ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

第24回青梅高水国際トレイルラン

2022年04月04日 | 日々奮戦

【乗ってきた後半。雷電山へ向かう】

昨日は毎年ここから始まる地元・青梅高水山トレイルラン。
夜明け前から聞こえる雨音。冬の間はいつも好天だったので雨の中を走るという感覚が失われている、いや、忘れている。ホントに雨なのか。暗い空を見上げながらテンションはダダ下がり。

【雨だよ】

妻はボラスタッフのため7時前に出かけてしまい、こちとら社長出勤で9時過ぎ会場到着。いつもは賑わうはずの我が青梅トレラン部の面々も今年は選手よりも圧倒的にボラスタッフの方が多いという状況、ん?
ちょっとノロノロしていたら並び遅れてスタートは第6ウェーブ。うーん。去年と同じ展開だ。

【中々スタート出来ない】

周りに知り合いも少なくライバルもいない。自分でテンションがイマイチなんて口にしてしまうと気が緩んで怪我が怖い。そうだそうだ、今日は怪我なくちゃんとゴールしよう。

【あちこちで応援&写真いただきました】

多分一番いい感じで進める心拍150台前半キープを守りながら走る。この2週間というもの一生懸命やっていたのは薪割りだけで、足の方はすっかりダレ切っていた。だけど流石レースになると違う。ちゃんと走れる。ただ競走意識低く淡々と進む。

【いつも元気な声援ありがとうのマラソン元世界戦代表&ハセツネチャンプの良子さん】

【上の写真を撮影中】

なかなか姿を見せなかったからか、榎峠の上でボラをしていた妻が「どうした〜、なんかあった?」と本気で聞いてくる。いつものように前で出ないとダメだな。余計な心配をかけてしまったと反省。
ま、速くはないけどそんなに悪くもない。引き続き前の選手のお尻だけを見て。詰まれば抜くし程良ければそのままキープ。折り返しの常福院に近づくにつれ少しずつ確実に走る意欲は高まっていった。
折り返して参道を下り始めるといい感じのリズムが湧き上がって来る。林道に降りてまた登り返すのだけどしっかり走れていてほぼ抜かれることはない。再びトレイルの下り。前に行かせてもらえるのでどんどん走る。青ト部の仲間がスタッフをしている白岩会館に降りてくる頃はかなり好調。榎峠で応援の青年からハリ天さん頑張って!ブログ見てますよと声がかかる。おっ、久しぶりの知らない人からの声かけに力がグンと湧いてきた。


【後半もハリ天さん、ガンバ!と応援たくさん。感謝です】

さぁ、ここからが今日の本番だ。そういう気持ちで攻める。一旦は抜かれた若い選手と抜きつ抜かれつの接戦になる。後ろについてペースを整える。下りはどうやら自分の方が有利と見た。矢倉台手前の平坦路で一気にスピードを上げられたけど普通に付いていけた。これはいいぞ。下りに入ったところで思い切り速度上げる。このくらい大胆に下れるのならまだしばらくはトレイルレースを走っても良さそうだ。そんなことを確認(下りが怖くなったらトレイルレースは引退と決めている)。もう残りは3km切っている。心拍無視で攻める。去年ガッツリ落としてしまったタイムは上回りたい。


↓ 抜きまくる後半戦


走って走ってこのままゴールまで全力走!と行きたかったが、内腿がぴくついて来てしまった。本当に最後の最後のグランドに降りる坂の数100mだけ速度ダウン。3人ほど抜き返されてしまったのが残念。


【ゴール直前。ちょっとピクピク💦】

それでも去年より5分ちょっとだけど速くゴールは3時間17分23秒(148位/60歳台2位)。去年同様いまいちテンション上がらないままスタートしていたことを差っ引いてもまぁ上出来かなという実感。思っていたより数倍しっかり走れたからな。
雨で気温も低かったけど走るには絶好で、滑るトレイルはかえって安全に気をつけたし、何よりも一番過酷だったのはゴール後の着替えとその後の寒さ。


【強くなって来た雨の中、どうやったらあまり濡れずに着替えられるか思案中】

そしてそして、この日一番盛り上がったのは我が家で開催した打ち上げだった模様。↓

【選手<ボラスタッフ】

コメント (4)
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