エルコレ1世通りとビアジオ・ロッセッティ通りの
交差点の角にある4つの建物のうちの1つは、
通称“ディアマンティ館”と呼ばれています。
名前の由来は見ての通りで、
建物の壁一面に四角すい状の装飾が
ほどこされているためです。
現在は美術館として転用されており、
フェッラーラ派の絵画などを見ることができます。
コの字形をした建物の内側には、簡素ですが整えられた中庭があります。
ディアマンティ館といえば、その外観のみがクローズアップされがちですが、
美術館とこの中庭はもっと知られていてもいいかもしれませんね。
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