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ときめきの日々を過ごしたい

戸隠のどんど焼

2012-01-24 08:15:44 | Weblog

 太鼓の音神を呼び込むどんど焼き

左義長や戸隠の神火にうつる

                                      「NHK撮るしん」の目崎 貞次さん撮影の「戸隠どんど焼き]

人垣に神の在せるどんどの火

 

毎年恒例の戸隠どんど焼き祭りが行われた。降りしきる雪の中、祓火(はらいび)が燃え上がり、勇壮な戸隠忍者太鼓が鳴り響き、一年の無病息災を祈りました。パパの実家は戸隠ですので、孫達三人はパパとママとで二十一日の「戸隠どんど焼き」を勇んで見に出かけた。冬の戸隠は、ここ飯山より随分と標高が高いため、外にでると顔が痛くなるほどに寒いと聞く、風邪気味の小さな孫達は、風邪ひかず無事に帰って来ることを願う爺でしたが、どんど焼きは無病息災を祈るだけに、火布施の神様が守ってくれたのか無事に元気で「ただいま」と興奮気味で帰って来た。「勇壮な戸隠のどんど焼き」の印象がよっぽど強かったのだろう。下の句の「左義長」は歳時記では(小正月に行なわれる火祭行事)とあった。予断となるが相原左義長と言う俳人がいる。俳人「金子兜太」は相原左義長の俳句は独特だと言う。左義長の場合は独特を求めるのではなく、自〈おの〉ずから独特なのだ。対他意識がなく、自分に即しておもうままに俳句を詠う。こんな句がある「啓蟄や兄の戦艦浮上せず」「被爆ドーム昭和忘れて忘れない」などがある。