先週の金曜日、新潟県長岡市での仕事が遅くなったので、その夜は東京に宿泊。となればどこかジャズクラブでライブはないかなと物色。ところが今回はどうもピンと来るプログラムがなくて。それでやっと見つけたのが新宿にあるライブハウス「SOMEDAY」。ということで宿も新宿5丁目にある安ホテルを予約。東京駅から地下鉄丸の内線に乗り継いでホテルに着いたのが夜の8時。
新宿はほとんど馴染みがなくて右も左も分からない状況。もちろんこのジャズクラブも初めて。だけどホテルから歩いてすぐだったので助かった。2ndのライブが始まるのが9時半だったので、それより少し前に入店。驚いたのは客の少なさ。100人以上は収納できる広いフロアに10名ちょっと。おいおい、なんか裏にハマったかなと。ひょっとして東日本大震災の影響なのかと。
当日の出演者はヴォーカルの後藤芳子。知らないだろうなあ、若い人は。といっても自分もLPを1枚持っているのと大昔に生を一度聴いただけ。彼女のバックを務めていたのがギターの中牟礼貞則、ベースの桜井郁雄、そしてお目当てであるピアノの佐藤允彦。実は彼がデビューした頃から注目していたにもかかわらず生で聴いたことがなかった。その意味では長年の夢が叶ったなあ。
ところが客が少なかったせいもあるのか、演奏そのものはイマイチ。特にギターはひどかった。年のせいなのか、とにかくリズムをまともにキープできないのだから。ヴォーカルもピッチがどうしようもなくて。昔から良い方ではなかったけど、それこそ年のせいか、かなりヤバイ状況。そんな中で唯一の救いだったのが佐藤のピアノ。これが彼のピアノなんだなと納得したかな。
しかし寂しかったなあ。佐藤と言えば、日本ジャズ界の宝と断言できる逸材。その彼がこんな状況でピアノを弾かなければならないのかと。フレーズも歌伴だからだとは思うけど、お座なりな感じは否めなかった。つくづくジャズってマイナーだなと思った。まあ昔からそうだったけど。自分も客が数人しかいないジャズ喫茶でよく演奏したけど。なんか寂しく店を出たような。
新宿はほとんど馴染みがなくて右も左も分からない状況。もちろんこのジャズクラブも初めて。だけどホテルから歩いてすぐだったので助かった。2ndのライブが始まるのが9時半だったので、それより少し前に入店。驚いたのは客の少なさ。100人以上は収納できる広いフロアに10名ちょっと。おいおい、なんか裏にハマったかなと。ひょっとして東日本大震災の影響なのかと。
当日の出演者はヴォーカルの後藤芳子。知らないだろうなあ、若い人は。といっても自分もLPを1枚持っているのと大昔に生を一度聴いただけ。彼女のバックを務めていたのがギターの中牟礼貞則、ベースの桜井郁雄、そしてお目当てであるピアノの佐藤允彦。実は彼がデビューした頃から注目していたにもかかわらず生で聴いたことがなかった。その意味では長年の夢が叶ったなあ。
ところが客が少なかったせいもあるのか、演奏そのものはイマイチ。特にギターはひどかった。年のせいなのか、とにかくリズムをまともにキープできないのだから。ヴォーカルもピッチがどうしようもなくて。昔から良い方ではなかったけど、それこそ年のせいか、かなりヤバイ状況。そんな中で唯一の救いだったのが佐藤のピアノ。これが彼のピアノなんだなと納得したかな。
しかし寂しかったなあ。佐藤と言えば、日本ジャズ界の宝と断言できる逸材。その彼がこんな状況でピアノを弾かなければならないのかと。フレーズも歌伴だからだとは思うけど、お座なりな感じは否めなかった。つくづくジャズってマイナーだなと思った。まあ昔からそうだったけど。自分も客が数人しかいないジャズ喫茶でよく演奏したけど。なんか寂しく店を出たような。