はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

一つの別れ

2021-02-28 21:56:42 | 日記・雑文
 2月2日、父が亡くなった。
 ごく個人的なことであるので、ここに書くかどうかは迷ったのだが、私の人生において大きな節目の一つであることは間違いないので、書いておくことにした。また、ここに書くことで一区切りとしたいという気持ちもある。

 父は昨年5月から入院していたのだが、12月に状態が急変した。誤嚥性肺炎になってしまったのだ。その名の通り、食事の時に誤嚥してしまったことが原因で、それからは寝たきりとなってしまった。それまでは、まだすぐに亡くなるという状態でなかった。
 コロナの感染拡大のこともあって、面会はできない状態だったのだが、今年に入って病院から連絡があった。もうかなり危ない状態なので、会いたい人があれば面会してもいいですよと言われたので、母と妹と一緒に面会に行った。父はかなりやせ細っており、見るからにつらそうな状態だった。結局、その時も含めて2回面会に行ったが、その後に亡くなったのだ。

 私の気持ちとしては悲しいことはもちろん悲しいが、面会に行った時のつらそうな状態を見ていたので、やっと解放されたんだなと言う気持ちもある。親を亡くすと言うことが初めてであり、何とも言いがたい感情だ。
 きっと、もっと時間が経ってから、ふと父のことを思い出して、寂しくなるのではないだろうか。今月中は、役所などに何度も行って疲れた状態で、悲しんでいる暇もない感じなのだ。本格的に悲しくなるのは、もっと落ち着いてからのような気がする。

 この文は、最初は父の状態などもう少し詳細に書いていたのだが、考え直してこのような内容とした。母が倒れた時のことを書いたときにも思ったが、身内のことを書くのは難しい。