はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

2013年の終わりに

2013-12-31 23:59:59 | 日記・雑文
 2013年も、もう少しで終わり。例年通り、今年一年を振り返っておく。


 まず、触れずにはいられないのが、11月に引っ越しをした事。このブログにも、引っ越し前・引っ越し後と2回にわたって記事を書いたが、9月以降はこの引っ越し関係の準備・片づけとその他諸々の雑務に忙殺された。これを書くと笑われるかも知れないが、事前の予定では、10月半ばまでには引っ越しをして、10月中には全て片づけも終えるつもりだったのだ。現実には、12月31日にもなるというのに、まだ開けてない段ボール箱が10ほど残っており、もうどう考えても2013年内の片づけ完了は無理な状況だ。
 こうなった原因はいくつか挙げられるが、結局は「荷物多すぎ」の一言につきる。以前の所には10年半ほど住んでいたが、その間にもの(主に本)が溜まりすぎた。何度かは処分したはずなのだが、増えるスピードには勝てなかったと言う事だ。とりあえず、今年度が終わるまでには片づけを終わらせたいなあ。と、さりげなく期限を3ヶ月延ばしてみる。

 引っ越し以外に、プライベートでは喜ばしくない出来事もあったのだが、これは本当にごく個人的な事なので、詳細についてはここには書かないでおく。とにかく、9月以降はやたらに忙しかったという記憶しかない。


 趣味関連では、まず思い出すのが9月に茨城県の大洗町に行った事だ。
 テレビアニメ『ガールズ&パンツァー』の作中の舞台となったこの町、以前から気にはなっていたが、東京よりさらに東に行かなければならないと言う事で、巡礼にはちょっと二の足を踏んでいた。しかし、ケデラッタさんの薦めもあって、行けるうちに行っておいた方がいいかなと思い、9月に一泊二日で巡礼を敢行したと言う次第。
 感想としては、行ってよかったと思う。大洗の人はみな感じがよく、色々な店に立ち寄ってのお話は楽しかった。特に印象に残っているのは、大洗でなく隣の水戸市の店だが、「とんかつレストラン クックファン」(ここもガルパン本編に登場)だ。ここで提供されていた「ガルパンかつ」はボリュームがあった。ゆっくりしていたら帰りのバスがなくなってしまい、45分ほどかけて水戸駅まで歩いて帰ったのも、今ではいい思い出だ。
 大洗の町には二日にわたって訪れたが、中でもインパクトがあったのは書店の江口又新堂さん。当時、出たばかりだったガルパンの漫画版単行本第3巻が棚にずらっと50冊くらい並んでいてびっくりした。ここでは、名刺交換もしたが、私が交換したので最後だった。あのあと補充されたのかどうか、ちょっと気になる。
 大洗の町は細かいところまでガルパンが入り込んでいて、町を歩くだけで色々な発見があった。すぐまたもう一度行くというのは難しいが、劇場版公開あたりのタイミングでまた行けたら、とは思う。
 大洗については単独のエントリで書きたかったのだが、どう考えても時間的に無理なので、ここで書いておいた。

 また、趣味では一つ大きな出来事があった。それは、テレビアニメ視聴本数の減少だ。こちらのエントリで触れたが、7月期以降は視聴本数が二桁を割り、10月期もそうだった。「観ていないがとりあえず録画」したタイトルもいくつかあるが、視聴本数が7~8本の今ですら消化し切れていないのに、さらに録りだめしたタイトルを観る余裕が出来るとは思えない。おそらく、HDDの肥やしとなる運命だろう。
 来年からはどうなるか、今はまだわからないが、おそらくよっぽど観たいと思う作品が出てこない限り、以前のように週に10何本も観ると言う事にはならないと思う。知らないうちに、生活スタイルが変わってしまったのだなあ。
 そんな今年のアニメについては、『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』『劇場版 魔法少女まどか★マギカ [新編]叛逆の物語』など、テレビアニメよりは劇場版の方に、印象に残る作品があった。これも、今年の特筆すべき点だろう。


 そして、漫画関連は充実した年だった。『藤子・F・不二雄大全集』は順調に巻を重ね、今まではどうしても読めなかった作品群が次々と単行本化されるという奇跡のような事が毎月起こっていた。A作品も『宇宙少年団 ロケットくん』『愛ぬすびと』『愛たずねびと』等が順調に復刻されていった。ただ、A先生の作品について言えば、細々した復刻も確かに嬉しくはあるのだが、ここまで来たらそろそろ全集を…と、つい思ってしまう。
 藤子関連以外では、『水木しげる漫画大全集』の刊行開始も大きなニュースだった。こちらも、順調に刊行が続き、貸本時代の珍しい作品が何本も復刻されたのは嬉しかった。この全集、仕様は藤子・F・不二雄大全集に似ているが、収録される作品は初出状態を基本とする点は、描き足した最終完成形を収録するF全集とは正反対で、面白い。


 こうやって振り返ってみると、今年も色々な事があった。このまま書いているときりがないので、このあたりで終わりにしておこう。
 色々な出来事に振り回された感のある今年も終わり、2014年がやってくる。願わくば、来年は「よかったな」と思う事が多い年でありますように。

引っ越しました

2013-12-19 22:15:44 | 日記・雑文
 今年もあと半月足らずとなってしまった。本当に、時の経つのは早いものだ。
 前回の更新から2ヶ月近く経ってしまったが、その間は表題の通りで、仕事以外の時間の大半はひたすら引っ越し準備&片づけの作業をしていた。


 引っ越しについては、10月にこちらのエントリでも触れている。なので、内容的にいくらか重複するところはあるが、今回の引っ越しについて、概ね片づけまでが終わった時点でのまとめ&感想を、あらためて書いておく。
 さて、まず根本的な「引っ越し」というものに対する認識についてだが、正直なところ、実際に行うまでは「ものを箱に詰めていけばそのうち終わるだろう」程度に考えていた。今までに引っ越しをしたことがないわけではないが、それらはいずれも家族での引っ越しだった。一人暮らしで、自分で行う引っ越しは、今回が人生で初めてだったのだ。家族での引っ越しは何となく作業していたら済んでいた感じだったせいもあって、私の引っ越しに対する認識は、非常に甘かったと言わざるを得ない。
 基本的に引っ越しの準備が「荷物を箱に詰める」作業のくり返しであるのは間違いないのだが、私の場合は荷物の大半が本であり、しわが寄らないように方向なども考えて、しかも帯が破れないように気を付けて箱詰めしなければならず、作業は遅々として進まなかった。また、本にはついつい読んでしまうという危険性もあり、それでさらに作業は遅れてしまうのだった。結果として、平日はせいぜい一日三箱程度しか詰められず、そのしわ寄せは休みの日に来るのだった。特に引っ越し当日の前の二日間は、酷いものだった。
 ちなみに、引っ越し会社の見積もりにより届けられた段ボール箱の数は、小×70・大×20の計90箱。重さの問題で、本などは小の箱にしか詰められないので、どうしても箱の数は多くなった。結局、実際に詰めてみると見積もりを軽くオーバーして、小×120箱となった。内訳としては、本が85箱、DVD(セル)が5箱、CDが5箱、DVD-RAM(録画)が12箱、ゲームソフトが5箱、その他が8箱となる(記憶で書いているので、多少は違うかも知れない)。とにかく、見積もりのプロの目から見ても予想外なほどに荷物があったわけで、これには我ながらあきれてしまった。

 軽く120箱と言うが、これだけの数の箱を家の中に置かなければならなくなると、どういう事が起きるか。答えは簡単で、最終的には置き場所がなくなるのだ。部屋の中においてある棚などはそのままにして、空いているところに箱を置いていくのだから、当然の事だろう。結果として、引っ越し前の一週間ほどは、布団を引くスペースもなくなり、夜はまともには眠れなかった。この頃になると、寝るスペースどころか座るスペースすらまともなかったくらいだ。
 その時期の部屋を撮った写真が残っていたので、参考までにここに紹介しておく。









 上の2枚の写真は、同じ部屋を違う方向から撮ったもの。色々と汚い写真ですが、ご容赦下さい。


 と、言うわけで120箱に及ぶ箱詰めは引っ越し前日の深夜までかかり、情けないことにいつの間にか寝落ちしてしまい、引っ越しのスタッフが鳴らしたチャイムで起きたという始末。結局、当日も箱が運び出される横で最後の5箱ほどの箱詰めをしていたのだった。

 引っ越し準備ではどのように箱に詰めるかに頭を使ったが、新居では基本的に箱から出すだけなので、こちらの方が比較的作業ははかどった。なにしろ、前より部屋が一つ多いのだから、とりあえず箱のままのものは「第三の部屋」に放り込んでおけばいい…と思っていたのだが、その第三の部屋がいっぱいになってもまだ箱はかなり残っており、結局引っ越してからの半月ほどは、どの部屋にもある程度は箱がある状態で暮らさざるを得なかった。
 そして、引っ越しをしてから非常に後悔したことが一つある。それは、段ボール箱表面に書く「箱の中身」の書き方だ。「漫画(新書版)」とか「漫画(B6)」のように書いてしまったので、具体的に何が入っているのか、開けてみないとさっぱりわからなかったのだ。「手塚全集」「FFランド」「F全集」のように、具体的に中身を書いたものもあるにはあったが、そうでないものの方が圧倒的に多かった。今度、引っ越しをすることがあったら、この点には気を付けよう。


 今現在(2013年12月19日)は、どうなっているかというと、大体は片づいた。段ボール箱が残り20箱まで減ったのだ。これは大きい前進だと言える。その20箱は「第三の部屋」(と、言うのもどうかな。一応、書庫にする予定)に置いてあり、他の部屋についてはほぼ片づいた。書庫についても、先の日曜日に新たな書棚を一つ導入して、それなりに整理が進んだ。これで「終わり」ではないが、快適な生活にかなり近づいていると言っていいだろう。
 この2ヶ月ほどは、「引っ越し」に振り回された印象がある。おかげで、7月期に引き続いてアニメがあまり観られなかった。今年1年で観たテレビアニメの本数は、ここ数年で最低だろう。来年は、ぜひとも落ち着いた暮らしをしたいものだ。