妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

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こんなお酒を飲みました - 日本酒編 BY2015 part5

2016年01月31日 | お酒

 

お米とお水、そして酵母。 その蔵の空気に、人の手。

「蔵」というより、工場と言った方が良いような

蔵元さんもあるけれど、

基本的に自然の恵みだと思うのです。

もちろん、そこには、

蔵人さんや、杜氏さんの手助けがあって、

より美味しくなるものだと思うのです。

自然の恵みだからこそ、

造った歳、時期によって、味は様々に変わるはず、

封を開けてから、刻々と味は移ろっていくし、

飲む人の、体調、気持ちによっても、

同じ瓶のお酒でも、まったく違う。

週に四合瓶、二本を開けるおやじの備忘録にお付き合いのほど、

2015BYPart1は こちらです。

2015BY Part2 (春の巻)

2015BY Part3 (夏の巻)。

2015BY Part4 (秋の巻)

 

春夏秋冬ならば、冬の巻がpart5なんて、変だけど。

年初は、そんなこと思いもしなかったから、

呑んだお酒の数と、暦の巡り合わせで、こうなってしまったと、

それに、お酒のBYの始まりもあるし、

そろそろ、2016BYのお酒もあることだし、、、、

 

 

年が明けて、それぞれの蔵元の、新酒が出そろってきました。

昨夜、中国酒を飲み過ぎて、今朝体調が思わしくないのに、

ついつい手が伸びてしまうのは、大好きな

株式会社 永山本家酒造場 山口県宇部市

特別純米直汲 貴 

アルコール分 : 18度未満

原材料名    : 米 (国産) 米こうじ (国産米)

精米歩合    : 60% 

製造年月日  : H27.12A

少し濁りがあるのは、生酒の証。

少し甘め、軽い酸味が程良いアクセントになっている。

昨夜の今日だから、飲みすぎないようにしないと、

2016.1.23記

少し酸味を感じるか香り、ふくよかな味わい、

呑み干した後、ほんのりと漂う残り香、

一週間寝かせて、一時間と少し部屋の温度に馴染ませる

「貴」のイメージ通りの味が戻っています。

月曜日からは二月、

私のお酒の暦では、立春からが新しい年の始まり、

今年も一年、こうして美味しいお酒を楽しめたことに感謝。

2016.1.30記


理由はともかく、自分のなかで日本酒が「旬」

財布の中身と我が家の蔵を比べると、お芋さんの日だけれど、

体がどうしても、日本酒をと、求めているから、

新しいお酒を求めて、酒屋さんへ、足が向いて、そこで見つけたのが

新政酒造株式会社 秋田県秋田市

平成二十八年 新年純米しぼりたて 「猿の惑星」

アルコール分 : 15%

原材料名    : 米 (秋田県産) 米こうじ (秋田県産米)

原材料名    :米(秋田県産)、米こうじ(秋田県産米)

原材料米    ;あきた酒こまち (酒米)100%使用 

精米歩合    : 麹米 40% 掛米 60% 

製造年月日  : 2015.12

 

ラベルの口上の曰く、

年の瀬から新年にかけてしぼったお酒を元旦に出荷した縁起の良い生酒と、

おまけに、見えにくいかもしれないけど、絵馬が、

秋田の三吉神社でご祈祷いただいたとも、新春にふさわしいお酒です。

いただいた絵馬、今年一年、どこに下げておきませうか。


出先で呑んだことも確か一回。

通っている酒屋さんでも、宣伝は見るものの、

現物の四合瓶を見る事はなく、

ある意味、私にとっての幻のお酒、

それが、今宵のお伴

株式会社 西田酒造店 青森県青森市

田酒 NEW YEAR ボトル 2016

純米吟醸 生酒

アルコール分 : 16%

原材料名    : 米 (青森県産) 米こうじ (青森県産米)

原料米     :青森県産古城錦 100% 

精米歩合    : 麹米 35% 掛米 55% 

製造年月日  : 2015.12

すっと軽い飲み心地。

でも、体の中に入ってその力強さを感じるお酒。

甘口の、軽やかな味とは対極にあるかも、

懐かしい、地酒が出始めたころの日本酒って感じ。

2016.1.9記

 

一晩寝かせて、どんな変化になっているか、楽しみ。

まさしく涼しく、暗い場所に置いておいた、

封を開ける時、ポンと威勢の良い音、

酵母クン達が元気に働いた証拠かな、

昨日の味は、冷た過ぎた故からかも、

優しく、ふくよかな甘さが呑みほしたあとに、口に広がる。

これが、きっとこの子の本当の味。

間違えなく、私の呑み方、お酒の温度管理、が間違っていた。

若波の時もそうだったし、今回も、

七賢で間違っていない呑み方覚えたのだから、

きちんと実行しなければ。

2016.1.10記


呑む時間が違うから、番外編になるかもしれないけど、

想像以上に、美味しかったから、

 

山梨銘醸株式会社 山梨県北杜市

田舎酒屋の酒 

甲斐の国の銘酒「七賢」の純米大吟醸。

アルコール分 : 16%

原材料名    : 夢山水米 

精米歩合    : 37% 

製造年月日  : 15.11.

 

暖冬のお正月といえでも、場所を選べば、

お酒には丁度よい温度。

ふんわりと、甘い香り、口に広がる甘さ。

おせち料理の味を引き立て、かつお酒の味も、

甲斐の国の血が流れているから、水は、一番合うはず。

国元が故に、けっして稲作が盛んじゃないから、

ちょっと甘く見ていた。

甲斐駒の麓、鳥居さんが選んでモルトウイスキー蒸留所を、

水ならば、間違えなく名水の誉れ高い場所。

まだまだ、呑んでいない、美味しいお酒が、

あちらこちらに転がっている。

2016.1.5記


お正月、 年に一回のちょっとした贅沢のために準備したお酒は、

若波酒造合名会社 福岡県大川市

若波 純米大吟醸

アルコール分 : 16%

原材料名    : 米 (福岡県産、山田錦) 米麹 (福岡県産米) 

精米歩合    : 35% 

製造年月日  : 15.11.

 

呑む前の準備の失敗か、あるいは、体調の悪さか

お屠蘇代わりに呑んだのだけど、

なんか???って感じ、

食事を引き立てず、お酒の味もぼんやりとしてる。

これが話に聞く、大吟醸の弱点かも、

気を取り直して、深夜のリターンマッチ、

チェイサーを準備して、まずは口の中をさっぱりさせ、、

 

たしかに、食中酒には不向きかも、

でも、軽く弾けるような甘さが、素敵。

いつもの若波さんの、香りが少ないのは、

ちょっと寂しいけど、味は、凝縮している。

ただ、今日の体調でこのお酒を呑むのは、相応しくないと思う。

2016.1.2記

 

さてさて、リターンマッチ。

最近では、リベンジっていうのかな、

ちょっと、トロンって感じになったのは、温度の違いなのかな、

気になってラベルを見てみると

ラベルの青い字がくっくりしているから。

温度的には問題ないはず、

ちょっと、高いと、この青い字が薄れて来る。

甘さも増したみたい、麹の香りも立っているし、

なんか、昨日呑んだお酒とは別のお酒みたい。

これなら、お刺身とかに合いそう、

いったい昨日の味は、なんだったのか、

何杯か呑んでいるうちに、喉に残る味も、

この酒蔵さん特有の風味。

 

さあ、今年も美味しいお酒を飲む為に頑張ろう。


早い人は、クリスマスの日が、

昨日が、御用納めの、

今朝の電車はとても空いていて、

ダイヤもスジ通り、途中駅での時間調整の長さを感じるに、

いかに、朝のダイヤのスジが寝ているのかが分ります。

ようやく、今日で、今年の業務終了。

お正月休みのイブが、ちょっと自分にご褒美。

 

八海醸造株式会社 新潟県南魚沼市

八海山 しぼりたて原酒 越後で候 赤ラベル

 

 

アルコール分 : 17.5度

原材料名    : 米 (国産) 米麹 (国産米) 

精米歩合    : 米 50% 

製造年月日  : 15.12.01

ふんわりと、甘さが口の中に広がります。

香りはそれほどでもないのだけど、

その甘さが、なぜかとても懐かしい。

夏の終わり、神輿の巡行で、振舞わるの八海山。

どことなく、似ているけど、まったく違う。

でも、これが、確かに八海山の味。

とても懐かしい。 そして、美味しい。


数年に一度、秋田に出かけることがあります。

もちろん、お仕事で。

その時に呑むお酒と、肴は、とても素晴らしく。

豊かな風土を感じさせてくれるのです。

今年、出かけて、美味しいと思ったお酒、

そのお酒と勘違いして、小躍りして買ったのが、

山本合名会社 秋田県山本郡

純米吟醸 潤黒 山本 生原酒

アルコール分 : 16度

原材料名    : 米 (秋田県産) 米麹 (秋田県産米) 

精米歩合    : 米 50%  掛米 55% 

製造年月日  : 27.12

 

違いに気がついたのは、蔵元さんの住所を調べている時、

出かけたのは、県の南、仙北市。

ラベルを調べてみると、蔵元さんの場所は北の日本海側、

明らかに違っていました。

 

だから、このお酒を呑むのは初めてになるけれど、

封を開け、グラスに注いだ時から楽しい予感、

澄んだ色、少し抑えめの香り、そして、軽い喉越しに仄かな甘さ。

まさしく、私のストライクゾーンど真ん中。

ハタハタでしょっつる鍋なんか食べたら最高なんだろうなと、

寒い部屋の中で、イメージだけは少し温かな気持ちになっています。

2015.12.19記

体の、内臓の声なき声に従い、半分残しておいたお酒。

冷蔵庫で、眠っていた子を目覚めさせる為に、

一時間の室内熟成。

封を開けるときに、勢いよく空気が始める音

生原酒なだけに、元気な酵母クン達が目覚め、活動していた証、

温度もあるかもしれないけど、ちょっと甘さが増し、

まろやかさが増した感じがする。

それに、舌の奥から喉にピッリとする刺激も生まれたかも、

同じお酒でも、こんなに違うなんて、不思議。

2015.12.22.記


新米の収穫も終わり、お米が美味しいこの季節。

去年仕込んだお酒が無くなりつつも、

今年のお米で造ったお酒も、生酒として出荷され始めている、

あるいみ、酒呑みにとっては、端境期。

寒さを感じると、どうしても温かい方に手が伸びてしまう、

季節的にも、お酒を選ぶ頻度が下がってしまいます。

そんななか、どうしても気になっていた、熱血の蔵元のお酒。

寶剣酒造株式会社 広島県 呉市

純米酒 超辛口 寶剣 

 

アルコール分 : 16度

原材料名    : 米 (広島県産) 米麹 (広島県産米) 

使用米      : 広島県産 八反錦 100% 

精米歩合    : 60% 

製造年月日  : 15.11

写真のリンク先の口上にあるとおり、

ゴーダチーズ、カカオ成分の濃いチョコレート。

定番のホタルイカの乾き物、塩味の利いたナッツ。

果ては、ジャガリコ(たこ焼き味)やおこし(ハチミツ味)

そのすべてに合う、不思議なお酒。

肴の味を引き立てながら、しっかりお酒の味も残す。

名前に違わず辛口、すっきりとした喉越し、凄いお酒です。

チェイサーを忘れるくらいに、さっぱりとしている。

喉越しがさっぱり、それでいてでもふくよかな味わい

そんなお酒ばかり飲んでいた私に、

ガッツンと刺激をくれた、本当に、まさしく辛口のお酒です。

2015.12.4記


明日は、早「小雪」、節気でいえば、

もう冬は二番目の節気。

新嘗祭のお休みで三連休の最後の夜。

金曜日は、外飲みで、麦焼酎を

昨日は、山行(さんこう)に備えてヌーボーを軽く、

ようやく、いつもの週末一人夜会、

大人の理由で、北のお酒は飲めないから、

天山酒造株式会社 佐賀県小城市

無濾過 生 七田の心 2015 純米七田(SHICHIDA)

アルコール分 : 17度

原材料名    : 米 (国産) 米麹 (国産米) 

原料米      : 麹米 山田錦 20% 掛米 レイホウ 80% 

使用米比率   :山田錦 20% レイホウ 80%

精米歩合    :山田錦 65%、レイホウ 65% 

製造年月日  : H27.11

澄んだ色、口に含むと品のある甘さ。

ご飯ならば、まさしく銀シャリの輝いた新米の美味しい季節。

日本酒のヌーボはちらほら見かけるけど、

本命はもう少し後、

だから、酒屋さんに出かけても、なにか物足りない季節

そんな時期には、どうしても馴染みのあるお酒を選んでしまうもの、

やっぱり、私の好みの、軽くて甘いお酒。

ただ、山歩きをして、水分を絞り出した体には、

吸収が早すぎるかもしれない、

勝手に喉を通り過ぎていくだけでなく、

細胞レベルにまで、染み込んでいく感じ。

そのくらい美味しい。

2015.11.22記

 

追記

封を開けてから、丁度二週間、

自宅の冷蔵庫という、保存には相応しくない環境で熟成

冷蔵庫から出して、一時間ぐらい部屋で、温度の調整、

この時期の気温って、お酒を呑むのに丁度よい温度。

グラスを近づけると、お酒の素敵な香り、

口の中に広がる甘さ、喉越しのよさ、そして、残り香。

二週間という時間が、お酒に悪さをしていないか心配だったけど、

最初よりもまろやかになった感じで、旨い。

お酒も、飲む時の温度によって味が大きく違ってくる。

 

2015.12.5記

写真をポッチってすると、赤坂福吉町の酒屋さんのサイトへ、

昨日、蔵元の紹介のサイトに気がついて、さっそく活用。

確か、七田を買ったのは、、四ッ谷尾張町だったけど、、



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