フォトドキュメント・白銀エイド

□10：42　鴨沢登山道入り口をakihageさんと出発。
ずしんと重い背中の30リットルは、一歩一歩の刻み方がやっぱり違う。上り坂を走るakihage さんには先に行ってもらい、じっくりと上ることにする。が、でも時間も気になる。雪も降ってきたので、精一杯のスピードで、雲取山頂は巻き（しかし山頂巻き道は雪がまだ深くてかえって大変だった）時計とにらめっこ。雲取山荘にて水2リットル調達。たぶん最初に現れるであろう天狗ファンさんことUSさんを想定して・・・
□13：59　エイド開設は芋ノ木ドッケと決定。

長沢背稜の最後を上りきって、「いいのかなぁ」とちょっと不安に駆られそうな雰囲気で登山道が交錯する地点、でもしっかりした道標にホッとすると同時に芋ノ木ドッケエイド出現！
位置どりにちょっと苦労したけど、無事オレンジ色のツェルトをセッティング。ガスバーナーセット。ゾロゾロと食料（赤飯おにぎり・あんパン・ダース・ミニカップ麺・味噌汁・コーヒー・砂糖漬けレモン・アミノバイタルプロ）をビニールシートにくるんでセッティング。一気に汗が冷え、震えが来たのでようやく着替え（ありったけ6枚重ね着でピース）。
写真なんかも撮っておかないとな。段取りちと悪し。でもまだ時間の余裕はあるな。・・とツェルトの下で細々としゃがみ込んで準備中、突然人の気配「あ～、どうも」
えっ、早すぎるだろ、誰、誰、誰。と、なんと強豪ヤギさん明るい笑顔で登場。走ってたんですか？
うろたえるハリ天。何か召し上がります？　何でもありますよ。じゃ、コーラを。アチャ～、今日は寒いからとコーラは入れてこなかった・・。ごめんなさい。写真も撮れず（これじゃ面目ないのでハリマネが鴨沢本店エイドにて撮影の1点）。
ヤギさん、あっという間に森の中に消えて行かれた。役立たず…。8時に青梅スタート、6時間で芋ノ木ドッケ・・次元の違うスピード。

あ～、びっくり。もう一度深呼吸してようやく本格的待機に入る。さぁ本番。

 

□14：19　天狗ファン（US）さん、傘差し姿で超余裕の表情！

 

□14：49　面白くなったんで、来ちゃいました～。100％途中で下りるから・・って高らかに宣言していたヘロリンさんがヌーッと。これにはびっくり。チョコを口に放りこんであげよう。

 

□14：57　イエ～ィ、ゴ～～ル！！　じゃないでしょ、稲毛トライアスリート軍団のトップを切ってHALさん元気に登場！

 

□14：58　HALさん、おにぎりパクつく間に紅一点・イタ吉さん到着。さぁ、どんどん食べて元気になぁれ！

 

□15：09　堂々、にこやかにももたろうさんの到着。なんだか華やかな雰囲気です。そう言えばちゃんとご挨拶は初めてでしたか？

 

□15：22　水松山まで逆走応援していたakihageさんが戻ってきた。あれこれ情報をいただく。後の予定ありとのことで先に鴨沢へ向かうと。お疲れさん。

 

□15：38　ど～も～！マイド・ドーモさん（chinさん曰く）のお成り～。この前（4/26）の時よりうんと楽とのこと。しっかり着込んで寒くないしと。後半戦を見据えて顔つきが違う。
昨年ハコネのゴール後初めてお会いしたドーモさん、あの時ポカラさんの会社の先輩だと紹介されたが、なんとハリ天の中学の後輩であることが判明。そりゃ特別に念力を送らせてもらいました（鼻水すすりながらだけど）。

 

□15：42　さて、いよいよ来た来た来た～！　chinさん＆ひげちゃん。「おぉ、こっちでいいんだな」全くハリ天には気づいていない。よし、サプライズリベンジの時だ！　
特別に連続写真の大サービスです。

 

逆撮りして出発したら・・chinさん、枝に激突の図。
それにしてもひげちゃんの足、大丈夫かいな。見ているこっちが鳥肌もん。おまけに冷たい水を飲んでいった・・。

 

□15：50　さて、自分もせっかくだからラーメンを。と思ったら、なんと箸を忘れていた！　枝を磨いて代用。

 

□15：58　道が不安らしいという情報が入って、心配していたkin29さんが来た～！
相当、足に来ているようだったけど、大丈夫。食欲旺盛。ようやくラーメンのご注文！　よっしゃぁ、ちょうどお湯も沸いていてナイスタイミング。続いておにぎり、あんパン、チョコ、そして食後の温かいコーヒー。アミノバイタルプロも無理矢理口に突っ込め～。うれしそうに貪っていただけると、幸せな気分。ヤマミチさんやハリマネの気持ちにグンと近づけた一瞬。

 

□16：08　最長滞在時間を記録してくださってkin29さん、元気に再スタート。いや～、嬉しい気分です。

 

□16：15　さて、後はひなさん・・。自分用にコーヒー（ヨーロッピアンブレンド）とチョコで至福のリラックスタイム。待ち時間には優雅に読書のつもりで、文庫本と忘れずに老眼鏡も持参していたけど、結構忙しくてそんなヒマはなし。

 

□16：40　雪は一向に止む気配なし。シンシンと降りつもります。

 

□16：50　あたりはだんだん暗くなってきて、気温もグンと下がってきた模様。ひなさんはこちらに向かっているのだろうか。情報が一切ないのが何ともしがたし。
少し、逆走して下に向かって叫んでみる。「ひなさ～ん、聞こえますか～」
人もシカも、生き物の気配はゼロ。静かな静かな時が流れていました。
あてもないし、雪の具合も心配。鴨沢本店も不安だろうからと

□17：00　撤収決意。一応、ひなさんへのメッセージを残し、10回ほど名前を呼んでから下山開始。都合3時間の白銀エイドでした。

 

□17：37　雲取山荘水場のライトも震えて見えます。

 

□17：38　元気水だけは威勢がよいけど、あたりは凍り付いている。

 

□17：39　さらに雪は降り積もる。

 

□17：57　せっかくだから雲取山頂ゲッツ。何だか青梅からずっと走ってきた気分。本日サポートでよかった。

 

□18：00　避難小屋の寒暖計は0℃。動き続けたらさすがに暑くなって、2枚脱ぎ捨て。

 

□18：05　山頂からの下り道。真っ白で視界がきかない。

 

□18：08　あぁ、完全に冬景色ですね。

 

□18：09　ちょっと脇に入ると雪にずっぽり。

 

□18：12　5月中旬のここも東京都。結構感激の写真撮影が続く。

 

□18：23　奥多摩小屋前。道の雪はもうありません。

 

□18：24　この寒い中、テントの中からは若人の楽しそうな声が漏れ聞こえてきます。思い出作れよ～！

 

□18：30　もう、しっかり走れます。日も伸びて、まだライトは不要。

 

・・・でも、この後（ブナ坂からの下り道）、ガスが強烈に湧きだし、視界をさえぎられたハリ天、全くスピード出ず。

□20：10　今どこ？　私は誰？　から抜けだし、ようやく鴨沢本店エイド到着。大勢のサポーターの方々が待機している。
そして、ついにマカニ・トモさん料理長特製の豚汁＆ビーフシチューにありつく（写真はポカラさんより）。選手じゃないのに選手気分で「うま～っぃ！」
その後、ムシャムシャとあれこれ食い尽くして追っかけの1日が終了。

長くなってしまったフォトドキュメントレポもこれにて終了！

 

出走した選手とそれを支えた人々が渾然一体となった今回のイベント。深く深く心に刻み込まれました。
言い出しっぺのかどきちさん、マカニ・トモさんを始め、とにかくひらすら関わってくださった皆さんに感謝感謝です。ありがとうございました。

【本日のトレーニング】
・11km_trailjog/60min.

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ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい！