降る雪やただいつときの綺麗ごと
木々に咲く雪の花には寄り難し
雪霏々と信濃に魔もの居すはりぬ
雪に雪ふるしずけさや夜の闇
晴れる間が無いほどに雪降る北信州、昨日から今日の午後にかけて70センチは降っただろう。下の句のように、雪と言う魔物が居座っているようだ。何時もリハビリの病院には歩いて7~8分のところなので、リハビリのつもりで歩いて通っているのですが、今日ばかりは、雪で道が悪いのでママに車で送ってもらった。リハビリの後、院内を何時ものノルマを歩き終わったので、迎えに来てもらいたく電話すると、ママと次男坊の湧也君が耳鼻咽喉科にかかるので、今出掛けたとのことだった。次男坊は耳糞を掘らせないので三ヶ月ごとに先生から取ってもらうのだそうだ。私も次男坊の診察を待って一緒に車に乗って帰ろうと思い、耳鼻咽喉科の待合室で次男坊の診察を待った。そのうちに看護師さんから名前を呼ばれたので、次男坊はママといさんで診察室に入ったが良いが、直ぐ大きな声で泣きわめいた。十分位の診察だったろう。その間泣き止まることはなかった。診察室から出て来たので、痛かったのと聞くと全然痛くないようだ。では何で泣いたのと聞くと、先生が怖かったからだと言う。ママの言うには前回は看護師さん二人に暴れないようにしっかりと押さえられたのがいやだったようだ。僕、今度から泣かないよと言う。何か気まり悪そうだった。