熱燗や明日の英気の舟唄よ
お酒はぬるめの燗が―肴はあぶったイカがいい、で始まる八代亜記の舟唄が好きだ。私は唄のぬるめの燗より熱燗が良い。若い時から、うるさいカラオケの酒場は苦手でしたので、カラオケの無い飲屋さんのカウンターで酒場のお客さんや、女将と世間話をしながら、ゆっくり飲む酒だけだった。唄が苦手なくせに、酔いがまわると、決まってカラオケなしの「舟唄」をくちすさんだものだ。一歌唄うと、明日の英気に繋がるような気がした。二合トックリを軽く3~4本空にする豪酒でした。若い時代の放蕩がたたって、今は病気の総合商社となっている。いくら反省しても若い時代に戻らない。