2月20日に、パシフィコ横浜で開催された「超☆ひだまつり -2~4時間テレビ-」に行ってきた。
内容は歌あり、トークあり、お絵かきコーナーありで、2007年の「超ひだまつり」に近いバラエティ豊かな構成で、ひだまりイベントらしくネタも満載。しょっぱなからオバマ大統領が出てくるのだから恐ろしい。今までのイベント同様に、DVD化しないからこそ出来るネタが多くてやりたい放題な感じだった。
歌とそれ以外のコーナーが入り混じった構成だったので、流れに沿った感想は書きにくい。なので、思いつくままに印象的だった点を挙げていく事にする。
まず、出演者の中で今回一番印象的だったのは、何と言っても校長先生役のチョーさんだった。昨年の「超ひだまつりZ」と同様に、開演前のアナウンスから笑わせていただいた。昨年はスケジュールが合わずにチョーさんは録音でアナウンスのみの参加だったが、今回はようやくご本人が登場した。
ステージに出てくる際は校長先生のお面を被っていたので、ちゃんと顔を出すまでは本物のチョーさんかどうか分からず、それもあってお面を外した時の会場の盛り上がりはすごかった。『ひだまりスケッチ』は出演者のほとんどが女性で、レギュラー出演している男性声優はチョーさん一人。しかも、ベテランの域に達して年齢が離れているのだから、このようなイベントでは下手をすると一人浮いてしまう恐れのあるポジションだが、全くそんな事はなく、それどころか会場を一番沸かせていたのだから、すごい。さすがに「チョーさん」で長年親しまれてきた人だけの事はある。私も、生でチョーさんの姿を見たのは初めてだったので嬉しかった。
終盤では、『ひだまり』とは全く関係のないチョーさん作詞・作曲の歌を披露する一幕もあり、登場してからラストまで、ずっと大活躍だった。
声優陣では、新入生コンビがどんな感じになるのか気になっていたのだが、素直な印象を書かせていただくと、まだ完全に馴染んではいないかなと思ってしまった。他の出演者は1期からずっとやっているメンバーなのだから、仕方がない事なのだろうけど。新入生はまだソロのキャラソンも持っていないのだから、ぜひまた次のイベントを開催して、ソロ曲を歌わせてあげて欲しい。
残りの、いつものメンバーはいい意味でいつも通りに面白かった。marbleの菊池さんまでブタ役(?)で声優に挑戦していたのには笑わせてもらった。marbleの二人も、2007年の「超ひだまつり」で初登場した時は結構緊張していたように見えたが、今回は声優陣と一緒になって完全にノリノリで、伊達に今までのイベントに出ていたわけではなかったのだなと思わされた。
各コーナーに目を向けると、今回も独創性にあふれた(?)企画ばかりで面白かったが、特に「曜日対抗ひだまり選手権」のお絵かき対決がよかった。
何と言っても新谷画伯の「ハイジ」が凄まじかった。あんな絵が描けるのも凄いが、あれをハイジだと読み取った後藤さんはもっと凄い。私は説明を聞いている途中まで本気で何の絵なのか分からなかった。意志の疎通に成功して三年生チームの二人が抱き合う姿は感動的だった。他にも、「痴呆症のサ○エさん」とか、妙にかわいいダースベイダーとかの味わい深い絵が続出して、大いに笑わせていただいた。
それにしても、新谷画伯はもうすっかり絵のコーナーでのオチ担当になってしまっているなあ。2007年の「超ひだまつり」からポジションが変わっていない。絵のコーナーがこれだけ面白いのも、DVD化など考えずに出演者が好き勝手に書いているからなのだろう。
歌に関しては、3期のキャラソンがまだリリースされていないせいもあってか、ソロのキャラソンは歌われなかったが、アスミス&チョーさんの「おんなのこ・おとこのこパズル」や、うめ先生&miccoさんの「さくらさくら咲く ~あの日君を待つ空と同じで~」などイベント限定ユニットもあって、よかった。普段聴けない組み合わせでの歌はイベントならではで楽しい。
イベント自体は全員ソングの「ひだまりランド・ゴーランド」で一端幕となったのだが、その後のアンコールの盛り上がりが凄かった。アンコールで前述の「さくらさくら咲く ~あの日君を待つ空と同じで~」と全員による「できるかなって☆☆☆」が歌われて、今度こそ終わり…かと思いきや、会場の盛り上がりは全く収まらず、「もう一回」コールが止まらない。そこに校長先生のアナウンス→「私が歌っちゃいましょう」と、チョーさん再登場。ここで、先ほどちょっと触れたチョーさん作詞・作曲の哀愁漂う「ゴミ収集車の歌」を披露。1コーラスで終わらず2番に入ったら会場も一緒になって歌っており、異様な盛り上がり方だった。
そして、出演者全員が再登場して、今度こそ本当に最後の歌「スケッチスイッチ☆☆☆」が歌われた。通常の「スケッチスイッチ」との違いは、サビの繰り返しが延々と続くところで、最初に繰り返した時には何が起きたか分からず耳を疑った。ソロを出演者が二人ずつ担当して、最終的には6回繰り返して曲は終わった。まさかダブルアンコールのためにこんな隠し球の曲が用意されているとは予想できない。さすがに繰り返し3回目くらいで疲れてきて、最後の方はかなりハードだった。普通に「スケッチスイッチ」を2回繰り返して歌うよりもきつそうだ。でも、最後のこれで完全に会場のみんなが一体になった感じだった。その時のテンションの上がり方は、ちょっと言葉にできないくらいだ。
と言った感じで、イベント全てが終了して時計を見ると、21時44分。開演は当初の予定から30分遅れて18時だったので、4時間近くになっていた。
タイトルに「2~4時間テレビ」と付いているから、最大で4時間はあるかもしれないとは覚悟していたが、遅くなってもせいぜい当日の新幹線で帰る事が出来る時間までだろうと思っていたので、ちょっとびっくりだった。念のために宿を予約しておいて本当によかった。
『ひだまりスケッチ』関係のイベントは、これまでの「超ひだまつり」「超ひだまつりZ」が面白かっただけに、今回はもしかしたらネタ切れで苦しいのではないかとちょっと思っていたが、全くそんな事はなく、過去のイベントに引けを取らない面白さだった。『ひだまり』スタッフ・キャスト陣の「楽しむ・楽しませる」サービス精神は会場が大きくなっても変わっておらず、素晴らしい事だと思う。
3期『ひだまりスケッチ×☆☆☆』も折り返し地点を回っており今後の展開が気になるところだが、アニメ4期があろうと無かろうと、ぜひまた楽しいイベントをやって欲しい。そう思える楽しい時間だった。
なお、今回は銀河満月さんと一緒に参加した。これまでの『ひだまり』イベントは一人で参加していたが、やはりこのようなイベントは誰かと一緒に行った方が、より楽しい。それも、よくわかった。銀河満月さん、今回はありがとうございました。
※↓「超ひだまつり -2~4時間テレビ-」twitterアカウント。アフターレポート有り。
http://twitter.com/tyohidamatsuri
内容は歌あり、トークあり、お絵かきコーナーありで、2007年の「超ひだまつり」に近いバラエティ豊かな構成で、ひだまりイベントらしくネタも満載。しょっぱなからオバマ大統領が出てくるのだから恐ろしい。今までのイベント同様に、DVD化しないからこそ出来るネタが多くてやりたい放題な感じだった。
歌とそれ以外のコーナーが入り混じった構成だったので、流れに沿った感想は書きにくい。なので、思いつくままに印象的だった点を挙げていく事にする。
まず、出演者の中で今回一番印象的だったのは、何と言っても校長先生役のチョーさんだった。昨年の「超ひだまつりZ」と同様に、開演前のアナウンスから笑わせていただいた。昨年はスケジュールが合わずにチョーさんは録音でアナウンスのみの参加だったが、今回はようやくご本人が登場した。
ステージに出てくる際は校長先生のお面を被っていたので、ちゃんと顔を出すまでは本物のチョーさんかどうか分からず、それもあってお面を外した時の会場の盛り上がりはすごかった。『ひだまりスケッチ』は出演者のほとんどが女性で、レギュラー出演している男性声優はチョーさん一人。しかも、ベテランの域に達して年齢が離れているのだから、このようなイベントでは下手をすると一人浮いてしまう恐れのあるポジションだが、全くそんな事はなく、それどころか会場を一番沸かせていたのだから、すごい。さすがに「チョーさん」で長年親しまれてきた人だけの事はある。私も、生でチョーさんの姿を見たのは初めてだったので嬉しかった。
終盤では、『ひだまり』とは全く関係のないチョーさん作詞・作曲の歌を披露する一幕もあり、登場してからラストまで、ずっと大活躍だった。
声優陣では、新入生コンビがどんな感じになるのか気になっていたのだが、素直な印象を書かせていただくと、まだ完全に馴染んではいないかなと思ってしまった。他の出演者は1期からずっとやっているメンバーなのだから、仕方がない事なのだろうけど。新入生はまだソロのキャラソンも持っていないのだから、ぜひまた次のイベントを開催して、ソロ曲を歌わせてあげて欲しい。
残りの、いつものメンバーはいい意味でいつも通りに面白かった。marbleの菊池さんまでブタ役(?)で声優に挑戦していたのには笑わせてもらった。marbleの二人も、2007年の「超ひだまつり」で初登場した時は結構緊張していたように見えたが、今回は声優陣と一緒になって完全にノリノリで、伊達に今までのイベントに出ていたわけではなかったのだなと思わされた。
各コーナーに目を向けると、今回も独創性にあふれた(?)企画ばかりで面白かったが、特に「曜日対抗ひだまり選手権」のお絵かき対決がよかった。
何と言っても新谷画伯の「ハイジ」が凄まじかった。あんな絵が描けるのも凄いが、あれをハイジだと読み取った後藤さんはもっと凄い。私は説明を聞いている途中まで本気で何の絵なのか分からなかった。意志の疎通に成功して三年生チームの二人が抱き合う姿は感動的だった。他にも、「痴呆症のサ○エさん」とか、妙にかわいいダースベイダーとかの味わい深い絵が続出して、大いに笑わせていただいた。
それにしても、新谷画伯はもうすっかり絵のコーナーでのオチ担当になってしまっているなあ。2007年の「超ひだまつり」からポジションが変わっていない。絵のコーナーがこれだけ面白いのも、DVD化など考えずに出演者が好き勝手に書いているからなのだろう。
歌に関しては、3期のキャラソンがまだリリースされていないせいもあってか、ソロのキャラソンは歌われなかったが、アスミス&チョーさんの「おんなのこ・おとこのこパズル」や、うめ先生&miccoさんの「さくらさくら咲く ~あの日君を待つ空と同じで~」などイベント限定ユニットもあって、よかった。普段聴けない組み合わせでの歌はイベントならではで楽しい。
イベント自体は全員ソングの「ひだまりランド・ゴーランド」で一端幕となったのだが、その後のアンコールの盛り上がりが凄かった。アンコールで前述の「さくらさくら咲く ~あの日君を待つ空と同じで~」と全員による「できるかなって☆☆☆」が歌われて、今度こそ終わり…かと思いきや、会場の盛り上がりは全く収まらず、「もう一回」コールが止まらない。そこに校長先生のアナウンス→「私が歌っちゃいましょう」と、チョーさん再登場。ここで、先ほどちょっと触れたチョーさん作詞・作曲の哀愁漂う「ゴミ収集車の歌」を披露。1コーラスで終わらず2番に入ったら会場も一緒になって歌っており、異様な盛り上がり方だった。
そして、出演者全員が再登場して、今度こそ本当に最後の歌「スケッチスイッチ☆☆☆」が歌われた。通常の「スケッチスイッチ」との違いは、サビの繰り返しが延々と続くところで、最初に繰り返した時には何が起きたか分からず耳を疑った。ソロを出演者が二人ずつ担当して、最終的には6回繰り返して曲は終わった。まさかダブルアンコールのためにこんな隠し球の曲が用意されているとは予想できない。さすがに繰り返し3回目くらいで疲れてきて、最後の方はかなりハードだった。普通に「スケッチスイッチ」を2回繰り返して歌うよりもきつそうだ。でも、最後のこれで完全に会場のみんなが一体になった感じだった。その時のテンションの上がり方は、ちょっと言葉にできないくらいだ。
と言った感じで、イベント全てが終了して時計を見ると、21時44分。開演は当初の予定から30分遅れて18時だったので、4時間近くになっていた。
タイトルに「2~4時間テレビ」と付いているから、最大で4時間はあるかもしれないとは覚悟していたが、遅くなってもせいぜい当日の新幹線で帰る事が出来る時間までだろうと思っていたので、ちょっとびっくりだった。念のために宿を予約しておいて本当によかった。
『ひだまりスケッチ』関係のイベントは、これまでの「超ひだまつり」「超ひだまつりZ」が面白かっただけに、今回はもしかしたらネタ切れで苦しいのではないかとちょっと思っていたが、全くそんな事はなく、過去のイベントに引けを取らない面白さだった。『ひだまり』スタッフ・キャスト陣の「楽しむ・楽しませる」サービス精神は会場が大きくなっても変わっておらず、素晴らしい事だと思う。
3期『ひだまりスケッチ×☆☆☆』も折り返し地点を回っており今後の展開が気になるところだが、アニメ4期があろうと無かろうと、ぜひまた楽しいイベントをやって欲しい。そう思える楽しい時間だった。
なお、今回は銀河満月さんと一緒に参加した。これまでの『ひだまり』イベントは一人で参加していたが、やはりこのようなイベントは誰かと一緒に行った方が、より楽しい。それも、よくわかった。銀河満月さん、今回はありがとうございました。
※↓「超ひだまつり -2~4時間テレビ-」twitterアカウント。アフターレポート有り。
http://twitter.com/tyohidamatsuri