或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

ハマチ

2012-10-29 05:13:35 | 400 釣り
記事を書きながら興奮の余韻に浸っているのだけど、先週土曜日の釣りの話。海外出張から帰国してからずっと、釣りに行きたいという思いが膨らんできて。だいたい年に1~2回ぐらいはあるかな、そんなことが。それで先週の金曜日の昼休みに近場の遊魚船の予定をチェック。すると、ずっと前に友人に誘われて利用した船が、土日にハマチ狙いで出船することを発見。

そうなるともうテンションがあがってしまい、15時頃に船長の携帯へ確認を。「まだ空いてますよ」との返事に、すかさず「それじゃー、1名予約お願いします」と申し込んでしまった。おそらくハマチをリベンジしたいという気持ちが抑えられなくなったのだろうなと。というのもこの3年間、ハマチについては数回釣行したものの、全てボウズという極めて情けない状況だったから。

朝6時に出船して、途中餌となる小アジを調達。20匹ぐらい釣ったところで目的地である愛媛県宇和島沖へ。船がやや大型で高速だったので、あっと言う間に着いた感じだったけど、船上に出て周囲を見渡すと、これまでに見たこともない島影が重なっていた。隣にいた釣り客から聞いて宇和島沖まで来ていることを知って。おそらくこれまでで最も遠征したんじゃないかな。

”泳がせ釣り”を開始しておよそ30分。自分の竿にガツガツと青物特有のアタリが。竿がしなるのを待って合わせると、忘れかけていた強い引きが体に伝わってきて。バレちゃいけないと思いながら40mの海底から一気に引き上げると65cmのハマチだった。タモに入った瞬間に、何とも言えない感動がじわじわと込み上げてきて。それからしばらくは歓喜の渦の中に。

それだけで終わらなかったのがサプライズ。コンスタントに釣れ続いて、終わってみれば70cmが2本と65cmが3本のトータル5本。船中12名で16本だったから、ダントツの竿頭。これまでの最高が2本だから記録を大幅に更新。その晩さっそく、刺身、カマ焼き、しゃぶしゃぶと様々な料理で楽しんだけど、想像以上に脂が乗っていてとても美味だった。翌朝遊魚船のHPをチェックすると、船長がすぐ下の2枚の写真をアップしてくれていた。いやー、ここ数年で最高の一日だったなあ。



テキーラ

2012-10-23 05:50:47 | 650 酒
米国のミシガン州、オハイオ州、そしてメキシコのモンテレイと10日間に渡った出張がようやく終わり、20時間以上の長旅の末金曜日の深夜に広島へ到着。お陰で土日は時差ボケで朦朧としていたかな。しかしアトランタから成田までのフライトはきつかった。B席という3列シートの真ん中。両サイドに客がいるものだから身動きがとれない。満席だったから仕方ないけど。

ようやくゆっくりできた土曜日の夜に飲んだのが自宅用のお土産として現地のスーパーで買ってきたテキーラ。銘柄は”el Jimadol"と”Real Hacienda"。渡航前にネットでサーチしておいた。どちらも”レポサド(reposdo)”と呼ばれ、60日以上樽で熟成したもの。樽詰しない”ブランコ(Blanco)"や1年以上樽で熟成した”アネホ(Anejo)"と種類が分かれている。

自分がホテルで飲んでいたのは上の写真のホテルの隣のコンビニでとりあえず購入したブランコ。クセがなく美味しかった。情けない話だけど、テキーラを飲んだのはこれが生まれて初めて。現地の仲間が、「テキーラはサボテンからできているんだよ」と言ったので鵜呑みにしていたけど、帰国して調べるとアガベと呼ばれる植物の根茎が原料で、サボテンとは無関係。ハメられたかな。日本では観葉植物として利用されているらしい。

それでお土産としてテキーラを2本購入。現地で110ペソ(約700円)だったかな。”アガベ100%”で混ざり物がない割には安かった。お味だけど、”el Jimadol"が洗練されているのに対して”Real Hacienda"は素朴。自分的には”el Jimadol"がストレートで飲み易くて気に入った。

ネイティブは、ライムに塩をつけたものをアクセントとして楽しみながらテキーラを飲むらしいから、今度トライしてみよう。そうそう、アトランタで飲んだマルガリータに入っているのもテキーラだっけ、気づかなかったけど。テキーラというのはどうも英国のシングルモルトウィスキーと似ていて、皆が普段飲んでいる訳ではなくて、あくまで酒好きのファンが楽しむものらしい。

エルジマドール レポサド

エルジマドール レポサド価格:2,877円(税込、送料別)


タコス

2012-10-20 09:36:23 | 600 グルメ
水曜日でメキシコでの仕事も無事終了。木曜日の朝4時半にホテルからタクシーで空港へ。そこでアクシデントが。デルタ空港のチェックインカウンターでメキシコ人のおばさんが「ESTAは持ってるの?」と質問を。「もちろん」と答えて終わるはずが、「見せてくれる」との突っ込みが。やはりこういうこともあるんだなと事前にネットでプリントアウトしておいた控えを差し出して。

ところがすんなり終わらない。「有効期限が切れてるよ」とのコメント。そこで冷静になれば良かった。ESTAを登録したのは昨年8月の米国旅行の時。「ESTAの有効期間は1年?」とうる憶えで返事のしたのがまずかった。「そうだね、だから今年の8月で失効してるね」と言い返されて。「ちょっとそこで待っていてくれる?上司に相談するから」と言われてカウンターの横で待機。

なんか米国旅行の時の苦い思い出が。あの時はESTAが必要なことすら知らなかった。慌てて空港内で4千円以上も出して手続きをしたっけ。10分ぐらい経ってマネージャーが来てくれた。確認したところ2013年8月まで有効だったとのこと。つまりおばさんも自分も大きな勘違いをしていたということ。ESTAの有効期間はてっきり1年だと二人とも信じ込んでいた。まさに最低。

まあ結果オーライだったから良しとしようと気分を取り直し、約2時間半のフライトの後にトランジットのアトランタ空港へ到着。成田便の出発まで3時間ぐらいあったので、とりあえず食事でもしようとターミナル2Fのファーストフード街へ。何処にしようかと店の看板をチェックしていると目に飛び込んできたのが上の写真の“el TACO”。なんだか嬉しくなって。

というのも今回の出張でメキシコに4日間滞在したのだけど、タコスを食べるチャンスが一度もなかった。メキシコ、ブラジル、韓国、日本と様々だったのに。ウキウキしながらオススメのフローズンマルガリータとタコスを注文。正直なところ現地で何度も食べたメキシコ料理より断然美味しかった。米国の店なので幾分ソフィスティケーテッドされているのかなとは思ったけど。


Monterrey

2012-10-17 19:44:21 | 800 観光
ミシガン、オハイオに続き、今週からはメキシコへ出張している。場所は米国との国境に程近いモンテレイ。メキシコ・シティ、グアダラハラに続いてメキシコ第3の都市。なんかモントルーやモントレーとつい呼び名を混同してしまう。自分としては10年ぐらい前のチワワ、エルモシージョに続いて2回目のメキシコ訪問。デトロイトから飛行機で約4時間。けっこう長かったなあ。

時差ボケに加えてタフなミーティングが続き、かなりお疲れモードだったのだけど、昨日は仲間の計らいで夕食の前にお土産を買いに。その時に初めて市街地を通ったけど、高層ビルもかなりありで想像以上に都会だと感じた。到着したのが仲間の住んでいるサンペドロ。ダウンタウンとは異なり、高級住宅街とされているだけあってハイソな雰囲気を感じたかな。

驚いたのが美人の多いこと。仕事場では肥満体の女性がやけに多いなと感じていたけど、ここではスリムなナイスバディのギャルと大勢すれ違って。聞くと、スペイン人の直系が多いのだとか。肌の色が白っぽいのがそうだと教えられて、改めてチェックすると、確かにメキシコのネイティブとは異なる顔立ちをしている。堀が深くてエキゾチックな雰囲気は魅力的だなあと。

テンションが上がった状態でショッピングモールへ。まずは銀細工のブレスレットや陶器の小物入れを。その後でスーパーへ移動して、事前にネットで調べておいたテキーラ、ココア、チーズ、サルサソース等を購入。ついでにと案内されたのが食品売り場。色とりどりの野菜が並べられ、眺めているだけで楽しくなってきて。アボガド、こちらではレモンと呼ばれているライム等。

驚いたのが値段。10ペソ前後の値札がついているのだけど、なんとそれがKg単位。おいおい、1kg100円以下なのかよとプチカルチャーショックを受けて。なんでもものすごく所得格差がある中で、食品の価格は庶民の生活を守るために抑えられているのだとか。日本の数十分の一ぐらいかなあ。まあ月給3万円なんてざらなので、そういうことなのかと納得したけど。


Deer Creek Golf Course

2012-10-14 17:20:10 | 450 スポーツ
先週半ばから米国へ出張中。デトロイトへ到着した翌日にミシガン州からオハイオ州へ移動。車でおよそ4時間ぐらい。年を取ると時差ボケの症状が明確には出なくなる。これは日頃の睡眠の深さも影響していると思う。熟睡するには体力が必要で、高齢者は体力が落ちて睡眠が浅くなるらしい。そのため朝早く目が覚めるようになり時差ボケも体感しにくくなる。

なんて話はさておいて、昨日は現地の仕事仲間達と親睦ゴルフへ。場所は「Deer Creek State Park Golf Course」。コロンバス市から20マイルぐらい南下した公園の中。前日の夜に食事をしていると週末の予定の話になって。自分としては米国の主要都市で未だ行ったことがないシカゴへでも行って美術館でも訪問しようかと。だけどあいにくの雨模様との予報が。

「北部は雨でも中部は天気だから、ここでゴルフでもするのがいいんじゃない」とのアドバイスにあっさり納得して。朝8時にホテルを出発。寒いながらも快晴で実に気持ちが良かった。予約はしていなかったけど9時過ぎにスタートできて。この辺りがなんとも米国らしい。料金は25$。キャディがいないせいもあるけど、とにかく安い。受付を済ませていざコースへ。

借り物のクラブだったので自信はなかったけど、なんとかボールが前に飛んでくれた。それにしても米国のゴルフコースというのは、のどかな風景が実に微笑ましい。土地に余裕があるからコースレイアウトも無理をしておらず自然そのままの雰囲気。既にシーズンオフのため樹木も枯れているのが目立ったけど、それも風情のひとつ。和んだなあ。

ホールアウトしてみれば、スコアはアウト51イン49で、トータルはいつもの100。例え借物のクラブとはいえ、それとの相性以上に自分のスイングの欠点が暴露された格好。どうもアイアンの球がフック。原因が分からないので改善できないラウンドがずっと続いている。だけどそんなのはどうでも良く思えるぐらい、久しぶりの米国でのゴルフを満喫したかな。


デルタ航空

2012-10-11 13:10:38 | 800 観光
昨日から出張で米国へ。昨年8月に貯まっていたノースウエスト時代のマイレージを東海岸の主要都市を観光して周った時にほぼ使い切った時点では、これで米国訪問も最後かなと思ったのもつかの間。あっさり米国出張が決まって。フライトをいろいろと検討したけど、結局デルタ航空のDL276便に決定。成田空港から直通だしデトロイトへの到着時刻も14時頃と無難な感じで。

だけどつまずいたのがJRの“e5489”からの予約。これまで数回地元の駅で受け取りをしたけど、何ら問題はなかった。ところが広島駅で専用の機械を操作している途中で、画面から”カードをお返しします“との表示が出て。おいおいと焦り始めて数回同じ手順を踏んだものの結果は同じ。慌てて窓口に相談すると、これまた手間取って。なんとかギリギリで切符をゲット。

結局、原因が何だか分からないまま新幹線に飛び乗ったお陰で、いつものドトールのモーニングセットを買えずじまい。冴えないなあと落ち込みつつ成田エキスプレスに乗り換えて、午後1時頃に成田空港へ到着。いつもは関空なので勝手が分からず、ようやく見つけた店で山菜そばをかきこんで免税店をチェックする暇もなく機内へ乗り込んで。なんか慌しかったなあ。

機内はほぼ満席だったけど、たまたま隣が空席だったので助かった。これはラッキーと喜んだのもつかの間。離陸後に映画でも見ようと目の前のディスプレイを操作していると画面が動かなくなって。何度トライしてもだめなので、食事が終わった後を見計らってクルーに申し出ると、すぐに対応してくれた。どうやらシステムリセットをしたみたい。その後は快調だったけど。

デトロイトに到着後、打ち合わせが終了した後に日本料理屋で関係者と食事をしたのだけど、フライトの話になってデルタ航空への不満話で盛り上がったなあ。自分的にはそんなもんだと諦めていたけど、やっぱりねえ、皆感じるところは一緒。確かにキャビンアテンダントは信じられないくらいのお婆さんだったし。かつては相当の美人でブイブイ言わせた感はあったけど。

呉市立美術館

2012-10-09 05:47:27 | 300 絵画
通常はどんなに祝祭日があろうと土日休みをかたくなに守っているのが自分の勤めている会社なのだけど、今回だけは珍しく3連休。土曜日は釣りを楽しみ、日曜日はその休養、なんていうのが土日休みの定番なのだけど、3連休ともなると、カミさんの気分転換のために何処かに連れて行かないとまずいんじゃないかと。ちょっとネットで検索したらヒットしたのが呉市。

呉(くれ)市というのは広島市から南へ約30Kmぐらいの距離にある中堅都市。ヒット作である映画「海猿」シリーズの舞台となっている街と言った方が分かり易かったりして。もっと言えば、かの有名な戦艦「大和」が建造された第2次世界大戦中に海軍工廠があった場所。そのつながりから、近年では「大和ミュージアム」が建設されて人気の観光スポットになっている。

きっかけは呉市立美術館で開催されている特別展”南薫造と教え子たち 荻太郎・渡辺武夫・野見山暁治・新延輝雄”が目に留まったから。そう言えば、南薫造から遠ざかっているなと。調べると、1998年に広島県立美術館で開催された”南薫造展-イギリス留学時代を中心に-”の図録をヤフオクでようやく手に入れたのが昨年9月だった。あれから1年。なんか懐かしくて。

彼はもともと広島県豊田郡安浦町の出身で、晩年もそこで暮らしていたので、程近い呉市で今回の展覧会が開催されるのは納得がいく。歴史を感じされる街並みの中に溶け込んでいる美術館に入ると、地下のフロア全てを使って彼の作品が展示されていた。中でもとりわけ印象深かったのが、イギリス留学時代の作品で、出世作でもある上の画像の「坐せる女」(1908年)。

バックの薄暗いベージュとくすんだ濃い紫色のスカートのコントラストが何とも言えない上品な雰囲気を醸し出している。なんてセンスが良いのだろうと。それといつもながら筆使いが巧いなと。入船山公園の同じ敷地内にある旧呉海軍工廠塔時計や旧呉鎮守府司令長官官舎のレトロな風情と相まって、久しぶりに南薫造ワールドを満喫したかな。


ヤズ

2012-10-07 07:49:37 | 400 釣り
昨日は友人達と船釣りへ。このところ初秋の好天気が続いていて、雨の心配は全くなかった。今回の狙いはハマチ。瀬戸内海では四季折々いろんな魚種が釣りの対象として楽しめるのだけど、魚がかかった後の引き味という点では、やはり大型の青物であるハマチが一番。ところがこのところ、とんとご無沙汰。直近の数回は全てボウズという情けない状況が続いている。

ひと月ぶりとなった釣行は、いつもの遊魚船。チャーターしていて、客も全て仲間なので気分的にとっても楽。目的地に着くまでは、船中でハマチ談義に花が咲いて。今年はハマチの当たり年で、このところ好調が続いているとか。昨日も80cmのブリを筆頭にハマチが2桁。サイズの小さいヤズを含めると船全体で30本以上も釣り上げたと船長がニコニコしながら話してくれた。

そうなると、おのずと期待が膨らんでくるというもの。泳がせ釣り用の小アジの数釣りを終えた後で目的地へ。魚場は山口県の情島周辺。到着すると、すでに船が4、5隻いて、いざ、釣りを開始。だけど、なかなかアタリが来ない。ようやく友人2人に同時にヒット。1本はバラシで、もう1本は、かわいい30cmぐらいのワカナ。だけどこれで期待がぐっと膨らんだのは確か。

でもねえ、この日はとにかく喰いが渋くて。刻々と時が過ぎ、悪い日に当たってしまったと皆が思い始めた時に、隣いた友人にアタリが。だけど上がってきたのは、これも30cmぐらいのワカナ。なんか変。こりゃだめかだと船長が場所を移動しようかと話始めた時に、自分にその日最初のアタリが。竿先がビュンビュンしなっていい感じ。気持ちがグーンと盛り上がったかな。

だけどリールを巻き上げ始めると手応えが弱い。水面に見えてきたのはヤズ。取り込んでサイズを測ると45cm。久しぶりの青物の引きが心地よかっただけに、もう少し大物だったらなと。それから幾度となく場所を移動したものの、船全体でワカナが数匹釣れただけで終了。結局自分が釣り上げたヤズがその日のベスト。皆が落ち込んで帰宅したのは言うまでもないけど。


死刑台のエレベーター

2012-10-01 05:44:45 | 350 映画
前回の映画ネタがジャズがらみだったけど、今回もそれ。ジャズ界の大御所であるマイルス・デイヴィスが劇伴を担当した唯一の映画が「死刑台のエレベーター」(1957年)。この映画を初めて観たのはつい最近の話。実はリメイク(2010年9月)にお気に入りの女優である吉瀬美智子がヒロインで出演していたので、TSUTAYAでレンタルDVDを借りるついでにこれも一緒にと。

オリジナルはルイ・マル監督の出世作となったフランス映画。いわゆるサスペンスなのだけど、古き良きジャズのカッコ良さが劇中に存分に散りばめられている。ハードボイルド、退廃、クールなんていう言葉がかつてのジャズに対する代表的なイメージだけど、まさにその王道を行っているなと。ジャズとしては、いわゆる典型的なハードバップ。50年も前の音楽なんだなと。

不倫相手に夫を暗殺させたまでは良かったけど、殺した後で突然の停電に遭遇し、エレベーターの中に閉じ込められてしまう。それを知らない妻が、約束した待ち合わせ場所に来ないので、あーでもないこーでもないと様々な想いを巡らせながら街をさまよい歩くというストーリー。真っ暗なエレベーターの中からライターの火を頼りに何とか外に出ようとするシーンが見もの。

それで新旧2つの作品を見比べながら感じたのだけど、やはりリメイクは厳しかったなと。この設定は現代だとちとつらい。というのも今は皆ケータイを持っているから。閉じ込められた時点で、とりあえず電話かメールをするだろうし。この程度の密室で電波が届かないのは無理がある。逆に男と女の感情という意味では全く違和感はなかった。いつの時代も変わらない。

しかし吉瀬美智子って美人だなと。本当はもう少し年配で40代ぐらいが役柄としては似合っていたと思うけど、映画の中味ではなく、彼女が目的で観たので全く問題なし。最近ではTVCMで爽やかなイメージで売っているけど、自分的には「ライアーゲーム」や「ブラックマンディ」のような悪女役が似合う気がして。見るだけでドキドキしてしまう数少ない女優さんのひとり。

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