銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

少し落ち着いたので

2013-07-01 12:23:11 | 日記
○カルテット・ヴェロニカ|ウィークエンド・サロンvol.1 音楽サロン‘パパゲーノ’ 2013.6.29(土)14:00~
  (曲目) ハイドン : 弦楽四重奏曲第77番 ハ長調 op.76ー3 「皇帝」
       ベートーヴェン : 弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 op.18-1

絃楽クワルテットを聴く、とはどういうことか?取敢えずその辺は置いとくとして、少なくとも気楽に聴きたい。なにせ室内楽に大切なのは親密さだ、観客には会を盛り上げる大切な役割が割り振られている。ヴァイオリニストの指が震えてるのは、あなたの無遠慮な視線のせいかもしれんのですぞ!という辺りを自戒しつつ、とにかくお気楽をモットーにヒゲも剃らず顔も洗わずいつものきったならしいカッコで会場へ向かう。最寄りのバス停から高速バスに乗り、降りた先はもお大都会。しかし都営大江戸線のワナが私を待ち受けていた。JR新宿駅から遠く遠く離れた「新宿」駅、優に地下5階以上はあろうかという魔の巣窟、最寄り駅と言いながら時間距離8分もある炎天下の昇り坂(最後のは大江戸線、関係ないね)マンションの一室をホールに改装したと思われる地上4階の演奏会場に着いた時には、もう死んでますた。辺りを見廻せば、会場の隅にいらっしゃった年配のご夫婦を除いてはあちこちのオケのメンバーと思しき無遠慮な振舞いの若者(ワシからみれば)がワイワイキャーキャー、ひとり朴念仁を決め込んでおりましたが、そろそろ聴衆としての引退も頭をよぎったお。おっと、演奏についても少し書いておかねば。きょう私は、奇跡を見ました。よ、ヨーゼフ・ロイスマンの再来だあ。N響コンマスをして「棒のような音」と言わしめた、あのユニーク(と言っていいのか、言葉が見つからない)な音色。〔ベートーヴェンで1stを務めた方のことを言っとります。〕そういえばそん時の2ndのツッコミもシュナイダーぽかった様な。御来光を浴びたような演奏、ありがとございました。最前列から、twitterでもないのにブツブツつぶやいて、さんざんプレッシャー掛けてすみません。皆さん、けっこうはっちゃけて弾いてて好感度大、もっと開き直ってもよいのよ。次回に来るだろうモーツァルトは、何を選曲するのかから楽しませてもらいますので、以後ヨロ。とはいえ会場にオーイツする、あのウチワのフンイキだきゃあ、何とかならんもんか

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