コメントについてご連絡

 非常に遅くなってしまって恐縮ではありますが、当ブログにいただいていたコメントにつきまして、先ほどすべてお返事を投稿しました。

 一番古いもので昨年の5月にいただいていたコメントですので、もう放置していたにもほどがあって大変お恥ずかしい限りです。今後は、このような事がないように、できるだけ早くお返事を返すようにしますので、またお気軽にコメントをいただければ、幸いです。

 と、言う事で、よろしくお願いします。
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私的テレビアニメ史

 本日、サイトの新コンテンツ「私的テレビアニメ史」を公開した。

 このコーナーは、私が今まで観てきたアニメを表にしただけだなので単純なものなのだが、かなり昔から「作ろう」と思っていて、なかなか完成させられなかった。作品のデータをどこまで入れるかで悩んでいたのだ。
 以前は、自分が視聴した東海地区の放送局に加えて、東海地区の放映期間までも表に加えようとしていた。しかし、遅れ放送作品の放映期間を調べるだけでかなり時間がかかるし、表がゴチャゴチャしてしまう。そこで、思いきって東海地区の放映期間は削って作ったのが、今回公開したものになる。やはり、こっちの方がすっきりしていていい。

 それにしても、ただ作品タイトルを羅列しただけではあるが、あらためて眺めていると、それぞれの作品を観ていた時の事が思い出されて懐かしい気分だ。たとえば、1993年は1990年代で一番視聴作品数が少ないが、これはある事情でアニメを観ている余裕がほとんどなかったせいだ。あえてその理由は伏せておくが、年代で大体の想像はつくのではないかと思う。
 ちなみに、トップページにも記しているが、今回は基本的に全話観ている作品のみを記載したので、それほど作品タイトルは多くはない。途中で観るのをやめた作品とか、小さい頃に観たはずだがろくに覚えていない作品などを入れればもっと多くなるが、それをやると間違いなく収拾がつかなくなるので、やめておいた。幼児~小学生くらいまでは、朝と夕方の再放送でかなりのタイトルを観ているはずだが、一部を除いてほとんど記憶がない。こういう作品も、懐かしい事には変わりはないのだが、堂々と「観た」と言えるかどうかとなると、ちょっと疑問だ。

 さて、このコーナーの今後だが、1960-1990年代の後追い視聴作品については続けて公開できるように準備している。問題は21世紀になってからの視聴分だが、こちらは作品数が格段に多くなるので、いつ公開できるか、今のところはわからない。
 基本的に自己満足のコーナーなので、気が向いた時にしか更新しない事になると思いますが、それでよければ完成までお付き合い下さい。
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アニメドラの「特番リスト」を公開

 「ドラちゃんのおへや」テレビアニメのコーナーで長らく「準備中」にしていた「特番リスト」を、本日ようやく公開することが出来た。

 元々、今年3月のサイトリニューアルに間に合わせるつもりで昨年から準備をしていたのだが、その予定から半年近くも遅れてしまった。
 こんな事になったのは、ひとえに私の見通しの甘さのせいだ。まず、レイアウトを決める段階で悩みまくって今年の3月までかかってしまったし、その後も「念のため」の調査で追加すべきデータがボロボロと出てきて、それらの詳細を調べていると、どんどん時間が経ってしまった。
 さらに、1990年代末期からの特番は、それ以前と比べてイレギュラーな構成のものが多く、データ表記をなるべく統一するために録画をあらためて観返していたら、この作業にも時間がとられた。それでも、以前とは違ってVHSからMPEGデータに移していた回が多かったので、スムースに過去の番組を参照することは出来たのだが。
 こんな感じで、時間はあっと言う間に過ぎてしまったという次第だ。

 しかし、今日の公開でようやく一息付ける。とは言っても、特番データは1980年代中盤までかなり資料が少なくて、とりあえず「詳細は不明」とせざるを得なかった回が多い。これはいずれ調べなければならない。「コロコロコミック」などにある程度情報は載っているのだが、さらに突っ込んで調べようとしても、アニメ雑誌でも『ドラえもん』特番はスルーされることが多く、なかなか調査は進展しなかった。
 今後、どれだけ不明部分が埋められるか自信はないが、一度公開したのだから、出来る範囲で調査は続けていきたい。その意味で、多分このリストが「完成」する日は来ないのではないかと思う。
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「ドラちゃんのおへや」模様替え

 昨年から少しずつ、「ドラちゃんのおへや」の更新準備を進めていたが、ようやく一区切りを付けて、今日更新する事が出来た。

 今回は、サイトデザインをスタイルシートに完全対応させる事を第一の目的としていたので、内容面での変化はあまりないが、それでもHTMLを書き直すだけで結構な手間になり、一年以上かかってしまった。昨年の更新は、まず新デザインでページを作ってから従来のスタイルに書き直していたので二度手間になっていたが、これでようやく内容の充実に集中して力を入れる事が出来る。
 内容的には変化が少ない中で、テレビアニメのデータは比較的変更点が多い。DVD-BOX「ドラえもん タイムマシンBOX 1979」のブックレットを元にして帯番組時代のスタッフデータを可能な限り追加・訂正したし、1996・1997・2005年放映分については本放送版のエンディング・クレジットより原画と声の出演のデータを加えている。
 ビデオテープからダビングしてPCに動画ファイルとして保存したおかげで、エンディング・クレジットが参照しやすくなった。原画と声の出演については、1998~2004年放映分も録画データの整理が出来次第、追加していきたい。

 「藤子・F・不二雄大全集」の発刊で原作漫画のデータも大きく修正する必要が生じているが、こちらはひとまず様子を見る事にして、今のところ50音順作品リストとブランド別単行本リストに既刊分のデータを加えたのみにとどめている。
 いずれ全集の『ドラえもん』が全巻揃ったら、アニメデータに記載している原作の単行本収録状況などをまとめて修正する事になるだろう。


 とにかく、長期間続けていた作業が一段落したので、肩の荷が下りた気分だ。
 しかし、更新したいネタは色々と準備中なので、近いうちに次なる更新の準備に入りたい。そろそろ旧ドラのコーナーを何とかしたいな。
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サイト更新&今後の構想について

 「はなバルーン倶楽部」内の「東海地方アニメデータ集」を、3ヶ月半ぶりに更新した。


 今回はネタが溜まっていたため、割と多くのデータを加えている。
 まず、新規項目として「その8 全国ネットへの途中合流」と「その9 東海テレビにおけるフジ日曜9時枠の歴史」の二つを公開した。
 さらに、「その5 東海地方最速放映アニメ一覧」には今年9月末までのデータを追加し、「その6 全国ネットからの枠移動事情」にはテレビ愛知「どんどんドメルとロン」、中京テレビ「ドリモグだァ!!」「CITY HUNTER」「結界師」を追加した。また、「その7 民放4局時代のテレ東アニメ放映状況」にも、「ピンク・レディー物語 栄光の天使たち」の中京テレビでの放映データを加えている。

 以前にも書いたことだが、ローカル編成による東海地方固有の放映事情は、調べるとどんどん見つかる。ローカル枠への移動例はさすがに前回で打ち止めだろうと思っていたら、まだあった。
 最近、「テレビアニメ25年史」(徳間書店)を入手したのだが、この本には1988年までのテレビアニメ作品データが1ページにつき4作品載っており、スタッフやキャストだけでなくキー局での放映時間帯も記載されている。今回追加した「ドリモグだァ!!」が1クールで夕方に移動した事は、この本を読んでいて見つけたものだ。
 この分だと、まだまだ見落としている作品はあるのかも知れない。


 今回、ローカル枠の放映事情としてフジテレビ日曜9時枠を取り上げたが、他にも継続的にローカル枠で放映されたアニメは多い。フジテレビ-東海テレビなら1980年代前半の土曜18時枠もあるし、テレビ愛知の平日18時30分枠は特に数多くの作品が影響を受けている。
 いずれ、気が向いたらこれらの枠についても取り上げたい。

 また、以前から「東海地方アニメデータ集」で取り上げたいネタとして「名古屋テレビの藤子アニメ再放送一覧」を考えているが、なかなか手が付けられない。
 「新 オバケのQ太郎」「ジャングル黒べえ」と「ドラえもん」以降のシンエイ藤子アニメが対象となるので、「新オバQ」本放送終了から1993年の「エスパー魔美」(今年春のわさドラを除くと、名古屋テレビ最後の藤子アニメ再放送)まで20年分を調べなければならず、あまりの期間の長さに調査を始める踏ん切りが付かないのだ。
 名古屋テレビの再放送と言えば、ガンダムシリーズと「一休さん」、そして藤子アニメが定番中の定番だったので、再放送の回数も半端ではない。膨大な量のデータになるのは間違いないだろう。いつかは完成させたいが、果たしていつになる事やら。
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19時台のローカルアニメ放送

 「はなバルーン倶楽部」内の「東海地方アニメデータ集」を、久々に少し更新した。


 今回の更新は、「その6 全国ネットからの枠移動事情」へのデータの追加。
 東海テレビ(フジテレビ系)に「ぼく パタリロ!」「チックン タックン」「ふたり鷹」「DRAGON QUEST」、テレビ愛知(テレビ東京系)に「ホワッツマイケル」の事例を加えた。
 以前に更新した時に、もうこれで終わりかとばかり思っていたのだが、まだ漏れがあった。なぜ、これらの作品を見落としていたかというと、ローカル枠は夕方だけでなく19時台にも存在すると言う当たり前の事を、すっかり失念していたからだ。


 今回取り上げた作品以外でも、東海地区において19時台のローカル枠放送で影響を受けたアニメは結構あった。ここから先はそんなローカル編成の思い出話を書いておく。
 そう言った事例が多いのは、やはり東海テレビだ。「北斗の拳」シリーズは5ヶ月遅れだったし、前番組の「らんぽう」や後番組の「魁!!男塾」に至っては未放送だ。「ゲゲゲの鬼太郎 地獄編」も同時ネットはなく、第3作の本シリーズに続けて、再放送枠で初めて放映された。
 「男塾」は東海テレビでは一度も放映されず、数年遅れで中京テレビ夕方の再放送枠でようやく陽の目をみた。おそらく、東海テレビで「北斗の拳2」が終了する頃にはフジテレビで「男塾」の打ち切りが既に決まっていたのだろう。もし、「男塾」が「北斗の拳」なみにアニメもヒットしていたら、東海テレビも引き続き半年遅れで放送したのではないだろうか。今さら言っても仕方のない事だが。

 このように、東海テレビは19時台のローカル枠にアニメを流したがらない傾向があっただけに、2003年~2004年放映の「ASTRO BOY 鉄腕アトム」を地上波で唯一月曜19時のゴールデンタイムに放送したのには驚いた。
 尺の都合でEDは短縮され、しかも特番の都合でたびたび月曜16時に飛ばされており、これならもっと安定した枠の方がよかったのではないかと思ったが、日曜9時台はローカル番組で埋まっていたし、平日夕方だともっと悲惨な事になっただろうから、あれはあれで一つの試みとして評価すべきなのかも知れない。実際、視聴率はどれくらい取れたのか気になるところだ。


 その反面、テレビ愛知はローカル枠19時台のアニメ放送(火曜19時~20時、土曜19時~19時30分)が結構多かったが、あれはおそらく他に流す枠がなかったせいなのだろう。アニメ再放送枠「まんがのくに」のせいで、平日18時30分からの5作品を別の枠で放送しており、朝に行くか夜に行くかが運命の分かれ道だったのだが、時刻表示が入っても放送が安定している分、朝の枠の方がよかった気がする。
 「東海地方アニメデータ集」では「宇宙の騎士テッカマンブレード」の例を取り上げたが、この作品に限らず19時台の放送はプロ野球中継で潰れる事が多く、火曜や土曜の夜の野球中継だけではなく、「水曜夜に野球中継」→「水曜夜のレギュラー番組を土曜夜に振り替え」→「土曜19時のアニメと「土曜スペシャル」休止」と言ったスライド式による休止もあったくらいだ。
 今のように公式サイトや掲示板で放送情報を確認する事も出来ず、テレビ情報誌と放送中の告知テロップのチェックは欠かせなかった。大部分は見逃さずに追っていたが、「夏休みの朝10時台に連日放送」などの無茶な編成もあり、よく付いて行けたものだ。今だと間違いなく挫折してしまうだろう。


 現在は、東海テレビ・テレビ愛知ともに、19時台のローカル枠でのアニメ放送はない。
 それどころか、両局とも全日帯のアニメは、ほとんどが同時ネットになった。例外は、東海テレビの「ONE PIECE」とテレビ愛知の「しゅごキャラ!」の2本だけだ。ネットで他地域の人と一緒に盛り上がる事が出来る点で同時ネットはありがたいが、昔のような無茶な編成がなくなったのは、少々寂しい。

 その代わり(?)、今やローカル編成&遅れ放送は深夜アニメで嫌と言うほどある。毎日、寝る前に放映時間変更の確認は欠かせない。さすがに、深夜アニメが同時ネット化することはあり得ないだろう(特にU局アニメ)から気を付けるしかないのだが、なるべく奇抜な編成は避けて欲しいものだ。
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名古屋にテレビ愛知が無かった時代

 本日、「はなバルーン倶楽部」内の「東海地方アニメデータ集」を更新して、新コンテンツ「民放4局時代のテレ東アニメ放映状況」を公開した。
 最近一ヶ月ほどは、このコーナーの作成に集中していて、結局3回も図書館に通ってしまった。


 内容はタイトルの通りで、テレビ愛知開局以前の東海地区でテレ東アニメがどのように放映されていたかを調べたもの。テレビ東京は1981年9月まで「東京12チャンネル」だったが、ここでは便宜上「テレ東アニメ」でひとくくりにさせていただく。最近の民放4局地域でテレ東アニメがあまり放映されないようなので、東海地区が4局だった時はどうだったのかと気になって、約10年分を調べた次第だ。
 しかし、考えてみると、たとえば1980年頃と今とではテレ東アニメの放映本数自体が全く違うので、昔と現在とを単純に比較しても意味はない。実際、放映作品数は4局時代の東海地区も、現在の4局地域も大差は無い。深夜枠の作品が系列外にほとんど流れないため、4局地域でテレ東アニメが減った印象を受けたようだ。


 今回の調査では、放映作品数よりも、キー局のテレビ東京より先行放映した作品が多かった点が興味深かった。
 現在は、特番等で急にキー局が放映を休んだ時くらいにしか地方局が先行する事はないが、4局時代の東海地区では特別な事情はなくても、テレ東に先行して放映された作品が結構ある。

 具体的に挙げると、「ドン・チャック物語 [第1期]」「超スーパーカー ガッタイガー」「森の陽気な小人たち ベルフィーとリルビット」「伝説巨神イデオン」「銀河旋風ブライガー」は全話にわたって東海地区が先行し、「宇宙大帝ゴッドシグマ」は全50話中の第42話までが先行した。
 また、最初の1クールほどが先行した作品や、放映が追いついてしまい後半になってテレ東を追い越した作品もいくつかある。

 現在なら、キー局より早く放映する編成自体が通常はあり得ないし、キー局が放映休止の場合は遅れて放映している局でも代替番組を入れて休止する措置が一般的だが、昔はテレ東の放映日時に配慮せず、東海地区でも改編月の第一週から開始したために、テレ東より先行する形になったようだ。
 この状況は、特定のキー局が意識されていない点で、現在のU局深夜アニメに放映形態が似ている。だから、おそらく東海地区に限らず、テレ東より先行して放映した地域は他にもあったのだろう。
 その後、テレビ大阪・テレビ愛知と系列局が出来て「メガTONネットワーク」を形成するようになってからは、テレ東アニメの地方先行はなくなったのではないかと思われるが、これは想像の域を出ない。いずれ、調べてみたいところだ。


 参考までに、「アニメージュ」1980年2月号より当時のテレ東アニメ放映状況を見てみると、「未来ロボ ダルタニアス」が23局、「科学冒険隊 タンサー5」が19局と、十分全国ネットと言えるレベルで放映されている。
 関東広域圏以外の各地域を比較すると、サンテレビ・近畿放送(現・KBS京都)が事実上の系列局となっていた京阪神地区がテレ東アニメの放映本数はトップで、次に各地の民放4局地域(北海道、宮城、静岡、愛知、広島、福岡)がほとんど差のない状態で続いており、現在の極端な地域格差が嘘のようだ。
 地方におけるアニメの放映状況が、この30年ほどで大きく変わった事を、あらためて認識させられた。


 今回のように昔のアニメ放映状況を調べてみると、ローカルセールス枠作品の扱いや、旧作の再放送状況など色々と興味を惹かれるところがある。今回は「テレビ愛知開局前のテレ東アニメ」に話を絞ったが、いずれ取り上げたいネタが増えてしまった。
 「東海地方アニメデータ集」は、需要があるのかどうかさっぱりわからないが、個人的に興味のある事柄なので、今後も出来る限り更新したい。
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「東海地方アニメデータ集」新コーナー制作中

 昨日は「チンプイ」DVD-BOX発売記念として、久々の藤子アニメオールナイト「藤子・F・不二雄祭り」が開催されたが、今回は諸般の事情で参加は見送った。詳細は控えるが、「オールナイト」という形式が、参加へのネックとなってしまった。
 もし、これがオールナイト上映ではなく、昨年の「エスパー魔美」イベントのような内容を「チンプイ」に絞った形式だったら、おそらく参加したと思う。昨年はスケジュールが合わず、「魔美」の方も行っていないのだが。


 それでは、昨日は何をしていたかというと、久しぶりに鶴舞中央図書館で「はなバルーン倶楽部」内の「東海地方アニメデータ集」新コーナー作成のための資料調べを行っていた。
 「ドラちゃんのおへや」の方も、実質的にデータベース以外の更新が滞っているのだが、今の気分としては「東海地方アニメデータ集」の方が意欲が強く沸いているので、仕方がない。これだけインターネットが普及した現在、「誰かが公開しているだろう」と思って探してみても、見つからないデータは案外あるものだ。地域限定のアニメ放映事情のような、需要が少なそうなデータをまとめる人はあまりいないと言う事か。
 そんな訳で、東海地区の過去のアニメ放映状況で前々から気になっていた点を調べてみたのだが、思ったより時間がかかって、昨日だけでは終わらなかった。次の土曜日も引き続き鶴舞図書館で調査を続けて、今月中にはまとまった形で公開したい。

 新コーナーの内容はとりあえず伏せておくが、図書館で資料を調べているうちに「手塚治虫のドン・ドラキュラ」が無性に観たくなって、今日になって近所のレンタル店でDVDを借りてきてしまった。こう書けば、勘のいい人は昨日何を調べていたか、だいたい察しが付くのではないだろうか。
 ちなみに「ドン・ドラキュラ」は本放送以来なので約25年ぶりに観たが、色々と突っ込みどころの多い内容だった。とりあえず、キー局では19時から放映していた番組で、原作通りとは言え「イボ痔」を連発するのはどうかと思う。食事しながら観ていた家庭もあっただろうに。この作品は、全話観終わってから感想を書いてみたい。


 このように、「東海地方アニメデータ集」の新コーナーはまだ公開できる状況ではないが、とりあえず「東海地方最速放映アニメ一覧」と「全国ネットからの枠移動事情」は更新して、後者には「らんま1/2」「キャプテン翼J」「ふぉうちゅんドッグす」を追加した。
 また、「ふたり鷹」と「魔境伝説アクロバンチ」の2作品も、19時台から平日夕方に枠移動していたので同様に追加しようと思って調べたところ、東海地区では両作品とも枠移動後もキー局と同時ネットで放映されていた。他地区でも同様であれば、平日夕方とは言え「ローカル枠への移動」ではなく、コーナーの趣旨からは外れてしまう。今回は保留としておき、いずれ昔のアニメ誌で他地域の放映状況を調べた上で、同時ネット局が減少しているようであれば載せたい。


 それにしても、先程も書いたが、地方におけるテレビアニメの放映事情を扱ったコンテンツを持つサイトは、あまり多くない。
 私自身、非常に興味を持っている事柄なのだが、突っ込んで調べるとなると地元の東海地区で手一杯だ。私のサイトでも扱っているが、地方は打ち切りや枠移動など、あまり有り難くない方面でのネタは色々とあるはずだ。各地でそれぞれ地元の事情を調べて、コンテンツを公開する人が出現する事を期待している。
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微妙にサイトを更新

 今日は「はなバルーン倶楽部」を、少しだけ更新した。と言っても「改訂中」として長い間放置状態だった「自己紹介」コーナーを再公開しただけなのだが。


 私のサイトも結構長い間続いているが、ネット上での「自己紹介」は難しい。これまでにも、何度も書き直したり消したりしている。
 下手な事を書いて個人情報が漏れても困るし、かと言ってあまりに内容を制限しすぎると、そもそも載せる意味がない。最低限「このサイトを運営しているのはどんな人間なのか」は、伝わるように書くべきだろう。

 それで、どこまで書いておけばいいかで迷ってしまって、一端自己紹介を閉鎖していたのだが、やはりサイトを訪れていただいた人への礼儀として載せておくべきだろうと思い、再公開する事にした。
 内容的には、以前公開していたものをベースに、ごく一時期のみmixiで公開していたプロフィールの内容を加えている。個人の趣味で作っているサイトだから、自己紹介としてはこれくらいで十分だろう。ある程度は、私の趣味・嗜好を知る手がかりになると思う。


 ところで、上の文でmixiについてちょっと触れたが、私がmixiに入会して最初の三ヶ月ほどは、ある程度熱心に日記を書いたり(3回だけだが)、色々なコミュニティを回ったりして、その一環で自分のプロフィールも結構細かいところまで書いていた。
 しかし、最初の熱が冷めて冷静になると、会員数が膨大なmixiで詳しいプロフィール(本名含む)を「全体に公開」設定で晒すのはリスクが多すぎる事に、遅まきながら気が付いた。それに、mixiそのものに早くも飽きを感じていた事もあり、思い切ってプロフィールをごく簡単なものに変えてしまった。現在は、mixiではマイミクの日記と一部のコミュニティを読むのみだ。どうもmixiは、私にとっては雰囲気などがあまり肌に合わない感じだ。

 これが、1年ほど前の話だが、2007年現在でもmixiを閉じられた安全な場所だと思っている人もいるようだ。
 先月の「天元突破グレンラガン」の件でも、問題となった女性社員のmixi日記は「全体に公開」設定になっていたので、びっくりした。自分からmixi内のアニオタに向けて喧嘩を売っていたようなものではないか。


 mixiにしろ、会員制限などないブログにしろ、基本的に書かれたものは世界中の人の目にとまる可能性があると言う事は、常に念頭に置くべきだと思う。
 それでは、普段自分がきちんと全世界を意識してブログを書いているかというと、そうとは言えない。基本的に自分の好きな事について、書きたい事を書くスタンスなので、内容的には全世界どころか対象読者は非常に限定されてしまっているだろう。

 それでも、アクセス数を見る限りでは、毎日それなりの人数の方が読んで下さっているようで、実にありがたい事です。当ブログも、もうすぐ開設から3周年。今後とも、よろしくお願いします。
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「東海地方アニメデータ集」に新コンテンツ

 久々に、「はなバルーン倶楽部」内のコンテンツ、「東海地方アニメデータ集」を、更新した。

 追加コンテンツは、少し前に当ブログでも触れた、アニメのローカル枠への移動について、東海地方の事情をまとめたもので、たまたま公開の時期が重なったが、準備は昨年から進めていた。3月まで忙しかったため、公開が遅くなってしまった次第だ。
 なお、「東海地方最速アニメ」も、ここ1年半ほどのデータを追加した上で、深夜アニメについてはこれまで新聞上の日付で記載していた放映日を、混乱を避けるためにカレンダー上の日付に修正した。つまり、一日後にずれたわけです。


 ここからは、今回のコンテンツ作成の過程で思ったこと。
 テレビアニメの大部分は関東キー局発で、アニメに限らず全国ネット番組の大部分について同じ事が言える。大阪発や名古屋発のアニメもあるが、テレビアニメ全体に占める割合としては、ごくわずかだ。
 だから、アニメの枠移動があると、キー局の視聴者は時間帯が変わっても観る事は出来るからいいのだが、地方ではスポンサーが離れて打ち切られる事も少なくない。実際、昨年秋に枠移動となった「ONE PIECE」は、東海テレビでは今もスポンサーが付いているが、地方によってはスポンサーが離れて、番組購入の形でテレビ局が自腹を切って放映しているところもある。
 はじめから全国同時ネット作品ではないが、今年1月から放映されている「のだめカンタービレ」も、これまで「ノイタミナ」枠作品を放映していない地域では、やはりスポンサー無しで放映されているようだ。
 「ONE PIECE」や「のだめ」のような人気作・話題作ですらスポンサーの付かない地域があるのだから、大量に放映されている深夜アニメのほとんどが関東・関西・東海地区でしか放映されないのも、商業的には当たり前の事だと言える。製作側は放映地域を絞って効率的にDVDを売ろうと考えているのだろうし、地方局側にしてみれば番組購入する程に魅力はないのだろう。
 また、「全国ネットからの枠移動」とは少し事情が違うが、テレビ東京系列で放映された「東京ミュウミュウ」「デ・ジ・キャラットにょ」などは、スポンサーがやる気を出して系列外地域でも比較的多くの局で放映されたが、途中で「系列外地域のみ、スポンサー撤退で打ち切り」となった。

 結局、特に近年は、地方ではスポンサーが付くかどうかが放映の有無の分かれ目になる事が少なくない。
 そして、現実問題としてアニメの放映自体が少ない地域が多いのだから、スポンサーがその地域での放映を望んでいないわけで、やはり地域格差は大きい。今回、更新作業を行っていて、名古屋でもこれまで枠移動による打ち切りで、何度も痛い目にあった事を、改めて思い出した。
 だから、個人的にはアニメは全国放送のBS・CSがメインになった方がありがたいのだが、この前も書いたように普及率で地上波にはかなわない以上、当面は難しいだろう。ネット上でも、BS・CSのみで放映された作品は、ごく一部の話題作を除けば、地上波放映作品に比べてブログ等で取り上げる人が少ないように感じる。


 どうも、アニメの地域事情について書くと、毎回同じような内容になってしまう。それだけ、現在のアニメ放映状況への不満は大きいのだ。多くのアニメが放映されている名古屋に住んでいてこんな事を書いてもあまり説得力は無いかも知れないが、つまり名古屋ですら、まだ不満はあると言う事だ。
 本当に、何とかならないものだろうか。
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