続・引っ越しました

 いきなりですが、5月13日に名古屋から大阪市の某区に引っ越しました。
 これはネタとかでは無く、本当のこと。詳しくは省略するが、急遽仕事の都合で大阪への引っ越しを余儀なくされたのだ。正式に引っ越しが決まったのが5月5日。準備期間がまるまる一週間しか無かった。前回、2年半前の引っ越しは丸一ヶ月以上かけてなんとか行った引っ越しなので、はたして一週間でできるものか非常に不安だったが、結論としては、なんとかなった。

 前回の引っ越しに倣って、段ボール箱の詳細を書いておくと、今回は大が30箱、小が100箱となった。前回は小が120箱なので、ある程度は物の減量に成功したと言うことになる。実際、引っ越しが正式に決まる前から本を150冊ほど(これは焼け石に水)と、大量の録画DVD-RAMを思い切って処分したのだ。DVD-RAMについては、BD-Rにコピーしたものもあるので、全てを捨てたわけではないのだが、それでも私としてはかなり思い切った。まあ、地上波アナログ末期のサイドカット放送やレターボックス放送は、今観ると画質的に非常に厳しいものがあるので、処分して当然と言う気もするが。
 もちろん、レターボックス放送でも貴重なタイトルは処分していない。たとえば、『やっとかめ探偵団』とか。おそらく、ソフト化も再放送も見込みは無いんだろうな。
 それはともかくとして、昨年から続けてきたDVD-R or RAMからBD-Rへのコピーが功を奏して、ディスク枚数はかなり減量できた。


 現在、これを書いているのが5月21日。大阪に引っ越してきてからまる一週間が経った。
 各種手続きも済ませ、昨日には新しい仕事場でもデビューした。なんとか、大阪での生活が形になってきたかな、という感じだ。今まで、長年にわたって名古屋で暮らしてきたので、出身地とは言え大阪での暮らしには正直なところ不安もあるが、もう私もいい歳なので、そろそろ今後のことも考えて覚悟を決めなければいけないかな、と思って決断した上での大阪行きでもあるのだ。なにしろ、私がいい歳と言うことは、当然ながら両親も年老いてきており、最近は色々と心配もある。そういった事も考えると、実家の近くに住んでおいた方がいいかな、とも思ったのだ。
 現在の詳細な居住地については、ここでは伏せるが、梅田・難波の両方に出るのに便利な場所とだけ書いておこう。交通アクセス的には結構いい方だと思う。

 自分で費用を出しての引っ越しというのははじめて体験したが、思った以上に金がかかった。痛かったのは、BSアンテナの設置費用だ。これまでは、自分でベランダにアンテナを付けていたのだが、今回のマンションは構造的にそれが不可能なので、大家の許可を得た上で屋上にアンテナを付けて、自分の部屋まで引っ張って来ることになったのだが、屋根に上るのはさすがに危ないので、プロに頼まざるを得なかった。この費用が結構かかったのだ。
 それでも、BS・CSは直接受信に限る。名古屋では、ちょっとした都合で短期間だけケーブルTVに入ったことがあったが、セットトップボックスを介さなければ観られない上に、CSのチャンネルは変なセットでしか契約できず、しかもAT-XがSD放送であるなど、不便きわまりないものだったので、すぐに解約した。ケーブルTVは地上波の再送信(パススルー)だけで十分だ。
 ちなみに、今のマンションは独立局はサンテレビ・KBS京都の両方が再送信されており、深夜アニメの録画には結構便利だ。KBS京都については2017年までの暫定措置であるため、今後継続して観られるかどうかはまだわからないのだが。


 思い返すと、昨年5月の入院以来、このブログでは特に触れてこなかった事も含めて、いろいろあった。
 今年2月には再度入院して二度目の手術を受けた。その入院が無事に終わったのが3月19日。それから、わずか2ヶ月で大阪に引っ越すという急展開になるとは、思ってもいなかったが、「いろいろあった」の締めくくりには、ふさわしいのかもしれない。

 大阪に引っ越したことのデメリットを挙げるとすれば、東京がまた遠くなってしまったことだろうか。何しろ、新幹線で2時間半はかかるのだから、結構これは大きい。それ以外は、今のところ特に不満は無い。深夜アニメの放映本数も、名古屋よりは多いし。ただし、テレビ愛知の『ゲゲゲの鬼太郎』の再放送は、ローカル枠なので途中で諦めざるを得なかったが。
 あとは、部屋が3DK→2DKに再び減ってしまったのも、デメリットと言えばデメリットか。大阪は家賃の相場が名古屋より高いので、致し方ない。二部屋のうち、本を置くための部屋がこれまで以上に「書庫」的になっているのは、怪我の功名とは言え、案外落ち着いて気分のいいものだ。今回の引っ越しも、やはり本が多くて苦労したが、それでも電子書籍に移行しようとは、全然思わない。本質的に私は紙の本が好きなのだと言うことが、よくわかった。本棚に並べた背表紙を眺めるのも大好きだし。
 また、三重テレビを観られなくなってしまったのは、かなり本気で残念だ。こればかりは、三重県か愛知県西部に住まないと、どうしようもないからなあ。


 これから、大阪で生きて行くにあたって、何が起こるかまだまだわからないが、とにかく今までよりもっといい生き方が出来ればと思う。
 このブログも、今年前半は更新が少なかったが、暇を見つけては色々と書いていきたい。コメントもいただいたまま放置していますが、こちらのお返事も今しばらくお待ちください。



(追記)

 今回の本文を書いたのは5月21日なのだが、ネットの開通が遅れたため、ブログ更新は6月29日になってしまった。その点は、ご了承下さい。
 名古屋からは離れることになったが、今年は7月16日から「藤子・F・不二雄展」もあるし、まだまだ名古屋に行く機会はありそうだ。新幹線を使えば、新大阪から51分で行けるのだし。
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