或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

社労士勉強進捗[2月度]

2006-02-28 06:32:18 | 150 社会保険労務士
2月もあっという間に今日で終わりですね。当たり前だけど28日しかないから。それと8日間、中小企業診断士の実務補修を受講したので、この間は全く勉強できなかったし。今月は上の写真で言うと、健康保険法、国民年金法、厚生年金保険法の3つの領域について基礎学習がなんとか完了。ちょっときつかったなあ。でも、もともと当初の予定が3月末までに全領域の基礎学習の完了、即ち第1クールの完了なので、その意味では予定よりペースは早い。

それで第1クールを8割方終わった感想は、やはり社労士は“記憶系”ってこと。特に今月勉強した国民年金と厚生年金は圧巻。よくもまあこれだけややこしく法律を作れるもんだなあって感じ。特例、経過措置のオンパレード。まあこんなにしてくれてるから社労士の仕事があるんだろうなあ。だから批判しちゃいけません。(笑)

それと各法律で似たような項目がたくさん出てくる。しかもそれらが微妙に違うからややこしい。例えば被保険者の要件等。だから勉強した時は理解したつもりでも、実際に問題を解く場面では、どの法律の話だったか頭の中が混乱。各法律間の“横断整理”というキーワードの意味合いがようやく分かりました。3月上旬には第1クールが完了する見込みなので、3月末までは“横断整理”に当てようと。ということで追加の参考書を早速購入。

それで効率よく憶えるには、できるだけリアリティを出すのがいいかなと。例えば国民年金とか厚生年金とかは自分のケースで実際に計算してみるとか。これなら忘れにくい。今回グッドタイミングだったのが、国民年金の学生納付特例。息子が今年20歳になるので免除申請をさせようと思って。国民年金の保険料って年齢に関係なく一律月額約1万4千円。若者にはつらいですよね。(笑)

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初釣り

2006-02-27 06:06:40 | 400 釣り
先週の土曜日に船釣りに行ってきました。対象はメバル。春告魚とも呼ばれ、この時期が旬の魚。というか他に釣れる魚がないんです。準備をしながら、今年初めての釣りだということに気づいて。昨年末からよく雪が降りましたよね。だから釣りなんて発想が浮かばなかったんだなあ。最近ようやく寒さが緩み春めいて来て、いいタイミングで友人が誘ってくれました。

寒さと言えば、私は寒いのが大の苦手。最近ではスキーを全然やってないし、ゴルフも1月から3月まではまずしません。スキーで言えば、20代の頃は、それこそ朝早くから夜遅くまで、リフトが動く前から止まった後まで1日中滑ってましたが、滑る時間がだんだん減ってきて。30代の頃には、午前と午後に1時間だけ、後はレストハウスかどこかで暖をとり酒を飲んでまったり。一緒に行った友人が滑りに行こうと誘っても全く動く気持ちなし。お前何しに来たんだよとあきれられたものです。(笑)

それで本題に戻りますが、当日は天気も良く思った程寒くもなく、2月にしては絶好の釣り日和。釣果が上の写真。18~28cmの黒メバルが14匹と赤メバル(ホゴメバル)が2匹の合計16匹。まずまず。28cmの大物が4匹いて、昨晩刺身と煮付けに。普段料理屋でお目にかかれないサイズなので、その身の大きさに感激。船代が餌込みで1万円でしたが、これだけ満足すれば納得です。

釣行したのは山口県の大島の東端と情島の間近辺。広島からだと船で1時間ぐらいかかりますが、この辺は良型が多いので、それだけことはあります。それと船に乗っている間に日が昇るので、下の写真のような綺麗な朝焼けを見ることができて、それもまた格別。やっぱり海はいいですね。釣っている間も瀬戸内海の島々がいろんな表情を見せてくれました。


John Coltrane

2006-02-24 06:54:47 | 200 ジャズ
この間本屋でぶらぶらしていると馴染み深い顔を発見。上の写真の月刊プレイボーイ3月号。コルトレーン特集をやってました。表紙は「Blue Train」(1957年)のジャケットからの引用。いいなと思ったのはブルーの色合い。渋いサックスブルー。まさにジャズって感じ。“ジャケ買い”じゃなくて“表紙買い”してしまいました。(笑)

それに触発されてメモリーウォークマンで聴いているのが「Coltrane」(1962年)と「Transition」(1965年)の2枚のアルバム。いわゆる黄金のクァルテットによる演奏。彼にとってインパルス時代における正統派モードジャズのプロローグとエピローグ。

これまでもちょくちょく触れてますが、私は学生時代のある時期、完全にコルトレーン信者でした。当時よく演奏したのがこの頃のコルトレーンの曲。モードジャズはマイナーなジャズの中でも特にマニアック。難しいし普通の人はまず聴きません。特に各々のアルバムの1曲目なんかは、個人的には大好きなんだけど、居間でたまにCDをかけると家族にすごくいやな顔をされるのでつらい。

当時はハマってましたね。とにかく朝から晩までコルトレーン。部屋のポスターも全部コルトレーン。時には部屋にお香をたいて座禅を組んでコルトレーン。もう宗教の信者状態。だからマッコイ・タイナーのピアノをコピーしまくり。時代的にも学生運動が終焉する頃で、そういう過度期のニヒリズムに影響されてたのかなあ。後ろ向きだけどつっぱってたし。演奏もかなり戦闘的。ギラギラしてたなあ。まあその反動で享楽的な性格が形成されて今日に至ってる訳ですけど。(笑)

今聴いて一番懐かしいのが前者の2曲目に入っている”Soul Eyes“。これはピアニストのマル・ウォルドロンの作曲。愁いを含んだ素晴らしいバラード。激しい曲の合間によく演奏しました。今聴くと熱い青春時代が走馬燈のようによみがえります。

月刊 PLAYBOY (プレイボーイ) 03月号 [雑誌]

ColtraneColtrane

TransitionTransition

佐伯祐三(5)

2006-02-22 06:13:07 | 300 絵画
今日は再度パリに渡った第2次渡欧時代、1927年の作品の紹介。佐伯が再びパリの地を踏んだのがこの年の8月。水を得た魚のように精力的に絵を描きます。もともと早描きだったので、一日に数枚とか、そんなペース。ただ友人に宛てた手紙の中にも“死”という文字がよく出てきて、死への不安や恐怖が通奏低音のように奏でられていたんじゃないかと思います。

画風も1925年の第1次渡欧時と比べると、線の使い方に特徴が。つまり跳ねるような、やや荒い筆致。そして線自体もすっきりした直線から、微妙な湾曲、不安定な曲線が目立ってきて。彼が最後の乱舞を始めたのが伝わってきます。一般的には1925年の作品の方が親しみやすいと思うけど、個人的には1927年の方が好きですね。その退廃的な匂いが。

この年の代表作が、下の写真の「ピコン」、「レストラン」、「テラスの広告」。線のうねりがなんとも言えない雰囲気を醸し出してます。洒落てますね。やはりパリですね、佐伯は。これらに加えて、個人的なお気に入りが上の写真の「バーの入口」。なんか扉を開けるとジャズが聴こえてきそう。実物を見た時に絵の前で釘づけになったのを憶えてます。

それで佐伯はパリに到着してすぐ、住居の世話をしてくれた薩摩治郎八の夫人、千代子と出会います。彼の日記の中に「巴里中探しても、あんなに美しい人はいません」という言葉が。これがこの後、頭の上がらない妻の米子との関係をいっそう複雑にしていく。なんかめぐり合わせがねえ。運命なのかなあ。ドラマでも見るように破滅の世界に陥ちていく佐伯。本人もそれを望んでいたかのように。

ところで「ピコン」というのは“Amer Picon”というリキュールの名前で、絵の中にあるのはそのポスター。彼が描いたパリの街角の風景にこういったポスターを多く見かけます。これについては”お酒“つながりを発見したので次回紹介しますね。

ピコン(1927年)レストラン(1927年)テラスの広告(1927年)

みっちゃん

2006-02-21 06:40:23 | 600 グルメ
今日は広島風お好み焼きの老舗「みっちゃん」の紹介。実は先週紹介した診断士の実務補習の期間中、地元ということで私が昼食のお店の選定を担当。うどん、ラーメン、焼肉等、600円~700円前後の安いランチを厳選。1,2度イタリアンの店に入りかけたけど、1000円以上するのでパス。(笑)

そんな中、せっかくの広島だからお好み焼き屋へという要望に応えて行ったのが全国的に最も有名なこの店。ここは市内にたくさんチェーン店や暖簾分けの店がある。私の自宅の近くのデパートの地下にも。どの店にも共通しているのは、キャベツのホクホク感と、そばやうどんのカリカリ感。そんな中で個人的なお気に入りはこの総本店。店によって微妙に味が違うんです。

たぶん一番有名なのは中央通りにある店。立地がいいからいつも行列ができている。味的には最もサラっとして洗練されているかなあ。それに比べて総本店は、場所もちょっと入り込んでいて見つけにくい。でも味は古き良き正統派。ややべっとりしていて昔ながらの味。落ち着きます。

テーブルに座って待っていて気づいたけど、客に若者が多いし観光者も多い。有名なんですね。テーブルで相席になった1人がお好み焼きをデジカメで撮影していて。おそらくブログに載せるんでしょう。妙に親近感が湧きました。そうそう、広島の地元の人間が注文する定番は“肉玉そば”。メニューにはたくさん載ってるけど普通これ。っていうか、いちいちメニューを見ない。“ニクタマソバ”と無愛想にぼそっと言う。どの店に行っても。これが通です。(笑)

それで昨日の記事にも似たこの店の思い出をひとつ。知り合いの米人が電子ピアノを買いたいのでつき合って欲しいと。二人でYAMAHAまで行き、いろいろとアドバイス。機種が決まり購入が済んだ後、彼がお礼に昼食に行こうと連れて来られたのがこの店。えーっ、お好み焼き?マジで?と思ったけど、彼の大好物なんだとか。お好み焼きってそんなにグローバルだったかなあ。


Lost in translation

2006-02-20 06:32:19 | 350 映画
今日は以前“Movie Batton”にノミネートした映画の紹介。最近性懲りもなくまた見てしまいました。「ゴットファーザー」の監督で知られるコッポラ監督の娘、ソフィア・コッポラが監督した「ロスト・イン・トランスレーション(Lost in translation)」(2003年)。ビル・マーレイとスカーレット・ヨハンソンの共演。

日本のウィスキーのCM撮影のため東京を訪れた米人男性俳優ボブが、写真家の夫と一緒に訪れた同じ米人女性のシャーロットと、異国での互いの孤独や悩みを感じ合うという、つかの間のちょっとしたラブストーリー。コピーは“ふたりの心が通い合ったとき、トーキョーはやさしい街になる”。

なんてことはない、よくありがちな話。それだけに中年男性には、いつか自分にもこんなことが、と思わせる夢がありますね。外国人から見た日本ってこんな感じなんだろうなあ。それにしても、すし、天ぷら、焼肉、カラオケ、よく出てきますね。

それで面白い話をひとつ。昔知り合いの米人が出張してきて、夜日本料理屋で食事をと。気を使わなくてもいいのにと思ったけど、一番好きなのが和食と本気で言っていることに気づきビックリ。興味本位じゃなくて心底好きな外国人もいるんですね。

この映画で笑えたのが、主人公のボブがホテルのラウンジで歌っている外国人ボーカリストと一夜を共にする場面。酔ったいきおいで仲良くなって気がついたら朝ベッドの中。小さな失敗大きな後悔。男ってやっちゃうんですよね、たまにこれを。後で何事もなければいいんだけど。結構忘れた頃にとんでもない災難につながることもあったりして。(笑)

この映画のロケが行われたのが、新宿にある「パークハイアット東京」。ここってシングルの正規料金が5万5千円からなんだとか。家賃じゃないですよ。でも一度は泊まってみたいなあ。

ロスト・イン・トランスレーション 小説

ロスト・イン・トランスレーション DVDロスト・イン・トランスレーション DVD

フォーライフ(4)

2006-02-18 08:13:16 | 020 小説「フォーライフ」
◆ジャズバー「スプリング」
真由美が三宮のジャズバー「スプリング」の雇われママになってもう3年になる。15席しかない小さな店だが、まずまず繁盛している。客には常連が多い。亭主の影響でジャズが好きになり、友人のビルのオーナーが趣味でオープンした店に誘われた。開店当時は客もまばら、でも最近ではシングルモルトブームの影響か客が増えて席がなかなか空かないことも珍しくない。

そんな店の常連の1人が片瀬。京都からの出張の合間によく立ち寄ってくれる。片瀬の話によると、たまたま立ち寄った洋酒専門店の店主が、近所にシングルモルトウイスキーをたくさん揃えているバーがあると教えてくれたのがきっかけとか。

真由美はピアノのレイ・ブライアントがお気に入り。よく聴く一枚が「Con Arma」。”Autumn Leaves”や”Round Midnight“等の有名なスタンダード集。さりげなくブルージー。

「これ誰のアルバム?」「レイ・ブライアントっていう黒人のジャズ・ピアニストよ」「へえー、なんかピアノの音がコロコロしてるなあ」」「これって片瀬さんのイメージかも」「どういう意味?」「なんかぽちゃぽちゃして可愛い感じ」「あはは、そりゃないよ」「ママ、とりあえずハイランドパークのおかわり」

片瀬はCDのジャケットを手に取りながら、どこかで見た顔だと感じたが思い出せなかった。真由美は太くて丸い音とゴスペルが感じられる暖かいフレーズが片瀬と重なった。最初は客以上の特別な感情はなかった。ただ、いつも明るく喋る片瀬に、夫にはない父親のような包容力を感じていた。

コン・アルマ(期間限定)

◆再会
広之は京都の北白川で画廊「ハーベストタイム(harvest time)」を経営している。出身は神戸だが、大学は京都。美術を専攻して卒業したらどこかの研究室にでももぐりこもうと考えていたが、たまたま知り合いの画廊の主人が隠居したいと漏らしたことがきっかけで後を継いだ。

最近はHPを開設してネット販売を始めたこともあり、客は京都から京阪神に拡がっていた。顧客を大事にしたいという思いから、特に高価な商品については広之が直接納品。こういう商売では人間関係が重要で、細かい心遣いが固定客を増やす。

そんなある日、神戸の客に油彩画を納品し、地下鉄西神・山手線の学園都市駅近くの喫茶店に入った時、ばったり再会したのが貴美子。高校の同級生。貴美子はボーイッシュな感じの美人で男子学生に人気があった。広之は女友達と一緒にいた貴美子にすぐに気がついた。短い時間だったが昔話に花が。連絡先を教え合い別れたのが半年前になる。

フォーライフ(3)

2006-02-18 08:10:02 | 020 小説「フォーライフ」
◆大山
中国自動車道の勝央SAは岡山県のやや兵庫県よりの山間に位置している。剣豪宮本武蔵や坂田金時にゆかりの地が近くにあり、この辺では最も大きなSA。広之と美和子は京都から皆生温泉に行く途中だった。ちょっと外の空気を吸いたいと美和子が言ったのがきっかけで立ち寄った。

車を降りると秋の爽やかな風が気持ち良かった。しばらくして車に戻り出発しようとした時、一瞬遠目に売店に入っていく男女の顔が。「貴美子に似ていたなあ・・・」「いやそんなはずはない」と思いながらアクセルをおもむろに踏んだ。車は動き始めた。つかの間の出来事だった。

今回の旅行は美和子が誘った。広之はあえて京阪神から離れて、鳥取県の西北にある皆生を選んだ。ここは日本海に面し、遠くに大山が望める温泉街。こじんまりして落ち着いた旅館「松月」を選んだのは、HPで見た館内の雰囲気や趣向をこらした数種類の貸切露天風呂に惹かれたから。

落合JCTから米子自動車道に入って北上すると、遠くに大山が見えてきた。中国山地で最も雄大な山。「大山って想像してたより大きいのね」と美和子はいつになく嬉しそうだった。他に誰もいない露天風呂でくつろぐ二人の姿を広之は脳裏に浮かべた。

◆後楽園
佐藤は、神戸にある大手洋菓子店の営業課長。出身は岡山市。たまに帰省するといつも行くのが、自分が通った高校の近くにある後楽園。日本三大名園の一つ。近くに岡山城があり、すぐ傍らを旭川が流れていて、このあたりは昔から格好のデートスポット。ここに来るといつも昔の思い出が蘇る。ゆっくり時間が流れるのが楽しかった。

そんな佐藤も、仕事はやり手で通っている。最近では洋菓子業界も競争が激化し、店の戦略として大阪や京都への商圏拡大を推進している。そのリーダーに抜擢されたのが佐藤。直営店商売と違い外回りの営業が中心。そのためここ数年は京都への出張が増えていた。

奈緒美と知り合ったのはそんな頃。妻から頼まれた定番のあぶらとり紙を買うために、出張の合間に四条河原町にある専門店に立ち寄ったが、そこの店長が奈緒美だった。最初見たとき、どこかで会ったような不思議な気持ちに。かつて旭川でよく一緒にボートに乗った高校の同級生に似ていた。

実務補習前期終了

2006-02-16 06:17:48 | 100 中小企業診断士
先週の火曜日から8日間、広島で行われた中小企業診断士の実務補習を会社の有休を利用して受講してきました。最終的に診断士の資格を得るには、同様の補習をもう1回受講する必要がありますが、まずは前半戦が終了。

今回の参加者は全部で6名。5名が40歳以上で1人だけ28歳。職業は大学の非常勤講師、会計事務所勤務が各1名。残りは私を含めてサラリーマン。全員が昨年の2次試験合格者。参加者を住所でみると、広島市2名、広島県福山市1名、岡山市2名、愛媛県松山市1名。私は宿泊しなくていいし定期があるから交通費もゼロ。地元で良かったなあ。(笑)

実習の場所は広島市の市街地にある上の写真のRCC文化センター。なかなか小ギレイなビルで、会議室1部屋に1チームだけ。東京とか大阪では1部屋に数チームの大部屋状態だったみたいなので、その点のびのびできて良かった。このビルは京橋川という広島市を流れる5本の川の中のひとつに面していて、下の写真のように景色も穏やかでとてもいい環境。(写真はクリックすると拡大。)

さて肝心の中身、企業診断ですが、各メンバーの専門分野がうまく散らばっていて最強のチーム構成。良い報告書が完成。勉強になったのはコピー屋の知識。今回キンコ-ズ(Fed Ex Kinko’s)を初めて利用。PCを完備、24時間営業店もあって、頼めば製本もやってくれるらしい。便利ですね。

ビックリしたのはカラーコピーが高いこと。白黒10円に対しカラーは50円。最終の診断報告書にパワーポイントのカラーページを6枚つけたけど、予算オーバーでメンバーの負担に。見栄えからカラーを使いたいし、使えば自腹だし、難しいところ。

振り返ると、想定内だけど毎日宿題があるから帰宅後の作業が多く慢性的睡眠不足。15日間コースを選択しなくて良かった。続けて受講されている3名の方はご苦労様です。ホント疲れましたから。(笑)


DEL REY

2006-02-15 06:32:46 | 600 グルメ
昨日はバレンタインデー。昨年はカミさんと娘からだけチョコをもらいましたが、今年も同じく二人からだけ。昨年はピエール・マルコリーニをもらって大喜び。それで今年も期待して娘に小遣いを渡しておいたら、プレゼントしてくれたのが、写真のデルレイ(DEL REY)

ピエール・マルコリーニは箱が何段か重ねてあって全体にゴージャズな感じがしたけど、このデルレイは箱が小さいし、開けてみると小ぶりなチョコが5個入っているだけ。なんか昨年に比べてえらく貧弱だなあと思い、やんわり娘に聞いてみると、なんとこれだけで2500円もしたとか。これにはビックリ。つまり1粒500円。食べ物の量対価格でひょっとして今までの最高記録を更新したかも。(笑)

調べてみると有名らしいですね、このお店は。北ベルギーの都市、アントワープの老舗ショコラティエが初めて2号店を出店したのが一昨年にオープンした銀座店。HPで写真をみると、なんかチョコの店というよりジュエリーショップみたい。アントワープは世界一のダイヤモンド取引きで有名らしく、それで店もこういう雰囲気にしたんだろうなあ。チョコにもダイヤモンドをあしらってるし。

“DEL REY”と聞いて真っ先に思い出したのがLAにある世界最大級のヨットハーバー、“マリナ・デル・レイ(Marina del Rey)”。“デル・レイ”というのは“王様の”という意味のスペイン語。どちらもおそらく同じ語源なんでしょう。でもベルギーとスペイン語のつながりは分からない。

それでマリナ・デル・レイで思い出した話をひとつ。昔ここのヨットハーバーの中にある有名なレストランにランチを招待されたことがあります。行ってみると全面ガラス張りでなかなかオシャレ。いい雰囲気の中で食事をしていると、レストランの周りに日本人の新婚旅行客の団体が。観光コースになってたんですね。最後にはレストランの周囲全部を囲まれちゃって。皆からじろじろ見られて恥ずかしいのなんの。やっぱりあまり有名な所には行くもんじゃないと思いました。(笑)