ニンテンドー3DS LLを買った

 昨日、ニンテンドー3DS LL(ブルー×ブラック)を購入してしまった。

 なぜ買ったか、と問われれば「欲しかったから」としか答えようがない。以前から興味のあるアイテムではあったが、この一週間くらいでどんどん「欲しい」気持ちが大きくなってしまい、週末になって購入したというわけだ。一つ下のエントリで『ブラック・ジャック大全集』(税込、一冊3,675円)を高いと言っている割に、二万円近い3DSを半ば衝動的に買っているのだから、ある意味では面白い。人間は、理屈だけで動く生き物ではないのだ。
 私にとって、最新の携帯ゲーム機を購入したのはゲームボーイアドバンス(初代、以下「GBA」)の時以来で、実に12年弱ぶりのことだ。GBAの時は、本体が品薄になっていて、3軒以上の店を廻ってようやく手に入れた。その時と比べると、今回の3DSは今のところ本体の在庫は潤沢なようで、あっさりと買うことが出来た。これも、年末年始になるとどうだかわからないので、今のうちに買っておいてよかったのかも知れない。

 そんな訳で、昨日3DSの初期設定をすませて、今日まで色々といじっていた。メニュー画面すら3D表示になっていたのには、軽く驚いた。てっきり、ゲーム画面だけだと思っていたのだ。そして、3D表示が想像以上に綺麗に見える事に、更に驚いた。GBAとそれほど変わらない大きさで、これだけの物を作る事が出来るのだから、技術の進歩というのは、凄いものだ。
 3DSは、自分の名前や生年月日を登録できたり、Miiと言う一種のアバターを作ったり、アイコンを並べたりと色々と設定するところがあり、「自分の3DS」を持っているのだという気分に浸る事が出来る。カスタマイズして好きなように設定していくだけでも、気持ちがいい。

 とは言え、3DSはゲーム機なのだからゲームをやらないと始まらない。何にしようかと迷ったあげく、とりあえず「スーパーマリオ3Dランド」を本体と一緒に買ってきた。私はマリオシリーズのアクションは好きだが3Dゲームは未体験なので、ちょうどよいと思ったのだ。
 実際にプレイしてみると、想像以上に画面がグリグリ動いており、当然ながら3D表示が活かされている。マリオが崖から下に落ちる場面など、一瞬ではあるが本当に自分が落ちるかと思ってしまった。3D表示は一度慣れてしまえば大体問題なく見る事が出来るが、それでもあまりに動きが早いと残像のように画面がダブる事はある。





 3D表示は慣れることができても、3D世界でのマリオの操作にはなかなか慣れることが出来ない。微妙な斜め操作を、難しく感じてしまう。気分を変えるために、バーチャルコンソール(以下「VC」)の「マイティボンジャック」を購入してみた。写真でわかるとおり、私は「マイティボンジャック」のカセットを所有しており、ファミコン実機もあるのでそちらでできるのだが、VC版はセーブが出来るという大きな利点があるので、3DSを買ったらぜひやろうと以前から決めていたのだ。
 その「マイティボンジャック」だが、プレイしてみると実機よりも微妙に動きがもっさりしている感じがする。おかげで、何度か敵を避け損なってしまった。これがVC版の仕様のようなので、慣れるしかないか。それはともかく、やはり2Dゲームの方が落ち着く。3Dの動きになかなか馴染めないあたり、私も歳をとったという事か。VCで「ソロモンの鍵」と「迷宮組曲」が出ないかな。

 今後、しばらくは「マイティボンジャック」を進めてみるが、それだけでなく3DSならではのソフトもやっておきたい。巷で評判の「アレ」を買おうかな。カートリッジは品薄のようだが、ダウンロード版ならカードをコンビニで売っているので問題はない。
 最後に、3DS購入記念(?)で、私の持っている携帯ゲーム機を勢揃いさせてみた。ゲームボーイライトがあるのに初代ゲームボーイがないのがちょっと寂しい。持っていたのだけど、なくしてしまったのだ。できれば、中古でいいから確保しておきたい。




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