ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

スワコエイトピークスミドルトライアスロン2024

2024年06月24日 | 大会レポート


6月23日(日)SUWAKO∞PEAKS MIDDLE TRIATHLON 2024(スワコエイトピークスミドルトライアスロン2024)←長っ!

いやぁ、壮絶な1日だった(半日かな)。
予報通りの雨、しかも朝から土砂降り。


【あまりの降り方にテンションだだ下りだった朝】


【スタート会場まで送ってくれて感謝の応援団】

時間短縮により低体温症などのリスクを軽減するためとのことで、スイムは2周回1.9kmが1周回950mに短縮。ランも20kmから諏訪湖1周の16kmに変更。

さっさとウェットスーツを着て寒さに備えるも最終第6ウェーブの試泳順が回って来るまでの長いこと。寒くなって震えが来る寸前。決められた1周回をざっと泳いでからしばらくまた並んでスタートを待つ。
直線左回り。左オープンのハリ天には好都合。高齢者ばかりのウェーブだけど遠慮して後方からスタートしたら前がつかえてプチバトルが続くというストレス。みんな結構強引で図々しい。右に左に進路を変えながら進んだが後でGarminのデータ見るとしっかり真っ直ぐ泳いでいたのは上出来。


【諏訪湖の水飲んじゃったけど、全体的にはよく出来ました】

距離が短いので後半は意識して頑張ってみたらタイムも現状では上出来の21分。もう少し前からスタートすれば30秒は縮まるな。
スイムフィニッシュからバイクトランジットエリアまではかなり長い距離を移動する。スタート前からおしっこに行きたくなっていたのでバイクスタート直後のトイレにピットイン。やれやれ。

土砂降りの中のバイクスタートなので慎重に。なんたって事故、怪我だけは絶対に避けたい。頑張りつつも安全第一をよーく言い聞かせる。が、流石、決戦ホイール(娘のお下がりで年代物だが)でレースモードとなると巡航速度は上がる上がる。気分もいい。バイクは変更なく66.2km。
さて、土砂降りの中、一つだけ大失敗があった。ヘルメットに装着するバイザーがセッティングの時に見当たらない。車から袋に入れる時に落としたか、、、雨の音で気が付かなかった。サングラスはランバックに入れて前日セッティング済み。雨が顔に突き刺さるようだが目に飛び込まないことだけを願う。
16kmあたりから本格的上りが始まる。トライアスロンのバイクコースとしては珍しい10km以上の上りが続く。そんな意識はないけどひたすら抜く一方なので気分は上々。エイドを過ぎてから暇つぶしに数え出したら上りのピークまでに90人抜き達成。が、間もなく下りではそのうちの数十人にはあっという間に抜き返されるのだけど😅


【バイクコース高低図】

20km近くアップダウンを繰り返すコースが続く。雨は小降りになってどうやら上がりそうかなと思っているととんでもない。再び豪雨。この繰り返し。
ゴールに向かって本格的に下りだすと、農道のような道、段差多し、水たまりも多々、鋭角カーブも次々。慎重に下るがまぁ大胆にかっ飛ばしていく選手も結構いる。この時点でハリ天より後方から来るということは相当にスイムが遅かったけどバイクは得意という選手だな。
そして流石に下りが続くと寒さが半端なくなってきた。体がゾクゾクする。昨夏フィンランドでのバイクパート後半に似た感じだ。そしていつもと違いまたまたおしっこに行きたくなって来た。水分も取ってないのに。下まで降りて来て川沿いの平坦路のラスト。ここは全力で踏んでみた。
バイクフィニッシュ手前。しっかりGPSで追っかけてくれていた応援団の声援。この日は応援の方が大変だったかも。


【おしっこ漏れそうだけど嬉しそうなバイザーなし顔】

しっかり座ってソックスを履きランシューにチェンジ。走りだす前にトイレだ。ホッと一息。さて、走れるかな。



この所出来るだけバイク練の後にすぐ走る(ブリックラン)ようにしていたのがしっかり功を奏しているか、スムースな走り出しだ。


【行けそうかな】

距離が短縮され、諏訪湖を時計回りの1周回16km。すぐにいいピッチの若者に抜かれたが自分もいい感じ。ぐいぐいと前に進め。キロ4分台で進むがちょっと苦しい。距離が短縮になったのであまりペース配分も感がなくても良さそうと思ったがやっぱり少しは自重しよう。抜き去った1人の選手に追いつかれ2人でいいピッチで進む。互いに最近トライアスロン復活モードということで盛り上がった。が、彼のペースが速過ぎてハリ天脱落。ってことで、その後は心拍150前後のペースをキープ。都合4人に抜かれたがほぼ抜く一方で苦しさも紛れた。ゼッケン6000番台の選手(60代)も10人ほど捕らえた。
残り2kmを切ったところでフィンランドで一緒だったタカノさんに追いついた。


【2人で一気ご機嫌に】

こりゃ一緒に手繋ぎゴールだね。っということでピッチは落とさず引っ張り、いよいよ残り600mくらい?一緒に行こうと後ろを振り向くと、、、なんと6000番台の選手が猛烈な勢いで迫って来ている。スイッチが突如入ってしまった。ここで抜かれる訳にはいかない。今日のエイジ表彰は10歳刻みなのでとても上位には食い込めそうにないが目前のライバルには負ける訳には行かない。


【ゴールが最高心拍数】


【数秒差の逃げ切り】

一気にスピードアップし振り切った。手繋ぎゴール予定だったタカノさんにはごめんねごめんねだけど安堵のゴールだった。


【突如の契約解除ごめんごめん】

4時間24分02秒、総合281位・男子60歳代21位という成績だった。が、リザルトを上から見ての最年長、例のPAK(パーソナル・エイジ・キング)は今回は無事ゲット出来たのでめでたしめでたし。


【ふくらはぎに不安を抱えていたハシモ君もしっかり走れてめでたし】

コメント (2)
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