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銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

弁天百暇堂 vol.6

2013-12-17 06:58:21 | ライヴ見物
 室内楽デパート「弁天百暇堂」vol.6 南欧周遊記   かん芸館 2013.12.7(土)

盟友まるちゃんこと前田さんが2004年から取り組んでいる世界うろつき室内楽プロジェクトを、今年も観に行く。昨年に引き続きギターデュオの相方も一緒。かん芸館は荻窪駅南口の商店街を抜け、ごく緩やかに下った住宅街の中にあるスタジオ兼ギャラリーで、当りの柔らかい佇まいが素敵。主催者参加分は本家HPを見て頂くとして、残り二つのプログラムについて

○ロッシーニ ; チェロとコントラバスの二重奏曲 ニ長調

ひと言で言えばおちゃめな曲。しかし重低音コンビなので、その労力は計り知れぬ。皆を笑わせて柱の陰で泣く、真のエンターテインメントである。チェロ、ぶらぼー。凄い成長ぶり

○トゥリーナ : ピアノ三重奏のための幻想曲「環」 op.91

Turina,Joaquin(1882~1949)  スペインの作曲家でピアニスト、自分で室内楽のプレイヤーとして活躍した。そのピアノトリオを聞いて感激したコベット氏は、「トゥリナは現代のスペインの作曲家の中で、われわれ(アマチュア)の最も期待する室内楽曲の作家である。今後の彼のペンに大いに期待したい」と言っている。(「クワルテットのたのしみ」E.ハイメラン、B.アウリッヒの共著)

コベットさんが聞いたピアノトリオはこの「環」だったかも知れない。我々も大いに感激した。前々回のフォーレより少し針の振れが大きかった。曲もさることながら、魅せる演奏に魂を奪われる。この後さらに2時間を要して収録したギターデュオにその影響が幾らかあるような、ないような

それにしてもなんでフォーレのヴァイオリン譜が、譜面台に乗ってたんだろ???

http://d.hatena.ne.jp/maru_zo/20131207

http://benten.from.tv/index.html
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無伴奏ヴァイオリンのパルティータ ホ長調 BWV.1006 (1720)

2013-11-11 07:24:03 | ライヴ見物
今から20年前のこと、ビルスマ盤でチェロ組曲を聴き終え、興味はヴァイオリンに移っていった。友人宅で強い印象を受けたシギスヴァルト・クイケンの旧盤。ジャケットにも写っている彼の愛器ジョヴァンニ・グランチーノ、その音色といったら!全6曲の最後を飾るイタリアの風、冒頭プレルーディオのバリオラージュで私たちはフリーフォールを味わうことが出来る。'98年、クイケン氏とその一座は水戸にやって来て素晴らしいブランデンブルク・コンチェルトを聴かせてくれた。水戸芸術館の庭で氏と氏の奥さん、氏のお兄さん達と握手を交わしサインをねだった。その筆跡は私のヴィオラ・ケースに残っている
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Due Luce バロック・ヴァイオリン デュオ リサイタル vol.4

2013-10-21 07:01:03 | ライヴ見物
お約束と言うか、書きます

Due Luce Vol.4   15;30~ 大谷石蔵 悠日カフェ

N,シェドヴィル 2つのヴァイオリンのためのソナタ No.3 c-moll op.8
G.P.テレマン 2つのヴァイオリンのためのカノンソナタ A-dur TWV40:122
J.M.ルクレール 2つのヴァイオリンのためのソナタ F-dur op.3-4
A.ヴィヴァルディ ソナタ F-dur RV68

宇都宮へ入る街道は相変わらず混雑してて開場時刻に間に合わず、駐車場は既に一杯。地元のお客さまはどうぞ電車で、などと呟いても、あの雨じゃあね

それぞれハードワークが続いてる(一部、推測を含む)裏事情を知りつつ、(新参シェドヴィルを除き)独→仏→伊と並ぶプログラムを順に聞いて参りましたが、開き直りから来る肩のチカラの抜け加減も程よく、曲の個性が際立っていた様に思います。ルクレールなんか重音対重音という超絶技巧を割とさりげなくやってて、面目躍如というべきか。トリのヴィヴァルディはやっちゃえduoチームの奔放さを地で行く感じで、イマワタシタチコンナチョウシ!ってところ
今回はMaronが疲れてんのか荒れ気味で、そこをKanokoが安定的に支えた結果、二重奏としてイイ線行ってたのではないか。いや、別におべんちゃらを言う必要はどこにも無いんですが
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REVISITED

2013-08-12 12:33:45 | ライヴ見物
土曜日の晩は、懐かしい面子が顔を揃えた。水戸を本拠地とする社会人ビッグバンド「STATS」の主要メンバーで構成されていたSTATSオールスターズと、1999年まで末広町で営業していたJAZZ喫茶「ダウンホーム」のマスターが一堂に会するのは、一体何年ぶりの事か。宴会を仕切って下さったベーシストN氏邸に早めにお邪魔して一人一人の到着を待ったが、入って来るたんびにガックリの連続。いやーみなさん、お年を召されて。S17年生まれのマスターに至っては、店やってた頃だって十分爺さんだったのが、更に一層ちゃんと爺さんになっていて、これは二段変身か?!それでもズート・シムズの名作「ダウンホーム」を掛けながら昔を懐かしんでいると、あにはからんやここに集結した団塊の世代達はそんなにヤワではないのだ。アルト吹きは誰がいいとか最近だれを聴いてる、辺りのJAZZ談義から始まって、何時の間にか新コンボ(小編成のバンドのこと)を結成したいからピアノを弾けだの、ビッグバンドで昔やった曲をも一回やろうだのと、相変わらずアツいオヤジたち。気が付けばすっかりトシを喰った様に見えていた彼らの顔は、15年以上も前、あの穴倉のような喫茶店のそれこそ狭いスペースで熱演を繰り広げていた当時に、すっかり戻っているのだった
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少し落ち着いたのでⅡ

2013-07-02 05:45:04 | ライヴ見物
○弦楽合奏団エテルニータ 第10回コンサート   2013.6.30(日)14:00~
  (曲目) パーセル / 「妖精の女王」組曲
       J.S.バッハ / 管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV.1067
       ドヴォルザーク / 弦楽セレナーデ ホ長調 op.22

連ちゃんはキツいから行けるか判らんし、事実前日土曜のリバウンド飲酒で酷い午前様だったし、だったが目覚めてすぐカミさんを伴い、宇都宮へgo。隣県の不可解な交通ルールもものかわ、開演時刻にちゃんと間に合う運転テク。顔見知りのバス弾きと共に入場、やれコンサートやるとは考えられない会場だ、やれ開演前に男性アナウンスは無いだろ、等々ご不満も多々おありでしょうが、パーセルの第一音が発されるや否や、そんな些事はどーでもよくなった。あ、改めてオケの最前列を見たれば、あーなるほどなラインナップなのであった。それにしても諸岡さんのチェロって、こんなにも凄かったかね!それからはもう前席の背もたれを抱えるよにして寄りかかり、痴呆になったようにただ聴いておりましたわ。バロックの2曲はもお文句無し!楽しかったです。難を言えばロマン派にシワ寄せが行って、コッチはちとリハが足らんだろうと思われましたが、それも瑣事かも。アンコール2曲のあと、誰にも会いたくなかったのでとっとと会場を後にし、ギョーザも買わずに宇都宮を離脱、5時過ぎには水戸に入っていました。往復170キロ、まあまあの一日だったな
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少し落ち着いたので

2013-07-01 12:23:11 | ライヴ見物
○カルテット・ヴェロニカ|ウィークエンド・サロンvol.1 音楽サロン‘パパゲーノ’ 2013.6.29(土)14:00~
  (曲目) ハイドン : 弦楽四重奏曲第77番 ハ長調 op.76ー3 「皇帝」
       ベートーヴェン : 弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 op.18-1

絃楽クワルテットを聴く、とはどういうことか?取敢えずその辺は置いとくとして、少なくとも気楽に聴きたい。なにせ室内楽に大切なのは親密さだ、観客には会を盛り上げる大切な役割が割り振られている。ヴァイオリニストの指が震えてるのは、あなたの無遠慮な視線のせいかもしれんのですぞ!という辺りを自戒しつつ、とにかくお気楽をモットーにヒゲも剃らず顔も洗わずいつものきったならしいカッコで会場へ向かう。最寄りのバス停から高速バスに乗り、降りた先はもお大都会。しかし都営大江戸線のワナが私を待ち受けていた。JR新宿駅から遠く遠く離れた「新宿」駅、優に地下5階以上はあろうかという魔の巣窟、最寄り駅と言いながら時間距離8分もある炎天下の昇り坂(最後のは大江戸線、関係ないね)マンションの一室をホールに改装したと思われる地上4階の演奏会場に着いた時には、もう死んでますた。辺りを見廻せば、会場の隅にいらっしゃった年配のご夫婦を除いてはあちこちのオケのメンバーと思しき無遠慮な振舞いの若者(ワシからみれば)がワイワイキャーキャー、ひとり朴念仁を決め込んでおりましたが、そろそろ聴衆としての引退も頭をよぎったお。おっと、演奏についても少し書いておかねば。きょう私は、奇跡を見ました。よ、ヨーゼフ・ロイスマンの再来だあ。N響コンマスをして「棒のような音」と言わしめた、あのユニーク(と言っていいのか、言葉が見つからない)な音色。〔ベートーヴェンで1stを務めた方のことを言っとります。〕そういえばそん時の2ndのツッコミもシュナイダーぽかった様な。御来光を浴びたような演奏、ありがとございました。最前列から、twitterでもないのにブツブツつぶやいて、さんざんプレッシャー掛けてすみません。皆さん、けっこうはっちゃけて弾いてて好感度大、もっと開き直ってもよいのよ。次回に来るだろうモーツァルトは、何を選曲するのかから楽しませてもらいますので、以後ヨロ。とはいえ会場にオーイツする、あのウチワのフンイキだきゃあ、何とかならんもんか

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いろいろあってⅡ

2013-06-30 18:15:13 | ライヴ見物
○弦楽合奏団エテルニータ 第10回コンサート
  (曲目) パーセル / 「妖精の女王」組曲
       J.S.バッハ / 管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV.1067
       ドヴォルザーク / 弦楽セレナーデ ホ長調 op.22

 14時開演。場所はとちぎ福祉プラザ。元とは言えヴィオラ弾きに尋ねるなんて
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いろいろあって

2013-06-30 10:54:21 | ライヴ見物
○カルテット・ヴェロニカ|ウィークエンド・サロンvol.1 音楽サロン‘パパゲーノ’
  (曲目) ハイドン : 弦楽四重奏曲第77番 ハ長調 op.76ー3 「皇帝」
       ベートーヴェン : 弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 op.18-1

 14時開演。場所は新宿区中井。とにかく大江戸線にはもう乗らん

○吉野氏プロデュース ムーンシャイン ライブ@mojo hand

 20時開演。前座多数。いつものようにいろいろありました。もう書かん

 ※上京は最寄バス停から高速バスを利用。折角だし、お茶の水で一枚だけ

Dave Van Ronk / Someone else,not me (1980)
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INWEU アット どらんけん・だっく

2013-06-22 23:40:37 | ライヴ見物
遠く北の都、宇都宮では古なるヴァイオリンの調べが、とも風の便りに聞いたが、デブ症の私は半径30キロ圏の引力に勝てず家でごろごろ、午後も遅くにようやく家を抜け出し、かしゃま文化会館@笠間で珈琲飲みながらギターの練習。あれ?もひとつイベント無かったっけ?そうそう、ご当地バンド dany's coke の後継に当たるインスト・バンドのINWEUがドランケン・ダック@水戸でライブやるんだったよ。ちなみにバンド名は、「眠い」をローマ字で綴り、これの前後上下を逆さまにしたという・・・

ギター 鈴木
ベース わたなべさん
ドラム 小堀くん
ヴァイオリン 甲高さん
ヴォーカル さいとうゆいちゃん

ゆいちゃんにはJen woodのカバーを歌ってもらいます。

8時に水戸駅南にあるその店に入ってみるとすんごい盛況、なんでもラグビーの試合観戦ということで店内はテレビに釘付けのオーストラリア人で溢れ返っている。湧き上がる嬌声。笑顔で冷静に対応する4人の接客スタッフ。頼んだチーズハンバーガーもボリューム満点で満足満足。(昨日の記事は忘れて!)ほぼ一時間遅れで始まったステージ、エレクトリック・ギターにエレクトリック・ベース、ピックアップを装着したヴァイオリン、バシバシと気持ちよく入るドラムスに乗って大暴れしていました。大音量なのになぜか低い音圧、そして居心地の良い最前列。
ギターをエレクトリックから'67年製 Martin D-28に持ち替えたところで、ヴォーカルのさいとうゆい嬢、登場。ありゃ、さっきから同じく最前列でヴィデオ録画してた娘じゃないの!カナダのシンガー Jen wood の‘imperfect'、初めて聞いたけど見事なカヴァーであります。ゆい嬢の柔らかくて陰影のある歌声。そしてどっかの誰かみたく、小っちゃくって丸っこい、もうドンピシャ。そうでなくとも店内で浮いてる当年五十三歳は、ゆらゆらとタコ踊りをしておりましたとさ。
ステージ終了後、外のウッドデッキでメンバーと談笑。D-28を持たせて貰ったので、この時とばかりいろいろ弾かせて貰いました。名器のネックの握りを体で覚えるだけでもすごい収穫なのだよ。ということで今宵スーパームーンのライブもそろそろお終い、再会を期して11時過ぎにお別れ、なにしろ帰宅したらブログを書かないといけない
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神社で巫女ならぬ、Friscoに逢う

2012-11-11 17:58:10 | ライヴ見物
栃木県は那須塩原駅近辺にある諏訪神社境内で行われた「鳥居と森のそよ風マルシェ」に急遽、行ってきました。お目当ては本日出展をしてる出店のひとつ、Country Blue。見る人が見りゃあすぐ分かる、ブルーベリージャムの店とは表向き(私にとっては、ですが)、店主のご夫婦はヴォーカル、ハープ(ハモニカのこと)&ギターから成るブルーズ・ユニット‘Frisco Bound' のお二人なのです。以前ネットでその存在を知り、mojo hand @水戸へ招聘していたのですが諸々の事情fでなかなかお忙しくてそれも叶わず、それならばと折角の機会、ご挨拶に伺って参りました。
主要道路から一歩入るとそこはもう別世界、怪しげな鳥居(諏訪神社、スマソ)の向こうに立ち並ぶテントと簡素なステージは生憎の曇り空の下、ちょっと「かしゃま文化会館」@笠間よりもヲヲッという佇まいを見せています。(かしゃま、スマソ)早速奥様の元へ出向いて挨拶を致しますってえと、もうヨーマ・カウコネンの話題に触れた段階でトップギア、そうかチューナ(ホット・ツナのこと)に入れ込んでたのはぢつわ奥様の方だったのか!、暫くして遅手旦那(遅手はECの登録商標です)も現れ、傍らの朽木に腰掛けて(本日は屋外ですから)愛器マーチン00-16 deep body で、ブレイクやらジョン・ハートやらチューナやら弾きまくってくれました。多謝多謝。彼らはアクースティック・ブルーズにどっぷり浸ってる一派、近々 mojo hand にも是非出演したい!と話していましたんで、遠からず水戸でのギグが実現するものと思われます、期待しましょう。(田中さん、見てるー?)
お土産にはならんと思いましたが、little martha のパート譜をまたまたバラ撒いて参りました、みんなでアンサンブルしましょうや。それにしてもホント、不思議な風情だったですよ、帰りも同じルートを辿って17時前に水戸着ということで
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弁天百暇堂Vol.5 小夜曲三昧(その3)

2012-11-10 08:11:02 | ライヴ見物
ブラームス / セレナード1番 ニ長調 作品11(j.ロッターによる九重奏版)

「セレナード」のタイトルはもちろん偽りで、いわゆる小夜曲の意味合いのそれではないし、重ねてこれは室内楽と呼べる規模とは到底思えない。Vol.5にこうした立派な小ホールが選ばれたのもそれを裏付けている。
と、文句を連ねてみたものの、ブラームス好きがこのナンバーを嫌いなハズもなく。実はこの曲に限ってはほとんど聞いた経験がなく、新鮮に聴ける彼の曲がまだ残っていた幸運に感謝しつつ、当日は予習せずにホール入り。期待が裏切られなくて本当によかった。というか、信頼できる顔見知りのメンバーが1/3を占めていたので、ごくごく安心して聴いていたというのが本音、クラの彼氏の音色を聞くのは2004年以来だと思うんだが相変わらずウマイねえ。(あの年、あのop.115がなければbest3入りを果たせたっちゅうのに!)見てるとそう思えるのだが、左右に配置した弦と管がやりあったりといろいろある局面の中でこの楽団を小さいオケに見立てた場合、そのコンサートマスターの位置にあるのは実はあの目立たないハズのあの楽器、ヴィオラである。この曲に関しては、ヴァイオリンはそのオブリガートに甘んじている、と言っていい。首謀者が「いろんな意味でチャレンジな面が多い」と宣伝メール等で洩らしていたが、ステージを観て、まあ個人的には納得したね。それにしても彼女のあの弓中のとばし、ありゃスゴい。同業者じゃないとわかんないだろうけどね。最初にプレイを聞いた2000年頃にはそんなのミジンもなかったが、実戦派が順当にその実力を身に付けつつあるというのは、傍から見てる者にもウレシイやね。あんまりウチハネタになって来たから、この辺で失礼しましょう(いや、音程はいいから)
・・・あ、そうだ。最後に。もっと集客しようぜ、(演奏者の)皆さん。勿体ねーべよ、これ。胸張ってもっとたくさんの聴衆に聞かせようよ、これ

p.s. 処でハイドン・ヴァリエーションの九重奏版編曲とかってあっても・・・、いーよね?
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弁天百暇堂Vol.5 小夜曲三昧(その2)

2012-11-09 12:33:40 | ライヴ見物
ドビュッシー : マンドリン
フォーレ : 5つのヴェネチアの歌 op.58 より「マンドリン」

来たよ、来たよ。毎回、な~んかプログラムに細工が施されてるんだが、今回はよりによって歌曲だよ。どうやら同じタイトルを持つ曲同士で、フランス二大作曲家の対決と来たわ!元ヴィオラ弾きとしてはどっちに軍配を上げるべきか悩むとこなんだが。年齢的にはドビュッシーの方が17も年下、でも演奏する順はこれでいいんでしょうね。フォーレの和声進行が感じられるや否や、何かがワタクシの頬を伝っていきましたとさ、ちゃんちゃん(客席の気分を入れ替えるのに、もう少し曲間を空けたほうが良かったかも)
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弁天百暇堂Vol.5 小夜曲三昧(その1)

2012-11-08 19:49:58 | ライヴ見物
 L.v.ベートーベン / セレナード ニ長調 作品8(1797) - この作品はその難しさのためにプレイヤーが嫌だといわない限り大変愛される作品である。 =難易度3= (『クワルテットのたのしみ』E.ハイメラン、B.アウリッヒ著 中野吉郎訳)

いやー大健闘!演奏者コメントに「いろんな意味で楽しい一時を過ごしていただければ幸いです。」とあったが、無条件でぎゃははと楽しんじゃいました。このセレナード(ディベルティメントかも)が貴族を対象としたのか大衆のための音楽か、それは判らんけど当時の楽師はきっとこんなことやってたんだろーな、と思うとなんかうふふと思うのです。娯楽音楽的タイトルに従って六つも楽章が続くんですが、客にカマかけてみたりエンドで冒頭が戻ってきたり、聴いてると中身はすんごく充実した曲で、それは演奏してるメンバも全く同じだと思うのでし。そうした点はぢつによーく消化してましたよ。こっからあとは、おじさんの戯言ね。ここまで来たらあと一歩だ、さっさとやるべきことを掴んじまえ。いつまでも若く居られると思うなよ、すぐに歳食ってもおオレ達と同じになっちまうんだからな。すぐに目標や指針が見つからないとは思いがちだが、そりゃあ違う。こう弾くべき、弾けるべきっていうラインはジョーシキで考えたその範囲でそれこそ十分なんだ。だからそれを想定したら、すぐに具体化に取り掛かろう。楽成り難く、老い易し。具体的に何時までかって?そりゃ2ndに姫を迎えるまでよ(追記:とか偉そうなこと言ってやろーと思いながら聴いてたんだけど、改めてtubeで自分の演奏聞いてそっくりそれが自分にこそ当てはまると分かったとき、これを書くのは流石にためらったんだが、やっぱり未来ある若者に託さなくっちゃ生きてる甲斐がないってもんだぜ)
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後がコワイ その2

2012-11-06 12:11:50 | ライヴ見物
昨日の続きです。早くも相方の Mariyudu 氏が先日のギターオフ会の模様を tube にupして下さいました。これが little martha だよー、みんな見たってやーっ!(そしてどちら様も、お手柔らかに)

http://www.youtube.com/watch?v=7LnR08BA8E4
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後がコワイ その1

2012-11-05 12:27:48 | ライヴ見物
11/4は練馬区大泉でギターオフ会⇒演奏会観賞、そのあと吉祥寺経由で御茶ノ水に出て、CD漁り⇒飲み会と休日を満喫してまいりましたが、想定量を上回る楽しさで、こんなに調子に乗ってると後が怖いのう、と鳥肌がたってしまうよな一日でした。以下、順を追って。

赤塚発7:13のスーパーひたちで一路、東京へ。愛器S.Yairi SYD-120 は今回が初めての遠出。そもそもが重い本体に加えて重厚長大な時代遅れのケースなもんで、持ち運びがタイヘン。上野、池袋とJRを乗り継いで西武池袋線。しばし人の波にホンローされる。ようやく急行に乗ってみれば、地平線の果てにくっきりと冨士山も拝めて爽快な秋の日。各駅に乗り換えて大泉学園駅下車。ほどなく今回の相方、Mariyudu氏が背にテイラーを担いで現われ、二人してスタジオ入り。

貸しスタジオというのは初めて入ったが、音響もそれなりでいつもは貧弱な音量もすこし違って聴こえる。難を言えば、隣部屋からひっきりなしに練習中のピアノの音が漏れ聞こえることか。little martha はこれが初めての合わせとなる、メトロノームで大体のタイミングを掴んであとは気が向くままにやっていったが、ちょっと録画もしておこうという段になってどう撮るかが問題となった。結局、向かい合った奏者を両脇に置くという構図。それにしてもアンサンブル自体おそらく2009年位からやってないので、久しぶりにあの楽しさというのか苦しさというのか、アレが戻ってくる感触があった。実は今朝になって、どうやって弾いたんだっけ、と思ってチェックしてみたら、自分で譜面書いてるにも拘わらずそれとは違う弾き方をしておった。思い込みでやる時よくある話なんだけど、まあ、細かいことはいいじゃない?こうした場を設定してみるとやっぱり一人でやってると気が付かない点がよく見えてくる、機会を作るようにして定期的にやっておくべきだと痛感した。個人でもいろいろスケジュールがあるところを快く相方を引き受けてくださった Mariyudu 氏に改めて感謝したい。

そして昼飯タイムをはさんで、午後は演奏会の観賞から始まる。(つづく)
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