津原泰水さんの訃報に接し、呆然としてます。twitter を通しての津原さんの思い出と云えば、これですね。どうか安らかにお休み下さい。
https://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/1040e0fdf16879460b9e03c7e3f8d8cd
いやー、ログをちゃんと残しとくべきだった。津原さんはあの時、私の無茶振りを凄く喜んでくれて。。Country For Old Men をご紹介下すった tweet には収録された Jolene のPVも添えられてたっけ(そう云えばオリビアもね。。)。
当初は上記blogにある通り A Go Go にハマってた私だったが、何時しか津原さんのオススメ通り Country For Old Men に傾斜して今に至る。私が好きなのは 6. Mama Tried、8. Faded Love そして 11. You're Still The One だ。特に6の春の夕暮れの如く消えゆくエンディングは、何物にも代え難い。
ところで『クロニクル・アラウンド・ザ・クロック』には様々な音楽が登場する。文中に流れる曲はすべて選曲されてる、との事、主人公がバンドとジャムを繰り広げるシーンではロックオペラ「トミー」から『ピンボールの魔術師』が想定されてたらしい。(うろ覚えなので違ってたらすいません、著者さま)
小雨が降っていた。閉じた店のオーニングテントの下で彼が立奏していたのは、スコット・ジョプリンの曲だ。その旋律に思わず足を止めた。伴奏と主旋律を同時に奏でるタイプの、私なんかにはどうやっているのか見当もつかない、巧みな演奏だった。(津原泰水『クロニクル・アラウンド・ザ・クロック』p.301)
この本を読んだ頃、丁度ラグタイム・ギターにぞっこんだった私は思わず膝を打った。このシーンに登場するジョプリンのナンバーをモノしようではないかっ!幸い著者は作中の曲はすべて想定してる筈。勢い込んでまたまた tweet してみると。。
どうもどなたか表にいらしたようなので、きょうはここらで。(ちと早くないか。。)