Gallo d`Oro(ガッロ・ドーロ)
ガリバルディ広場からファリーニ通りに入ってすぐのところを左に折れた小道にあるトラットリアです。
灯りとにぎやかな声にふらふらと引き寄せられるようにテラス席についてしまったのですが、
後で「ロンリー・プラネット」を読んだところ“パルマNo.1のトラットリア”と紹介されていてびっくり。
(個人的には、No.1は誇大表現かなぁ、という気もしましたが・・・。)
昼食が遅めだったせいであまりおなかが空いていなかったので、
軽めのオーダーにします。
ヴィーノ・デラ・カーサ(いわゆるハウスワイン)を頼むと、
ラベルにガッロ・ドーロ(金のニワトリ)が。
並みの店ならこうはいきません。
前菜はトルテッリをあげたもの(中は空っぽ)とクラテッロです。
プリモは「リゾ・ディ・プリマベーラ(春のリゾット)」です。
もうちょっと気のきいたオーダーをすればよかったかなぁ、とも思いましたが、
このあたりはイタリアでは米どころなのでまあはずれではないでしょう。味も合格点でした。
写真にすると見栄えがしませんが、野菜ベースのリゾットでやさしい味です。
「ロンリー・プラネット」には、「自家製デザートのために胃袋に余裕を残しておこう」と
書かれていましたが、読んだのは日本に帰ってきてから。
残念ながら、その晩の私たちの胃袋には、ドルチェのための余裕はまったくありませんでした…。