グランドの高校球児夏の陣
感動のドラマ生るる熱い夏
今、 全国で3800校 以上の高校球児が燃えている。それぞれ目標を持ち悲願の勝利に向かって夢中でボールを追う高校生、そこには感動と涙が生まれる熱い季節である。そういえば、三十数前、私の長女が地元の高校へ入学した年に「うちの学校は今年甲子園へ行けると皆が大きな期待を持っている」と言う。私は即座に「こんなに雪が多く練習不足の高校が甲子園なんて夢の夢だよ」と言った。だが、その年は甲子園に数歩及ばなかったが初のベスト4まで登った。次から次へと勝ち進む情報を得た私は、仕事を放り出して球場へ応援に駆けつけたほど熱く燃えた夏だった。
一振りのセンターフライ夏終わる
白球を追ふ球児らの熱き汗
以来地元市民にネット裏ファンが増えたと聞いていた。今は、強豪校までいかないが期待校となっているようだ。このところ、明るい期待感が生まれていないが、昨日、球児たちが勝利に向かって懸命に白球を追っている姿に出会った。新聞では、今年は大きな期待が望めないが久しく活躍が期待される球児が頑張っていると報道されていた。