i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

サントロンツォ広場

2008年10月31日 | レッチェとバーリ

082001 サントロンツォ広場は、
 レッチェの“へそ”とでも言うべき場所にあります。
 広場に面して市庁舎があり、ショッピング街にも近いこの広場は、
 いつも多くの人でにぎわっています。

 広場の南側には大きな柱があり、
 てっぺんにはレッチェの守護聖人である
 聖オロンツォの像がたっています。

 確かこの柱は、もともとブリンディシに建てられた、
 アッピア街道の終点を示すための柱で、
 それをここに移築したものだったと記憶しています。

 そして、その上の聖オロンツォの像は、
 はじめはカルタペスタ(この地方の伝統的な紙細工)で
 作られていたのが、火事で燃えてしまい、
 現在の像に変えられたと聞いたような気が…。

 そんなエピソードはさておき、
広場の周りにはバールやジェラテリアが立ち並び、一息つくには絶好の場所です。

一息ついたあとは、西に進んで、バロック建築の傑作が迷路状の路地のあちこちに突然現れる
旧市街をさまようか、東へ進んで百貨店もある新市街でショッピングを楽しむか、
この広場は歴史と文化の出会う場所でもあるのです。

082002
広場のさらに南には、古代ローマの円形闘技場跡が、地中から半分だけ顔をのぞかせています。

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