藤子イベントへの招待

 昨日は、先週に続いてまたもや東京方面に出かけてきた。

 先週ちょっと書いたとおり、やはり藤子不二雄関連のイベントが目的だったのだが、今回のイベントについては、差し障りがあるので、内容については触れられない。ただ、少しだけ感想を書いておくとすれば、懐かしい「二人で一人の藤子不二雄」時代を思い出すことが出来て、非常に貴重な時間だった。わざわざ二週続けて名古屋から出かけた甲斐があった。今回のイベントを開いてくださった方々や、ご一緒させていただいた方々には、御礼を申し上げたい。ありがとうございました。

 それにしても、藤子関連のイベントは、そんなに頻繁に開催されている訳ではないのに、重なる時は見事に時期が重なってしまうものだ。イベント自体は楽しいので、歓迎なのだが。さらに、私自身は参加できないが、来週水曜日6月1日には、大垣女子短期大学で、毎年恒例となった藤子A先生の特別講義もある。これらのイベント全てに参加される方もいらっしゃるのだから、その熱意には頭が下がる思いだ。

 さて、藤子ファンであって、イベント等にも興味はあるものの、これまでは参加したことが無いという方も、結構いるのではないだろうか。現在は、インターネットの発達によって、ファンサイトの掲示板などで手軽にファン同士の交流が出来るが、それでも、ファンサークルや情報誌と言った、印刷媒体を中心とする昔からのファン活動も続いており、イベントなどは、そう言った活動に携わっておられる方が中心になって行われることが多い。だから、藤子ファンとしての活動がネット上だけでは物足りないという方は、まずはファンサークル等への参加を検討されてはいかがだろうか。
 藤子不二雄ファンサークルとしては、「ネオ・ユートピア」が(おそらく)最大規模のものであり、会誌も非常に充実している。また、藤子情報誌としては、現在「月刊ぽけっと」が唯一、定期的に刊行されており、情報の早さと密度では他の追随を許していない。
 これらに参加するかはともかく、いちど試しに会誌を読んでみるなどして、雰囲気を掴んでみると、いいだろう。それで、自分に合っていると思えば、参加すればいい。

 なお、数年前までは、藤子ファンのイベントとしては「大人だけのドラえもんオールナイト」が、年齢制限以外は比較的敷居が低くて参加しやすかったのだが、ここ2,3年で参加希望者が異常に増加して、昨年などはチケットは発売即完売となるほどの過熱ぶりだった。大山版ドラとしては昨年が最後のオールナイトとなったが、参加したくても出来なくて残念な思いをした方は多かっただろう。
 はたして、リニューアル後は初の映画となる「のび太の恐竜2006(仮題)」に合わせて、来年春にまたオールナイトが開催されるのかどうかはまだ分からないが、もし行われるのであれば、ぜひ会場を移すなり、複数化するなりして席を増やして、多くの人が参加できるようにしていただきたい。

 ともかく、藤子不二雄に限らず、趣味の世界で同行の士と直接合って、語り合うのは非常に楽しいことだ。私も、ネットを始めた頃、藤子不二雄MLのオフ会などで初めて藤子ファンと思う存分語り合った時は、目の前の世界が広がったように感じた。これからも、藤子不二雄を通じて多くの人と知り合いたいと思っている。これまでイベント等に参加した事のない人も、どうか怖がらず、機会があれば参加してみていただきたい。藤子ファンは、いい人ばかりです。
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