i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

コルティナからベッルーノ(Belluno)へ

2011年11月01日 | ドロミティ

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いよいよドロミティに別れを告げる日がやってきました。
昔は鉄道の駅だったというコルティナのバスターミナルから、
まずはカラルツォ・ディ・カドーレ(Calalzo di Cadore)までバスに乗ります。

オフシーズンのコルティナは本当に不便で、カラルツォからFSで何回も乗り換えてヴェネツィアまで出るか、
タイ・ディ・カドーレでプルマンを乗り換えてベッルーノ(Bellno)からFSに乗るか、
を決めかねていたので、とりあえずカラルツォまでの切符を買ったわけです。

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プルマン自体は快適でした。
ドロミティの山々を眺めながら、カドーレ渓谷の小さな町々をバスは巡っていきます。

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コルティナを過ぎてしばらくすると、車窓からはペルモ山(Monte Pelmo)が見えてきます。
なかなか写真を撮るタイミングがなく、ずいぶん遠くからの写真になってしまいましたが、
車窓からはもっと間近に見ることができます。

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やがて右手に、チビアーナ山系の主峰、
サッソルンゴ・ディ・チビアーナ(Sassolungo di Cibiana)が見えてきます。
その手前、谷をはさんだちょうど向かい側に見える集落が、ムラーレス(Murales)と呼ばれる壁画で有名な村、
チビアーナ・ディ・カドーレ(Cibiana di Cadore)です。
プルマンやFSの時刻が許せば、ぜひ訪れてみたい場所だったのですが、
今回は残念ながら車窓から眺めるだけになってしまいました。

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やがてプルマンは谷を抜けて、ピエーヴェ・ディ・カドーレ(Pieve di Cadore)へと向かいます。
ピエーヴェの街の少し手前には、写真のような美しい風景が広がっています。

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ピエーヴェの市庁舎前広場です。ここも時間があれば、下車してゆっくりしてみたかったのですが・・・。

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プルマンは、ピエーヴェの街を出てからほどなくして、
カラルツォ・ディ・カドーレ(Calalzo di Cadore)のFSの駅前に到着しました。
列車が来るまで一時間と少し。
プルマンの時刻表を確認すると、10分ほどでベッルーノ行きのプルマンが出発します。
これはプルマンに乗るしかない、ということですぐに切符を買ってプルマンに乗り込みます。

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乗り込んだプルマンは、タイ・ディ・カドーレ (Tai di Cadore)までもと来た道を引き返していきます。
これならチビアーナに行けたかも、という思いが頭をよぎりますが、いまさら言ってもはじまりません。
ベッルーノで少し時間の余裕ができたことを喜ぶべきでしょう。

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Tai di Cadoreの近くからの眺めです。正面に見えている山はクローダ・キュズ(Croda Cuz)で、
その奥がチビアーナ山系、チビアーナの村は写真の右手です。クルマなら15分程度でしょうか。

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タイ・ディ・カドーレのバス停です。
コルティナから同じプルマンに乗ってきた人が、ここで私たちの乗ったプルマンが来るのを待っていました。

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今日もいい天気、バス停からも山々がきれいに見えます。
ドロミティの山をこうやって眺めるのも今日で最後かと思うと、ちょっとさみしい気持ちになります。

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プルマンは、一時間ほどでベッルーノの町に到着しました。
私たちにとっては、ボルツァーノ以来の大きな町です。
列車の出発まではまだ時間があります。ベッルーノの町を少し散策してみましょうか。

アメリカン・エキスプレス

コメント
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