新聞の日曜シリーズに掲載している「多思彩々」に目をやると[生命誌研究]の中村桂子さんの「進歩」の先 人間の存在は と題した記事を読む、チョット気になる文面にであった。簡単に要約すると、先日、大阪へ出張の折に東海道新幹線の東京駅から小さなお子さん三人を連れたお母さんと一緒になった。賑やかになりそうだな、車中で一つ簡単な仕事を片付けようと思っていたが大丈夫かなと思ったが、子供達はリックの中から小さなタブテット端末を取り出し操作を始めたのである。お母さんはスマホに夢中、子供達はタブレット端末を操作し、ずっと静かだった。ありがたいと言えばその通りだが、日本のシンボルである世界遺産の富士山が見えても感動せず、近くにいる人たちにも関心を示さあず、アニメやゲームの世界に入り込んでいることが気になった。このような環境で育った子供たちは将来どのような価値観を持ち、どう行動する人間になるのか分からない思うと、本気で心配となった。とあった。他に「内なる自然壊す」と「怖い思い通り」の二題がったが、いずれも感心させられ勉強となった。
夏霞み明日の日本に憂ゐあり