表題は弦の振動を拾うピックアップ部をボディに直付けしないエレクトリックギターの構造を差すが、それはともかく結婚記念日だってのに忙しい一日だった。ぢつは来週13日金曜日(縁起わりー)カイシャで同業者70名を集めてのサミットが開かれることになってて、社長命令というか宴会の余興でギターを弾くことになったんだ。(誰?自分から言い出したんでしょ、とか言ってんの。)せいぜい5分10分の慰みごとだから曲はすぐに決まったものの、結婚式場でアコギ一挺じゃ結果は目に見えてる。急遽、音楽室で眠ってるピックアップ装着のセミ・アコ、ゴダンの出番となった。でも弦は錆でまっかっかだじょ。午後の行き先はもちろんUTSU工房@笠間だ。出向くと20年来の知り合いになるN氏が来てる。なに、ギルドにピックアップを付けるですと?その話題で埋め尽くされる記念日だなあ、折角FG-75を持ってきてたので弾いてもらう。ふふ、苦戦してるな。ところで早い情報を披露してしまうが、入荷したばかりの寺田製OOO-28はいいぞっ!値段もまあお手頃、先日あったコピモデルよかzってーいい。争奪戦にわたしもぜひ参加させてください。アコースティックギタの尺度のひとつ、伸音(サスティンといふ)とピッキングの相関関係についてひとしきり盛り上がってN氏退場、その前から店に姿を見せていた作業服姿の方はわたしよりなんと二周りも年かさがあって、それなのになにこの指さばき!まったくUTSU工房にいればそれだけ知己も広がり見え方も変わる。それだけで生きてる価値があるよな気がする休日の遅い午後なのであった。でもこれだけでは当然終わらない、ショバ代替わりにエリクサ2セットを買い急ぐ家路、アーチトップ型ギターの弦代えは初めてだったが特にモンダイも無く終了、テキトーに弾いてそんで明日に備える。そう、明日の記事は見逃せないよー
the piano scene of Dave Mckenna 、Erroll Garner plays Misty の2枚がライブラリに入庫。棚に手を伸ばし掛けてつい考えてしまう様なのじゃなくて、さっさとプレーヤーに放り込める様なのが欲しかった。楽しくしてくれるのがやっぱり音楽だな、と思ってる次第。夕刻はヤスジロー氏@ムーンシャインのお誕生パーティを兼ねたイベント「ラストワルツ」@90EASTへ。職場のすぐ近くなのだが、飲むのならクルマでは行けず、でも公共交通機関の便は大変悪いところにあるのだ。こりゃ水戸駅南口からタクシーかと腹を括ったが、さにあらずキセキ的に目当ての場所のまん前まで乗せてくれる便に乗ることができた。飲み代に回せる分が増えて言うことなしなさたでい・ないとでした。(このバスは土日も運休することなく走ってるので上市(「うわいち」と読む)に住んでる人が90EAST@米沢町に行くには大変便利です。ギグにもまあまあ間に合うと思うよ)
10月3日(土) かしゃま文化会館 「開通式」 OPEN11:30 LIVE START 13:00 りりぃ、芦田ちえみ、with me!、トリルイ、なかのひろきと素敵なへんてこ団 (出演順) DJ バカップル
今年2月に惜しくも閉館した かしゃま文化会館@笠間が秋の好天のもと、周囲のご好意と新旧フォロワーの全面協力で運転再開と相成った。まずは、おめでとうと言いたい。窓枠が白く塗り直された以外、外観は以前と変わらないが、内装は三脚あった固定イスを思い切って取り払うことで居住性を良くし、ほころびの目立ってきた長椅子のビロードもレザー張りに改め、網棚や照明に手を加えた結果、ローカル線を走る車両から急行列車くらいイメージが変わった。は、ちょっと褒めすぎ?それでも、今日というタイミングこそ逃した旧常連どもも、ぼちぼちやって来れば皆それぞれ気に入ってくれることだろう。さて本日は再オープンを祝して半日に及ぶライブも催された。好天とは書いたが、実を言えば外は結構暑く、八郷方面からの強い西日に真っ向勝負を挑んだプレイヤーの皆さん(挑まざるを得ないんだけど)、たいへんお疲れさまでした。なかでも芦田さんのピアノプレイは表情がすばらしかった。DJの選曲及びツナギの技には皆唸っておったよ。個人的には、なかの君の Guild D-50 というギターに触れて最高でした。Dave Van Ronk の弾くギターのまさにその音がしたっけ。日もとっぷり暮れ、車内にお集まりの皆様に混じってご馳走に預かり、歓談など。しかし最高の展示スペース「かしゃ」が帰ってきたとなれば周辺の作家連中が放っておくはずはなく、今後のスケジュールも楽しみである。まずは末永くお付き合い願いたい
那珂川は水戸と那珂の両台地の間を流れており、遠くに眺める那珂の台地は今でもうっそうとした森に覆われており、そこを分け入っていくと幾らかの民家の向こうに鎮守の森に囲まれたお社が見えてくる。きょうはなつまつりの日。さばけた神社で三方向を大きくはだけだ本殿にドラムセットを据え、両脇にはスピーカーセットを設え。丸に東の字をあしらった半被の地元の方々、屋台も準備万端、老若男女が集い始める中、トップバッターはファミリー運営のファンクバンド(10歳位の男の子がヴァーカルを取るのだ)、続いて三日月窃盗団。こちらはヴォーカル2人という三日月いうより新月に近い編成であったがそこはそつなくこなしていた。ドドイッツもドラムを欠く3人編成だったが、選曲の妙で会場を盛り上げる。とトリに出てきたのはタマげた9重奏団。アルトサックス、トロンボーン、アコーディオン、マンドリン・・。ステージ中央にはなんと踊り子!いやはやヤラレました、これ毎年やってるってホントですか?那珂市東木倉清水寺(明治に混乱があった結果らしいけど、外見は神社だなあ)。ひさしぶりに人間のエネルギーに触れただよ。ほかにも書くことあるんだけどそれは後日きょうはこれまで。
さる18日、銀杏坂下のカフェ ミネルバ で地元シンガーのさいとうゆいさんが歌っていた。ドレッドノートを一回り小さくしたサイズのギターが気になって、終演後弾かせてもらった。K.Yairi 製。低音の出るギターが必要になって、一生懸命バイトして買ったとのこと。彼女の「サイレン」という歌は DAEDAD という独特のチューニングも魅力のひとつである。Yairi、お勧めですよー、ですって
いささか前の話なのであるが2/20(金)、東京・町田はカフェ万象房で行われたアコースティック・ギターのデュオのお話。半休を取ってやっとこさ辿り付いた町田、小田急線を降りて細い路地を分け入っていく。お世辞にも広いとは言えない店内の指定された席は演者の真横。ひっつくように三人分の席が用意されているが、両脇はどうもギターの達人たちらしく通称「審査員席」だそうな。ブルーズ・ギタリスト打田さんにお会いするのはこれが3度目、ラグタイマーの浜田さんにお会いするのもこれで3度目。いまラグタイムに凝っているので話はそっちに行くが、浜田さんがソロ一発目を Climax Rag で始めたのにはちょっとぶったまげました。細かい音型やら厚い和声がステージでちゃんと伝わってくるというのに感動(他の人と観点がズレてるのは勘弁して)。続いてCD録音時の秘話を交えながら the Chrysanthemum (菊の花)、難曲だとは言っても一体どこをどうやってるのかサッパリ判らないのだが、とにかく尻に火だけ付けて貰いました。歌ものCDリリース直後なのでそっちのピックアップも多かったが、純粋器楽信奉者としてはあの1999年のアルバムから聴かせてくれるのがいちばん嬉しい、いつも聴ける小樽市民がうらやましいぞ(浜田さんは地元小樽の運河沿いで精力的にストリート演奏を続けている)。ライブの少し前に流れてきた浜田版 St. Louis Tickle の披露予告ツイートも実現、トークが Dave Van Ronk に及んだ辺りが今晩のヤマ場だったかな。それに引き寄せられるように打田大御所もゲイリー・デイヴィスのメドレーなどやっておられました。オープニングのデュオから始まってそれぞれのソロの後、最後また合流して、というステージ運びなんだけど、気になるのは電車のお時間。明日土曜はシゴトなんだよお、泣く泣く最後の部分を諦めて奏者二人と固く握手、満席のお客さんにも見送られて(何しろステージ脇から店後方の出口まで、客をかき分けて進まにゃならない)終電で水戸に戻って参りました
去る1/24は inweu ⇔ バイキングス の対バン鑑賞@宇都宮が目当てであったが、せっかく行くのならとやや北に位置するミート&ギターショップこしみず@宝積寺訪問からスタート。随伴は常連のカミさんでなく第二皇子、我が家の四代目に当たる日産ノートの慣らし運転も兼ねている。駅の横手にある大型の大谷石倉庫を改修したホールではトヨタ社とホンダ社のバンド同士がしのぎを削っていた。辺りに漂う轟音。こしみず亭訪問は単なる冷やかしでなく、最近ダブつき気味のアコギ・リサイクルが目的。ということで、さらば BW-40。中古CDの段ボールボックスから、よせばいいのにスティーリー・ダンの2ndなど購入、勢い余ってアル・クーパーとマイク・ブルームフィールドのライブ'68も。ブルーズはええやろ、などと知ったかぶりしながら、ノートはR4を南下
小川倫夫&バイキングス、inweu 2015.1.24 20:00~
今年初めてのライブは宇都宮、オリオン通りにあるレコード屋さんの、更にその奥にある Bar。小川倫夫(おがわ みちお)さんはアコースティック・ギター界では指折りの方なのだが、今回はソロでなくバンドにて登場。民謡を様々なアレンジで聴かせちゃおう、というコンセプトのもと、氏のアコギの他はドラムス、パーカッション、フレットレス・ベース、アルトサックス&フルート、それに女性ボーカルという6人編成である。1曲目 so early in the spring から英国トラディショナルを順に巡り、最後を北欧もので締める構成。ズージャのエッセンスもさることながらアレンジがファンクにまで及ぶと、お客さん大喜びである。少々粗削りな印象もあったが、これからもっと練られることだろうし、水戸にも来て下さるそうだから楽しみがひとつ増えた。 さて県外は初のお目見えという inweu であるが、アコースティック・セットということで二挺のギターがそれぞれよく聞き取れて有意義だった。新曲に加え、レパートリも昨年のアルバム・リリース時とは大幅にアレンジが変わっており、きちっと演奏する以前のスタイルからライブで客とやり取りする方に重心を移してきている様に思えた。ただエレクトリック・セットならストレートに伝わるところがこの形だとなかなかそうは行かない所もあり、本人たちも歯がゆい思いをしてるかも。何にしても、またタマを仕込んでいるのが伺えるので、今年も楽しませてくれそうである。 11時過ぎに宇都宮を辞し、水戸到着は翌日1時。老体にはキツくなってきたのであった
運河のカモメ 東北関東ツアー2014 9/7(日) 千葉県香取市 「花水木」
小松崎健(ハンマーダルシマー)、 浜田隆史(ギター)
利根川をふたつ越え、潮来と並ぶ水郷のまち、佐原へ。オタルナイ・チューニングの開祖が小樽からはるばるやってくる、これは是非お会いしていろいろ伺わねば!駅の裏手の私設ダンスホール、つるっつるの床にソファーを設え、同年輩以上の客30名くらいを迎え、始終ゆるい運びの90分。会場はそこそこの広さ、奥行きも結構あるなか、アンプを使わず十分聞こえる音量に感心する。カワセのマスターOMはスチール弦を張ってるのにクラシック系のノーブルな響きで、ときどき錯覚する。ギターの伴奏にダルシマーのメロディが乗るが、ギターの間奏に健さんが被せるハミングが良かった(最初、誰が歌ってるんだ?と思っていた)。終演後、あいさつもそこそこ Maple Leaf (きょうの演目にも入っていた。)のフィンガリング、Merry's Fish の聴き取れなかった箇所についてわさわさと質問。浜田氏は親切にギターを取り出しラフを弾いて見せてくれたが、その場の対応力が不足であんまり吸収できず。もっと真剣に受け止めねば!さて8月最終日から連夜続いたツアーも昨日が千秋楽、お二人は北へお帰りになられたことだろう。お疲れさまでした
金曜夜は千波湖畔で花火。雨で潰れると踏んだのだが。帰途オーパ@栄町、これがだいたい1時くらい。翌日は黄門祭りのスキマを突いて備前町を彷徨い、やがて西の谷へ。木の階段を踏んで降り立った底はテントと屋台が立ち並び、K5店主とさいとうゆいちゃんがレコード屋を招いてトークの最中。そのまま INWEU と ドドイッツ のライブに突入。帰途オーパ@栄町、この晩はだいたい9時くらい。日曜はごっじーら。朝いちで内原方面。概ね満足したものの(××がいい)、少しもやもやして「バトルシップ」、「カプリコーン1」のDVDを借り出し、鑑賞
90EAST / Beautiful Dreamer's Night Vol.5 6/15(Sun) OPEN 17:30 / START 18:00
LINE UP 【floor live】 スーパーアイラブユー片貝 / ガルベス / 三日月窃盗団 / casta:net / inweu
【VJ】 須藤忠隆 【DJ】 宮本哲弥
会社と同じ町内にあるバー 90EAST に行きました。トリルイと仲間たちを観に行ったのが6/1だったから、ちょうど2週間ぶり。うっかり開始時刻を勘違いして、あわや!でしたが、ステージ進行もそれと並行するように押しており、助かったあ。先日はフロア入って右手奥にステージが設えられたが、今回はテーブルと椅子を取っ払って中央に演者が円陣を組み、四周に配した座席からオーディエンスがそれを取り囲むというセッティング。ずいぶん印象が違うんだ。カウンターから正面壁にプロジェクターで画像を始終映してたのも楽しかった。以下、出演順にご紹介
スーパーアイラブユー片貝 / 昨年の陶炎祭(ひまつり)@笠間でステージを務めていたスーパーアイラブユーはDrとBが女の子というバンドだったが、現在は片貝くんがひとりでやってるのかな?ストラトキャスターを構えステージに仁王立ちする様は、はっちゃけてて良かったです。
ガルベス / 彼の音楽は、恐らくエレクトロニカと呼ばれる形式、そうですよね?(自信なし) 親指ピアノのサンプリングから始まって次第に拡大していく音楽は、会場内に暖かい共感を生んでいたような。長んがい筒をぶおう!と吹き鳴らすもおかし。あれってバスキング等でも使う楽器、誰かに問われて、何もない~♪と歌ってたけど、もしかしてフジアイ、知ってんの?
三日月窃盗団 / 今回はベースが加わって、がっぷり四つに組んだカルテット編成。緩くうねる流麗なパフォーマンスでした。「猫街」、いい!どこがいいかというと、メロディに9度跳ね上がる処があるのです。前回オープニングだった「パイロット」がトリに来て、こちらも大分練れてきたなあ
casta:net / つくば市から来た彼はギターの弾き語りと思いきや、エレクトロニカを交えた、なかなか不思議なステージだった。四文字熟語が歌詞に嵌め込まれていて、硬質な感じを失わないところなんか、なかなかな気概がありますね。また、どこかで
inweu / 前身のDuny's Coke から通算すると、ほんと長い付き合いになるな。ベースを加えて電化、更にヴァイオリンが加わって、とこれまで4回ステージを追ってきましたが、90EAST では水を得た魚の如く、集大成的な展開となりました、よかった、よかった。 「三日月~」のさいとうゆいちゃんを加えての「imperfect」もお馴染みとは言え、毎度楽しませて貰ってます。それとフレットレス・ベースだけじゃなく、MCの腕も上がったわたなべ君に拍手を!この後バンドは、6/26に市内でのライブがある様なので、ご都合許す方は実力派ご当地バンドの演奏をぜひ、聞きに行ってください。
http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/cc411f96b319e94e48f3c11b3ff47120
土曜朝ツイッターを覗いたら、愛宕神社@岩間でイヴェントがあるとのこと。では、と6月のライブ鑑賞予定に追加いち。かしゃま文化会館経由で平野の山というには余りに急峻な坂を登り、随分久しぶりの神社。雨がだいぶ激しくなってきていて、会場は社務所2階に変更されていた。
本日のメインは小嶋さちほさんという沖縄のシンガー&竪琴弾き。彼女を岩間に招聘したのは笠間に住んでいた関根さんという方、かしゃま文化会館の常連のひとりだったが、震災で店の復興を断念、今は奈良で奥様と飲食店をやっている。小嶋さんと関根さんが会った折、笠間の話題から自分の祖母がすぐ近くの岩間(現在は笠間市という行政区の元、同じ市内ということになる)出身で・・と話が進み、では愛宕神社で奉納演奏を企画しましょうとなって、きょうのイヴェント「チータゴまつり」が開かれる運びとなった。もともとミュージシャンであった彼女は「どんと」というSSWの伴侶であり、ベーシストとしてそのステージも支えてきたが、2000年に最愛のパートナーを失うという悲劇に見舞われ、それ以来、生と死を見つめる探求の旅を続けてきた、という。
さてその周辺のことがさっぱりな私であるが、この巡りあわせには流石にびっくりした。なぜと言って、笠間周辺は「どんと」ファンがそれこそ溢れかえっているからだ。なにしろファンだというだけで意気投合して、結婚してしまったカップルまでいる始末である、そんな連中が小嶋さんを迎えて盛り上がらないはずがない。地元からは、めがねーず、ムーンシャイン(エレクトリック仕様)、ドドイッツという、まあ妥当なメンツが集まって、いよいよ強まる風雨をよそに「どんと」リスペクトの夜は熱く、熱く
2014年6月1日 トリルイ レコ発記念イベント「ヤンチキバンバン・ナイト!」 at 90EAST @ 水戸市米沢町
出演 : 三日月窃盗団 /geru / がばすあべ / ムーンシャイン / ドドイッツ / トリルイ
健康診断の6月は、ライブ鑑賞月でもある。もう予定が3つ決まっていて、今日は初日。会社と同じ町内にあるbar、90EAST で先日CDレビュウをした トリルイ をトリに据え、出演6バンド、19時に開始して4時間に及ぶ長大なイヴェントとなった。同行したカミさん、よく頑張りました。主役がトリルイなので、的を絞らせて頂きます。まず、定番とは言えアルバムに収録されなかった「ラバの唄」がオープニング、これはかとう君の持ち歌だがステージのひとつマイクをまつむら君と仲良くシェアして歌う、しかし距離があんまり近すぎるので会場内に疑惑の声が・・。さて前半はまつむら君をメインに、「あの娘はパンクロッカー」、「よれよれ節」、そして「帰り道」。特に三拍子のバラッド「帰り道」は心に沁みる佳曲、今日ひそかに期待していたのだ。ここでゲスト・ベーシストの女の子を迎え、レゲエ調の「いったんもめん」(ベースはグリッサンドが決まってた)。トリルイはメインボーカルのチェンジの他にも、ギター ⇔ 打楽器など頻繁にフォーメーションが変わるので、それを保たせる為にもMCは欠かせない。今晩はDJみたいな遣り取りに始終したが、あれも先日のラジオ出演の成せる技か?そしてメインヴォーカルがかとう君にチェンジ、7年になるバンド歴の決定的な結実となった「桑名の駅」(詩は中原中也による)、シャッフルが楽しい「海へ行こう」、エンディングはもちろん「バンバンジー」ということで、ステージに倒れこむお約束のパフォーマンスだが、年季が入って転び方にも貫禄が感じられる。実は最後までいとう君に触れないで来てしまったが、「バンバンジー」でアコーディオンが入れる、さりげない半音階のフレーズ等、しっかり聴かせて貰ってます。アンコールは本日のオールスターズが「デイドリーム・ビリーバー」を合唱しておしまい、さて次回は6/15、同じ90EASTに inweu が登場します、お楽しみに
水戸周辺をベースに活動しているバンド ‘ inweu ’ のCDが、4/29にリリースされた。当日は SOUNDPOST というイヴェントでお披露目ライヴも催されるとのこと、水戸市銀杏坂下に位置するカフェ MINERVA に足を運んできた。inweu はギター、ギター、ヴァイオリン、ベース、ドラムスから成るクインテット、ヴォーカルを伴わない所謂インストゥルメンタルのロックバンド(頭にポストが付く?)で、しかし今回はアクースティック・セットという特典付き、アルバム収録曲に続くエンディングは歌姫さいとうゆいちゃんを迎えての imperfect ということで、まあ文句なしの内容だった。当日は泣き出しそうな空模様、それでも何とか最後まで保ったものの歩いて帰宅する頃にはぽつりぽつり。埃を湿らす心地のよい匂い、地方都市のバンドに似つかわしいかもとかふと思いました
http://inweu.net/
http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/cc411f96b319e94e48f3c11b3ff47120
京都に帰る第二皇子を水戸駅まで送り、その足でひたちなか市の画廊に向かう。日々のスケッチから25点、感じ入るような水彩画を見せて頂いた。ペンで下書きして彩色し、その場で仕上げるのだそうだ。所要時間は一枚二時間程度、どの辺で切り上げるかの見極めが難しいとか。ギタリストである先輩へのお土産は Slat Key Rag の譜面、後はひとしきり音楽ネタで盛り上がる。ディランもそろそろ危ないから、観といた方がいいよ~、と仰られてました。帰宅後は、Georgia Camp Meeting の第二節をさらっていましたが、昨年暮れから頭の隅に引っかかっていたオタルナイ・チューニングを調べたら頭がぐっちょんちょんになって、寝てしまった・・
※ 前回の個展のことも貼っておきます。
http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/b48b769022061439aa805c2599ed0147