完全に放棄し、執りつかれたように撮った写真を見ては記事を書いていた。安堵感が漂い始めたのはつい最近のこと。
それで締めくくりの記事だけど、18区にあるラマルク通り(Rue Lamarck)。映画「男と女」(1966年)でアヌーク・エーメ演ずるアンヌが住んでいたのが、この通りの14番地にあるアパート。ノルマンディー海岸にある田舎町ドーヴィルの寄宿学校に自分の子供を預けている”男と女”が週末に各々の子供に会いに行った後、女が最終列車に乗り遅れ男にパリまで車で送ってもらう。車中で「パリの何処です?」と男に聞かれ、「ラマルク通り」と女は答える。アパートはこの後で幾度か登場するのだけど。
たまたまこのことを知ってからというもの、パリに行ったら絶対に訪れたいなと。場所はサクレ・クール寺院のすぐ東側の坂の途中。今は改装されてごく普通の小奇麗な建物に。抱いていた映画の雰囲気とはだいぶ違っていて少々気落ちしたかな。だけど帰国して再度映画を観て気づいたのが、窓の格子が当時のままだったこと。玄関のドアも当時は木目なので色が違うけど、おそらく同じもの。頭の中を映画の場面と現地の情景が交錯して。これはねえ、しみじみ嬉しかった。
振り返ると、どの記事も懐かしい。おそらく10年後、20年後はもっとだろうなあ。
男と女 特別版 [DVD] 男と女 [CD]
あせり始めたのは今年に入ってから。このままのペースだと1年かかっても終わらない可能性があると。今年も4月下旬から旅行を予定しているので、それまでに終わらないとさすがに記憶も薄れてしまう。ということでこのところ音楽や釣りの記事を完全に放棄し、執りつかれたように撮った写真を見ては記事を書いていた。安堵感が漂い始めたのはつい最近のこと。
それで締めくくりの記事だけど、18区にあるラマルク通り(Rue Lamarck)。映画「男と女」(1966年)でアヌーク・エーメ演ずるアンヌが住んでいたのが、この通りの14番地にあるアパート。ノルマンディー海岸にある田舎町ドーヴィルの寄宿学校に自分の子供を預けている”男と女”が週末に各々の子供に会いに行った後、女が最終列車に乗り遅れ男にパリまで車で送ってもらう。車中で「パリの何処です?」と男に聞かれ、「ラマルク通り」と女は答える。アパートはこの後で幾度か登場するのだけど。
たまたまこのことを知ってからというもの、パリに行ったら絶対に訪れたいなと。場所はサクレ・クール寺院のすぐ東側の坂の途中。今は改装されてごく普通の小奇麗な建物に。抱いていた映画の雰囲気とはだいぶ違っていて少々気落ちしたかな。だけど帰国して再度映画を観て気づいたのが、窓の格子が当時のままだったこと。玄関のドアも当時は木目なので色が違うけど、おそらく同じもの。頭の中を映画の場面と現地の情景が交錯して。これはねえ、しみじみ嬉しかった。
振り返ると、どの記事も懐かしい。おそらく10年後、20年後はもっとだろうなあ。
2009 | 2009 | 男と女 1966 | 2009 | 男と女 1966 | 2009 |
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