5・18マネージャー生き埋め事件後・・これ以上は崩れないという下の方の段はそのままにして、人が通れるだけのスペースを確保し、なんとか生活しておりました。人が(特にきれい好き、整頓好きな人が)見たら卒倒してしまいそうな環境ながら、そんなのすぐに馴染んでしまって、おっ、まったく狭いなぁ・・なんて結構それなり臨時避難小屋風生活を楽しんでおりました。
・・というのは半分くらいウソで、実は早くすっきりとしたくてたまらなかったのです。
本腰入れて、少なくとも丸一日はその仕事に没頭できるようでなけりゃダメ・・みたいなムードが常にあり、その代わりやり出したら、歴史的な「捨てる」文化を築きあげてしまおう位の意気込みは持っていました。
本棚が崩れ落ち、何がどこにあるかがほぼ不明となっても、文化的生活(あえて)には何の影響もありません・・でした。
つまり、今、大事に並べていた本とか書類など、現在の興味生活には一つも必要性がない、つまりいらない、不要物。そういうことです。
たぶん、何もなければこのまま死ぬまで目を通すことがないものばかりなのです。(ちょっとショックです)
だから、思い切って今回は捨てる。ブックオフに売りつける。(キッパリ)
さて、こんな覚悟は十分にあったのです。確かに。
でも、結局は・・・革命は起こりませんでした。
浪人時代を支えてくれた本だとか(勝海舟)、大事な大事な本だった「青春の門」だとか、「巨人の星」だとか。
人生のターニングポイントでこっちだこっちだと一石を投じてくれた本だとか。知人や先輩からの贈呈本とか。
やっぱり並べたくなってしまう・・・嗚呼。(横を見ればマネージャーもおんなじじゃん)
一発大革命を起こしてやろうと思っていたけど・・・
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(かなり片付いたものの)やっぱり革命は起きなかったよ。
いつもと変わらぬ自分でした。